2007年07月31日

「呼吸練習をしましょう」その3

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2 b)両腕をゆっくり前からあげながら十分吸う。下ろしながらハハハと
軽く息に段をつけて吐く。
  
  c) b)のスピードを早く。一回の呼気でハハハの回数を多くしていく。


昨日の動きと同じ事を手も使っての練習です。
便宜上「吸う」と書いてありますが、昨日通りに肺を開く為の
筋肉運動をするのです。
口や鼻から吸う訳ではありませんので気をつけてください。

a)では単に口から吐くだけでしたが、ここでは呼気を小出しに使って
手が両脇に着くまでの間を分割するように吐きます。
もちろん1回の呼気を使うのであって、途中で吸うことはありません。
間違って慌ただしく吸ったり吐いたりしないようにしてください。

その間胸が落ちないようにする事が大事です。
歌うという行為の代わりに呼気を使っているので、もし胸が落ちてしまうと
歌が歌えなくなってしまいます。

c)では一度の呼気で分割する数を増やします。
例えばb)では一息で10に分割したとしたら、
c)では20に分割するようにします。
分割する数が多ければ当然スピードは上がります。
その間の自分の身体をよく観察してください。
ごく普通にどこにも力みがなく出来なければなりません。

posted by キミコ at 22:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体と声作り基礎編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月30日

「呼吸練習をしましょう」その2

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2 a)両手を腰に。息をゆっくり吸い(肺を広げて)早く吐く。
吸気は5,4,3,秒と色々な組み合わせで。


息をゆっくり吸うという行動は鼻や口から吸い込むことを指している訳ではない
ということはここを読んで下さっている方には既に理解済みですね。

横隔膜を下げて肋骨周辺を開けて、肺を開く
ということをして下さいね。

つまり
肋骨の一番飛び出ている骨が左右に広がるようにする。
その為には広背筋を使う。その力を得るために丹田を使う。
丹田を助けるために臀筋を使う。・・・
その結果横隔膜が下がって肺の面積が広がるのでしたね。

その流れを掴むためにゆっくりと身体を意識するのが2a)の目的なのです。
十分身体を広げてこれ以上広がらないことを確認したら、身体を広げたままで
口からごく短時間でふっと息を吐きます。

これを忘れるとこの練習の意味はどこにもなくなるのです。

その際もっと注意することは
身体に余分な力が入っていないかという確認作業をする事です。
常に自分を見ていること、観察することが出来なければこれから歌う為に
沢山の他の作業も出来なくなります。

いつも書いていますが、歌うという行為には偶然はありません。
何もかも計算しつくして緻密に歌を織り上げていくのが歌うという行為です。
もちろん鼻歌には必要がありませんが、人に聞かせようと思うのなら不可欠の作業なのです。
自分の行動の確認が歌うという行為への第一歩なのです。

それはともかく

これ以上身体が広がらないという感覚をまず記憶します。
身体の突っ張り具合や皮膚の感覚や緊張の度合いをとにかく記憶します。
次に5秒かけてまた徐々に身体を広げていき、その感覚を再現させます。
また息を吐きます。
次に4秒かけて感覚を再現させます。又、息を吐きます・・・
というように1秒ずつ時間を減らしていき、最後に1秒間でその感覚を再現します。

これがいわゆる歌に置ける「吸う」という感覚を作り上げていくのです。
身体が無意識に歌い出し、及び楽譜の「ブレスマーク」つまり「∨」マークを見るたびに
この吸うという作業が出来なければならないのです。


posted by キミコ at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体と声作り基礎編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月28日

「呼吸練習をしましょう」その1

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大分回が重なってきました。
皆様にも実際レッスンでやっている事をお見せすることにしますね。

1 a)まっすぐに立って両腕を何気なく早く肩の高さまで持ち上げ、
  その時に息を吸っていることを自覚する。
  ゆっくり息を吐きながら腕を元の位置に戻すが、
  吐き終わりと腕の位置がぴったり合うように呼吸をコントロールする。

b)その逆に、腕を早く下げながら吸う。あげる時に息を吐く。
c)両腕を肩の高さまで早く上げながら吸う。下ろしながら吐く。
 d)その逆に、早く下ろしながら吸う。あげながら吐く。


