2007年10月27日

風邪の意外な原因!

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昨日に続いて風邪についてもう少し調べたことをご披露しますね。

まず風邪を引いたら内科に行くよりは耳鼻科に受診されることをお薦めします。
なぜなら耳鼻科の方が風邪に関してはエキスパートなのですから。
何しろ風邪は鼻と喉の疾患なのですもの。
まして内科には行っても耳鼻科には行かない人も多いと思います。
必ず耳鼻喉のチェックをされるので、他に疾病があれば
同時に直してもらえるチャンスもあろうということです。

さてそれよりも何よりもまずは声という楽器を持つあなたの

免疫システムを強化

する事を考えた方が近道です。
何しろ風邪の特効薬はありません。
タミフルに頼ろうなんてまさか考えては居ませんよね?
何しろ風邪を引いたらたちまち声はトラブルを抱え込むのですから
そんなものを頼る事を考える事自体既にどうかしています。

風邪に掛かりやすいあなただとするなら、
とにかくライフスタイルをもう一度考え直して頂きたいものです。

私は今日は色々な本を手元に置いているのですが、意外にも風邪の原因として
ストレスが上げられているのです。
こう書いてあります。

ストレスはエネルギーを消耗させる
ストレスで身体がへばるという考えで頭がいっぱいではないか?
ストレスが多少あるのは仕方がない、こう考えることで
またそれがストレスの引き金になっている・・・
絶えずストレスに悩まされていると思う人は精神的プレッシャーを
軽減する本を読んで欲しい。」

次にこれまた意外にもこんな事が・・・

「人間は落ち込むとそれで健康を害することがある。
歌う人は自分の感情にとにかく敏感だからごく些細な事柄が
身体に過去の状況を思い出させて防衛本能を刺激することもある。
『またスランプになったらどうしよう』と考えるだけで
風邪は頭をもたげるし、過去の状況を思い出したのと同じ時期に
体調を崩すようになる。」

確かに歌う人は感受性が強い余りにこういう事はあると考えるに
値すると思います。
自分の声を大事にしたいが為に過剰に身体が反応するのは
間違いなくあり得ることでしょう。
自己分析を一度してみるのも悪くないかも知れませんね。

気温の変化、つまり季節の変わり目の時期も身体の免疫システムは崩れやすくなります。
常に急な温度変化に注意されることです。
冷たい空気は肺の気管支にショックを与えるし、汗をかく時期は毛穴が開ききって身体が弱っています。
その状態で急に冷房に身をさらすのは危険でしょう。

乾いた空気は冷たい空気とセットにして考えなければなりません。

粘膜に覆われた喉が乾燥で滑らかさを奪われて、身体はその為に
濃度の濃い保護粘液の生産をスピードアップして乾燥と闘います。
このために副鼻腔は塞がり、粘液がしたたり落ちて声帯を刺激し、
腫れ上がってしまいます
。また乾燥して身体は脱水状態となって
初めは乾燥した空気への反応だったものが短時間の間に完全に
風邪になってしまうのです。

それを防ぐために加湿器があるのです。また少し苦しいですが
「濡れマスク」も良い手段といえるでしょう。
これはマスクの中に濡らしたガーゼやティッシュを入れておくものです。

また次のことは苦痛に感じる方も多いかも知れません。
すなわち冬は寒いので身体を動かさなくなり、夏に比べて食事量も増えます。
このため消化に時間が掛かってこれらの原因で「脂肪と粘液」に変身するのです!
だから寒い間は出来るだけ活発に動いて、食事は軽めに摂ることです。
身体は冷えるといよいよ消化にエネルギーを注ぎ込むので、老廃物を
排除する時間を十分に取れる生活ペースを作ることです。
すなわち腹八分目、いや!六分目でも良い位ですね。
私も大丈夫でしょうか・・・汗


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posted by キミコ at 00:33| Comment(4) | TrackBack(0) | 身体のメンテナンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月26日

風邪を引いたら・・・

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丁度昨夜書いた記事にコメントがついて風邪の時の注意を
そちらに書かせて頂きました。

この際なので私も色々な本を調べたので、きちんとここに明記しておきましょう。

絶対に声を出すといけないのは喉頭炎(こうとうえん)です。
これは声帯と喉頭の組織が細菌感染して腫れ上がっているのです。
喉は痛んで極端に声が出なくなって喉が異常に渇きます。
こんな時に無理をすると確実に後のダメージで声を失うこともあります。