歌うことは話すこととそれほど変わりはありません。
普段通りの呼吸をする練習です。
何が普段通りか改めて聞かれるとわからないのではないでしょうか。
人に話しかける前に不自然に息を吸ってから話をする人を私は見たことがありません。
そういう呼吸を練習するわけです。

息を吸い込んで歌い出さないならどうするかはこれまでに何度も書いてきました。

横隔膜を下げて肋骨周辺を開けて、肺を開く

何気なく手を挙げるという行為の中にも自分の呼吸を意識出来ないといけません。
口からでなく、鼻から少しだけ吸い込んでいることを認識してください。
その量さえあれば肋骨周辺を広げる筋肉の動きの協調があれば事足りるのです。
肋骨は広がりましたか?
胸の筋肉は上がりましたか?
肩胛骨は下がりましたか?
背筋は広がりましたか?

その次の段階がとても大変だと思います。
呼気の量と手を下ろすスピードがぴったり合わないとだめなのです。
つまり自分の呼気の量を嫌でも認識しないとこの動作は成り立ちません。
なかなか合致しないと思います。
実際生徒さん達はとても苦労しますよ。

次に腕を元の位置に戻しますが、横隔膜は下げたままにキープします。うっかりと普段の身体の状態にしてはだめなのです。
歌い終わりならそれも大丈夫ですが、歌は続いてると仮定すると
いちいち元の場所に戻しては次の動作が成り立ちませんからね。
横隔膜は下げたままにするのが歌唱時に置ける重要な点です。

C)はかなり歌うための動作としては楽な動きです。
困るのがb)とd)でしょう。実際にやってみると納得すると思います。
なぜなら呼吸に反した動きになるからです。
これをすることで益々自分の呼吸を意識する練習をする事が出来るでしょう。
ラベル:呼吸練習
posted by キミコ at 21:46| Comment(3) | TrackBack(0) | 身体と声作り基礎編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

レッスン前の儀式

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 呼吸のコントロールをしましょう

1 a)まっすぐに立って両腕を何気なく早く肩の高さまで持ち上げ、
  その時に息を吸っていることを自覚する。
  ゆっくり息を吐きながら腕を元の位置に戻すが、
  吐き終わりと腕の位置がぴったり合うように呼吸をコントロールする。

b)その逆に、腕を早く下げながら吸う。あげる時に息を吐く。
c)両腕を肩の高さまで早く上げながら吸う。下ろしながら吐く。
 d)その逆に、早く下ろしながら吸う。あげながら吐く。

2 a)両手を腰に。息をゆっくり吸い(肺を広げて)早く吐く。
吸気は5,4,3,秒と色々な組み合わせで。
   
  b)両腕をゆっくり前からあげながら十分吸う。下ろしながらハハハと
軽く息に段をつけて吐く。
  
  c) b)のスピードを早く。一回の吐気でハハハの回数を多くしていく。

3 a)10秒吸う。5秒止める。10秒吐く。
b)a)の方法で15秒吸う。5秒止める。40秒吐くを目標に。
初めに吸う前に軽く何度か息を吐いておくこと
吐き出して苦しくなってきたら体の緊張をほぐすことを考えること

4 a) 普通に鼻で吸い、鼻で吐く。
b)普通に口で吸い、鼻で吐く。
 c)静かに鼻で吸い、普通に口で吐く。
d)早く鼻で吸い、静かに口で吐く。
  e) 早く鼻で吸い、息を止め、早く口で吐く。
  f)ゆっくり鼻で吸い、息を止め、ゆっくり口で吐く。
  g)深く鼻で吸い、口からゆっくりA-の発音。Sーの発音。
h)深く口で吸い、ゆっくり鼻からNーと口を閉めて声を出す。


上に書いたものはレッスンの前に実践しているプリントです。
慣れてきたらこのプリントに添っていわばレッスン前の準備体操を致します。

とても簡単そうに見えると思いますが、実はとても奥深いものです。
次回から少しずつ言葉を足していきたいと思います。
ラベル:呼吸練習
posted by キミコ at 21:20| Comment(2) | TrackBack(0) | 身体と声作り基礎編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月25日