風邪に伴う喉の痛みで最もありがちなのは咽頭炎(いんとうえん)で、
喉頭の真上の喉に病原菌が巣を作り、舌の真後ろが痛んで乾きます。
感染した場所にゴルフボールのような膨らみを感じる事もあります。

この場合は歌うことは可能ですが、歌って平気でいられるかどうかは
あなたの発声の熟達次第でしょう。
どんなに発声が良くても私ならごめん蒙ります。
わざわざ滅多に引かない風邪の時に歌など歌いたくありません。
おおっぴらに歌えないと言ってこのチャンスを使わせてもらいます。

ヘタな発声をしている人にとってはこの喉の痛みをいかに感じないで歌う
良いチャンスかも知れませんが(意地の悪い本にはこう書いています)
私はそんな意地の悪いことを言う人間ではありませんので、これは薦めません。

鼻炎も「風邪」のうちです。いわゆる鼻声だけで喉が痛くない場合です。
この場合は大歓迎です。
鼻に響く声を覚える大きなチャンスですから。
「鼻に声を響かせて」とはどんなものか、これを機会にして覚えて頂きたいものです。

posted by キミコ at 16:19| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体のメンテナンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月25日

こんばんわ

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ちょっとまた間が空いています。
気になりつつも仕事で考えることがあって更新なしが続いているのです。
こうして自分が気がついたことや発見したこと、記録のために書いていますが
公開にしている以上読んで下さる方に不親切なような気がしています。
私はどこに何を書いているかは当然把握していますが、
あちこち話を飛ばしているから読み逃しされておられるでしょうねえ。

あちこちのボイストレーニングのブログも勿論読んでいます。
とてもわかりやすく目的の所に飛ばす仕掛けを作っておられる所もあって
もう尊敬の眼で見つめてしまいます。 汗

でもなぜかこんな風にわかりやすくしたくない気がしています。
読んで下さるのを拒否するつもりは無いのですが、何か違うのですねえ。
今はただひたすら書いていって自分なりの分類が出来るまでに
記事を増やします。
やがて何かが見えてくるような気がするのですね。

事実私のレッスンはここで書くことによってある形を成しつつあります。
発声練習の音型と身体の中の動きとの関連性がおぼろげに見えつつあるのです。
今はそれが面白くてそれを追い掛けています。

昨日も生徒さんの一人と話をしていました。
まだレッスンを始めて1年とちょっとではありますが、
自分の身体の中を覗くのが楽しくて仕方がないそうです。
それは私自身も若い頃に感じた感覚ですから良く理解出来ます。

身体を使って操作する楽しさとまだまだ未知の方法が潜んでいるのではと
常に模索する楽しみがそれから30年以上経っても、まだ続いているのですから
如何に深いものであるかはおわかり頂けるでしょう。

多分どんなにここを読んで下さったとしてもわからない事の方が多いでしょう。
身体の中の感覚を言葉で表すことは絶対に不可能なのですから。
もどかしさを感じつつもお許し頂く他はないでしょう。


posted by キミコ at 22:58| Comment(11) | TrackBack(0) | 内的感覚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月14日

う〜あ〜の続き

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話が飛んでいて申し訳ありませんが、また話を発声練習に戻します。
ここに書いた発声練習を初歩の生徒さん達に試してもらって、
具合を確かめているので話が進みません。

いつも書いていることですが、各人の抱える問題が違うので
一律に同じ練習はあり得ないのです。大量生産でなく手仕事で仕上げます。

前回の3つの練習は進みましたか? ここ参照
早くするパターンもうまくいきましたか?

大腰筋も広背筋もちゃんと一緒に動きますか?
首を振ったり前に突き出したりしていませんか?
奥歯の間はちゃんと空いて上の奥歯が下より前にある
感覚になっていますか?
高い音や音程が広がるときにあごも下げていますか?
もちろん喉は開いているでしょうね?

これらの要件を満たすと音域もかなり広がって、声区も段差が
わからないようになったのではありませんか?

では4番目の練習です。
今度は全てあ〜ある音から5度上げます
例えば 中央のド→ソに動く練習です。
音程が広がると身体の中の動きも大きくなり、あごも確実に下げないと声になりません。
もちろんまずはゆっくりと音程を感じることなく、まるで同じ音を
歌っているような感覚で歌って下さい。完全5度で参照


posted by キミコ at 21:14| Comment(2) | TrackBack(0) | 発声 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月10日

賢い練習方法

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練習方法というけれどこれは賢い休み方についてです。

生徒さんが立て続けに3人も続く日はさすがに声が疲れます。
生徒さんに見てもらうためにオーバーアクションが続くので
筋肉疲労がかなりなものになります。
声も出しますがそれより喉以外の筋肉疲労で声が疲れてしまうのです。

そうなると声帯を縮める低声部、続いて声帯を伸ばす高音部の順に
出しにくくなってきます。
鎖骨周辺も触ると凝ってきます。

ろくに歌っている訳でもない私がこんな風になるのですから
きちんと声を出して練習する人はもっと疲労しているはずです。
声帯が軽く充血してくると声が出しやすくなって来るので
つい乗って歌ってしまいがちです。

でもその状態を長く保たせたいのなら30分ほど声を出したら
10分は沈黙を守ります。
充血を少し収めるために声帯を使いません。
生ぬるい水を飲んで熱を下げます。

歌詞を読んでとも思うのですが、それをするとつい歌ってしまうでしょう。
出来るだけ歌から離れて他のことをするのが良いのですが。
例えばストレッチや軽い筋トレをして時間を稼ぎます。
歌を歌うという行動は非常に贅沢に時間を使うものなのです。
ヘタに時間を節約しようとするとそれが翌日に疲れを残します。

ピアノ科と声楽科の友人達を比べるとすごく性格の違いを感じますよ。
ピアノ科の人たちは練習に6時間以上時間を費やすのが当たり前で、
その為に一緒に長時間遊ぶということが出来ません。

声楽科の友人達とは飲み食いして散々おしゃべりして、練習といえば
1時間もやれば休むという名目でまたのんびりと飲み食いです。
風邪を引いたと言っては休み、風邪を引きそうと言って休み、
寝不足は敵だと言っては休み・・・・
カリカリしてはまさしく歌えないので「楽器」の取り扱いは大変です。笑

脱線しましたけれど余り根を詰めるのが一番精神的に疲れます。
疲れは必ず喉に来ます。
一番確実に早く疲労を取りたければ横になることです。
出来れば10分ほど睡眠が取れれば言うことはありません。
横になったままごろごろと転がって身体の力を抜きます。
身体の中に凝りや痛みの感覚を見つけたら自分で撫でましょう。
リラックスして頭から一時歌を追い出します。
うまく一時歌を忘れることが新鮮な気分を取り戻してくれます。





ラベル:練習方法
posted by キミコ at 21:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 歌 関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月08日

歌唱時の表情について

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公私ともに少し多忙で書き込みが出来なくて失礼致しました。
やはり書くにはそれなりのエネルギーが必要ですもの。

前回に書いた合唱コンクールの小学生と高校生の決勝を見ました。
やはり東京は強いですね。
指導者の技術と熱心さと受け取る生徒達とのコンビネーションの
成果でしょう。
私の予想通りで優勝校が決まりました。
ちょっと嬉しかったりしています。笑

高校生ともなるともう既に身体も一人前ですから、これが全国に散らばって
合唱の水準を上げるんだなあと思うと頼もしい限りです。

ちょっと気になることがあったので書くことにします。

大体決勝ともなるとどの学校も表情に気をつけています。
口角を上げてほお骨を高くということは及第です。
それは結構ですが、やりすぎて居る人もかなり多かったです。
過ぎたるは及ばざるがごとし・・・

余りに張りつめた弦ではきんきんした音しか出ません。
表情にも丁度良い緩みが欲しいものです。
必要な筋肉は張って不必要なところは緩ませる・・・
目の見はりすぎと唇の不必要な力を取って欲しいです。


若い人たちばかりだからきっとそれでも平気なのでしょうが
熟年ともなるととてもつらい筋肉の使い方になってしまいます。
第一見ていてとてもおかしいですから、これがクセになるのは
避けて頂いた方が後々良いですね。

みんなで注意し合って美しい表情で歌って頂きたいです。
柔らかい表情だからこそ美しいハーモニーが出来ることを
忘れないで下さいね。


ラベル:歌唱時の表情
posted by キミコ at 21:53| Comment(2) | TrackBack(0) | 身体