自分の身体を撫でてあげましょう

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これを読んで下さっている皆様はマッサージをなさいますか?
余り習慣にされて居られる方は少ないかも知れませんね。
私はストレスから来る身体の痛みでもう10年以上、中国整体に通い続けています。
そのお陰で自分をマッサージするクセがついています。
ただ単に身体をそっとさするだけでも神経の痛みには効きます。
表面に現れた緊張がそれで和らぐからだそうです。

レッスンに通ってきておられる生徒さん達は中高年の人が多くて、
身体のどこかが年齢相応に堅くなってしまっています。
いくらストレッチをして伸ばそうとしても、それ以前に筋肉が強ばっているので、
その場合は先に軽くマッサージをするとストレッチも効いてくるのです。
その話をすると全く自分で身体をさすることさえしたことがないと、
殆どの人に言われました。

頑張ることが美徳であると育った世代です。
ずっと頑張り続けて強ばった身体にこれ以上何をさせようというのでしょうか?
「自分にご褒美」が流行っていますが、こんな人たちにこそ
ご褒美に身体を撫でて上げて頂きたいものです。

ついに夏本番となりましたが、シャワーだけで済ませないで
ちゃんと湯船に浸かって下さいね。
どんなに身体が冷えてるかちょっと背中に手を回して触ってみて下さい。
意外に皮膚が冷たくなっていませんか?
これでは身体の強ばりが出て当然なのです。
きちんと湯船に浸かって身体を温めて上げましょう。

これも自分という「楽器」の大事なメンテナンスです。
ラベル:マッサージ
posted by キミコ at 22:27| Comment(2) | TrackBack(0) | 身体のメンテナンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月21日

ジムはネタの宝庫

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昨日も書いたのですが、ジムは本当にレッスンの材料が至る所に
ごろごろと転がっているところです。
常に頭の中にアンテナを張ってキャッチしようと目を皿のように、
耳をダンボのようにして自分の動きを考えて動いてきています。

今考えていることは、というより常に考え続けていることですけれど、
誰にでもわかりやすく、自分の身体をどう動かしたらどんな声が出るのか
を伝えたいという事です。


この仕事を始めてから現在のやり方以上にもっと簡単に、もっと早く
理解してもらえる動きはないかと模索してきました。
方法をマニュアル化の出来る分野ではないので、十年一日のような伝え方も
大衆薬品のように万人に合うものもあるわけではありません。

だからこそ燃えるのですね。

生徒さんに理解して頂いて思う声が出て、ご本人がその声に驚いた瞬間が
私の生き甲斐だというわけです。

私が楽しいから生徒さんも楽しくなる、というのが本来のレッスンのあり方でしょう。

野口体操の創始者である野口三千三氏がこんな事を書いておられます。
「意識でとらえることのできる事柄は、きわめてかぎられた一部の現象だけであって、
意識にのぼらないままの、永久にその主人にさえ認められないままの
働きこそ、むしろ、生きることにとっての基本的能力ではないかと思われてならない」


これを読んで納得したんですよ。
意識に登らないほどの働きってどんなものか知らないで死にたくはない!
なんて大げさですけれど、くやしいじゃありませんか?
やはり知らないままに漫然と生きていくなんて・・・・

ずっと追い求めてきたことと共通する感覚があるんですね。
一事が万事ですもの。きっとこれからも満足することなく
追い求めていくような気がします。

今やっていること、私が得たこと以上にもっと良い方法があるに違いない!
常にそれを書き換えていきたい私です。





posted by キミコ at 21:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 内的感覚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月20日

身体は自らを守る

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私が週に3日もジムに行っている話をご存じですわね。
自分の筋肉の開発保全と共に、筋肉についての情報やトレーニング方法、
またレッスンのネタを卸しに行っています。
ここは本当に色々なことを教えてくれるし考えさせてもらえる貴重な場所です。

様々なトレーニングやスタジオ参加が出来て、ここに通ってくるお客さん達が
自分の思うように時間を過ごしています。
何年も通っているとそれなりに顔見知りも出来て、人がやっていることも気になってきます。

余り顔なじみのない60代とおぼしき男性が最近気になって仕方がありません。
え?イケメンだからですって?
残念ながらその逆さまでいかにも血圧が高くて、物事の結果を重視しそうな人です。
しかも自分の思うこと以外は受け入れたくないというようなオーラが漂っているのです。

「物事の結果重視」と言いましたが、トレーニングは経過する過程が何より大事で
それを経てきたからそれにふさわしい肉体と精神が与えられるものであると思うのですが、
経過は全て無視をして性急に結果だけを、つまりいかにも素晴らしい身体を欲しがってるタイプの人なのです。

そのトレーニング?たるや傍目をしてみんなをヒカせるに十分な恐ろしさです。
一番大きなダンベルを両手に持って腰の位置も定めずにいきなり振り回すのです。
いかにもやってますよ!というのがありありでそれを鏡の前でやる訳です。
他にも色んなマシーンがあるのですが、全て力任せに息を詰めつつやっておられます。 大汗

その話を夫に(毎回一緒にジムに通っています)すると、やはり夫もマークしていたようで
ああ!あの人だね!と即座に答えが返ってきました。
周りの人たちも見るとも無しに見ていて、みんながハラハラしているようです。

あれでは腰を痛めて次は肩がおかしくなるに違いない、と二人の結論は
簡単に一致を見ました。

そこでふと思ったのですが、
「身体」はひょっとして自分自身を痛みを発することで
守っている
のではないかと稲妻のように閃いたのです。
苦痛を感じたらやはり意欲は鈍りますからね。

そう考えるとやはり自分をよく観察、また対話する必要があって、
身体の発する信号を無視しない日常の過ごし方や生き方をしないといけないなと
思ったのです。
つい自分を取り巻く周辺に意識が向いてしまいますが、
それに対する身体の声を無視しないという習慣はやはり必要なのですね。

あの男性はこれからどうなるのか、かなり気にしています。


posted by キミコ at 21:54| Comment(2) | TrackBack(0) | 内的感覚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月16日

身体から来る自信

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コンプレックスを持たない人は恐らく居ないでしょう。
程度の差こそあれ、誰もが一生背負い続けるものだと思います。
またもしこれは持ってませんと答える人が居るならば
私はそんな人とは余り付き合いたくないです。
コンプレックスはその人を謙虚にさせるものだとも思うからです。

しかし人には取るに足りないつまらないものだと思われても
本人にはそれこそ重篤な悩みだったりもします。
それが元で心身症にかかることさえ珍しくないからです。
多分自信を喪失したことが主な要因だと思いますが。
そこから抜け出そうともがくほど益々ひどい状態になる人も居て
同情を禁じ得ません。

コンプレックスから顔の表情さえ無くす人も居ます。
また気持ちが塞ぐから声も元気がありません。
その為に益々人付き合いが悪くなっていくでしょう。

余計に自信を喪失して気持ちが暗くなることで
姿勢が前傾していきます。そうなると胸を圧迫することになり
肋骨が肺の広がりを邪魔しますし、横隔膜は上がりきって
いよいよ呼吸が困難になります。
血液に酸素が供給されないと脳に良い影響がある訳がありません。

悪循環が重なり益々状況は悪くなります。
姿勢の悪い人が良い生き方を出来ないと私が思うのは
極端な意見でおかしな考えでしょうか?
少なくとも半分は当たっていると思うのです。

そんな人にはボイストレーニングがお薦めです。
今上で挙げたことが全て解決されるからです。
表情筋を作れないと声にならないからです。
姿勢がきちんと取れるように考えることが出来る頃には
多分半分良い顔が出来るようになっているでしょう。

深く呼吸が出来ることで脳も活性化されて自分が悩んでいる
ことについてどう対処したらよいだろうかと考えることが
出来るようになっているはずです。
それまでは対処する方法を考えるにも至れず、悩みの暗闇を
あてど無く彷徨っていたに違いないのですもの。

身体に良い筋肉がついてくる頃には声もしっかり出すことが出来ていて
自分の悩みは何だったんだろうと思うことになるでしょう。
今まで聞いたこともない充実した自分の声に新しい自分を発見して
こんな自分でもきっと何かが出来るはずだと思えるようになるのです。
こんな人を何人も見ています。
もし自分のコンプレックスにひしがれそうになってる方が
居られるとしたら多分あなたの力になれるでしょう。

心の面からアプローチする方法ばかりとは限りません。
外的条件を整えていくことで心の痛みを取ることが出来るのです。
身体があなたに自信を与えることだって出来ることを
知っておいて欲しいのです。

あなたが内にこもっていても死ぬまであなたがあなた自身を
治すことはありません。
まずは外に向けて一歩を踏み出すのです。
その一歩があなたを助けることの方がはるかに多いのです。
今の状況が不満だと思うなら自分で自分を助けましょうよ。




ラベル:自信をつける
posted by キミコ at 00:18| Comment(6) | TrackBack(0) | 身体と声作り基礎編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月13日

吸わなくていいのに・・・

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ずっと書き続けていることですが、生徒さん達を見ていると
余程意識しないと出来ないなあと思うことは色々あります。

特に声を出す一瞬前の吸気にはその思いを強くします。
かつての自分がそうだったので偉そうなことは言えませんが、
既に肺は広がっているのにそこからまだ肺を満たそうとするのです。
しかもご丁寧に口から・・・・

指摘するとあっと思ってしばらくは止まりますが、他のことに
気を取られてる間に再び始めるのです。
余程のコントロールと注意深さが必要ですが、
確かに大変な事ですものね。
生命体を維持するための行為を改めて意識化に置くというのは
大変な事です。
私もそれを思うたびに意識が遠のくような思いを何度したでしょう。

これはまだ指摘してくれる人が居る間は何とかなりますが
一度自分だけになるとすっかり忘れてしまいます。
それでもはっと気がついたら身体を全く使っていなかったり・・・

生徒さん達のあくなきチャレンジ精神には脱帽です。
脳がこれを完全に制御出来る日までたゆまず練習あるのみです!

参照記事 効率の良さを求めない
どう言えばよいのかずっと考えています
ラベル:歌唱時の呼吸
posted by キミコ at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 呼吸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月12日

あなたは動作を意識していますか?

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あなたという人間は肉体はさておいて心と体から成り立っています
心と体のバランスを欠いたら病気になることもご存じでしょう。
常にそのバランスを取ることを心がけて生きていきたいと
私も常々考えています。

歌うことでは、自分を楽器化する事で「歌う」という行為が成り立つ事は
ずっとこのブログの主題でもある訳ですからよくわかっておられることでしょう。
楽器である身体を常に意識出来るかどうかは歌うことの
大きな巧拙の分かれ目になるのです


その大きなものとして「丹田」と「そへ」があることも、
よくわかって頂いていることと思います。
この2つを意識出来るかどうかで歌うという行為はすごく左右されるのです。

これは日常に置いても意識が出来るか出来ないかで
どうやら命にさえ関わってくるようです。

常に丹田を意識していないと、ふいに立ち上がった途端に
脳の血管が切れるということがあるそうです。
つまり身体を安定させた状態にさせておかないと、
思わぬ事も起きてしまうということでしょうか

生徒さん達を見ているとそれを常に感じさせられます。
自分の動作に対する意識がないから背骨も立ちあげられない。
座る姿勢も立つ姿勢も全てに丹田が感じられません。
つまり構えないと歌えない、構えるから余分な力が入る!
歌っても堅い声でしかない・・・
と悪循環が繰り返されてしまうのです。

そへを意識することで骨盤の位置が変わることも昨日書きました。
骨盤の位置が変わると内臓も位置が変わってきます。
つまり骨盤の上に上半身を置くのです。

人間の略図を書いてくださいというと、大抵の方は頭、上半身、
下半身、それに手足を加えて書かれます。
つまり意識として自分の身体をそう捉えているのです。
でももうおわかりですね。
上半身と下半身の間に「腰」がないと人間としての動作が成り立ちません。

今こうしてブログを読んで下さっているあなたは如何ですか?
どんな身体を意識しておられますか?


posted by キミコ at 22:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 身体と声作り基礎編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月08日

歌の副産物

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長く間を開けて申し訳ありませんでした。
昨日「歌声喫茶」も終わり、少し余裕が戻ってきました。
またゆっくりとつれづれに書いていこうと思っています。

昨日の「歌声喫茶」はエアポケットに入ったように
お客様がとても少なかったんです。
常連の皆様方一斉に用事が出来てたったの4名でした。
その代わりに来られた方は自分の好きな曲を思う存分リクエストされて
2時間を堪能してお過ごしでした。

喫茶店のピアノが置かれている場所の上にはスポットライトが
ずらりと並んで、かなり暑いのです。
前回のあの十姉妹のようにぎゅうぎゅうに詰められた状態で
部屋の温度まで上昇していましたが、今回は爽やかに風が通って
私もゆったりとピアノが弾けましたよ。
まあこんな事もあると思って居ます。

さてそれは置いておいて・・・

病院で技師をしているメル友さんがこんな事を書いて寄越されました。

高齢の人で元気な患者さんにお元気の秘訣を尋ねると
答えに共通項がありました なんだと思います?
 
【腹式呼吸】なんです!

ヨガ、太極拳、気功、 そして歌もありましたが、
皆さん姿勢が良くて とにかく立ち姿勢が美しい。
自然に腹筋も鍛えられているのか足腰が強いので転ばない。
仲間と会ってるので 外出して他人と会話もしているのでボケない
と 良い事だらけでした。


確かに私の生徒さん達も同じ事が言えます。
熟年の方達は積極的に良く動き回り、1週間のスケジュールが詰まって
忙しくて溜まらない!という方が圧倒的です。
色んな習い事をされて意識も高く、好奇心が旺盛です。

一緒にストレッチや筋トレをする成果が上がって、
見る間に姿勢も獲得されて健康への意識も強いものです。
余り病気に関する話は聞きません。
もちろん筋肉は堅いですからそれなりに問題はありますが、
自分の身体に聞く事を覚えられると無理をして身体を痛めるのは
むしろ良くないことを学ばれるようです。

私もやがては老いていきますが、現状の生活を続けていれば
多分そんなにひどく変化するとも思えません。
有り難い習慣を獲得出来たことを感謝しています。

ラベル:腹式呼吸
posted by キミコ at 17:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体のメンテナンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月01日

再び気がついたこと

134590207_29.jpg70代位になると何も運動していない場合は背筋がやはり低下していますね。
床に腰を下ろして足を投げ出した時、どうしても背中が丸まったままで
しゃんとしません。

ということで、以下受け売りですが、私もこうして調べることにより、
知識量アップトレーニングをしているようなものですね。


私たちは生まれて寝返りをうちだすころから最期まで、
この筋肉をいやというほど使っているんです。
「あ〜やれやれ休憩しよう」といって椅子に座って休んでいるときにも
上半身を支える為に働いてくれます。
「今日は仕事で疲れた・・・そろそろ寝ようか」
というときでさえ寝返りをうってこの筋肉を働かせます。
骨格筋で一番の働き者ではないでしょうか?
さながら24時間営業のコンビニのようです。

つまり脊柱を柱のようにピンと立ててくれる役割をするのが、
脊柱起立筋という筋肉なんです。
脊柱起立筋の緊張が腰痛、肩こり、背中の痛みなどを引き起こすのです。

筋力アップを目指す場合も腹筋と合わせて行なうことによりより洗練された肉体をつくることができるでしょう。


参考にご覧下さいね。

http://www.sports-net.jp/cat_fit/bk041.html

http://taisya.denze.net/senaka.html

http://portal.nifty.com/cs/club/list/kintore/1.htm

とまあ受け売りはこの辺にして・・・

昨日は発声のトレーニング中にこの70代に突入しようかという方の
身体の動きをじっと観察していました。
肋骨を横に広げて鳩尾をあげるという動きが
どうもスムーズではありません。
よく考えてみると背筋が殆ど鍛えられていないために
どうやら肋骨を持ち上げられていないらしいことがわかりました。

背筋1のAで述べている体勢を取ってもらって声を出して頂きます。
声を出しながら背中を反らせると肋骨が広がる動きを実感して頂きました。
これを自分で腰を触って頂きながら何度か繰り返して、
再び立って声を出して、今使ったところを意識してもらうと
きちんと声が出て随分喜んで頂きました。
慣れた行為も関連づけることで、新しい発見に繋がる良い例でした。
ラベル:背筋 脊柱起立筋
posted by キミコ at 18:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 身体と声作り基礎編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする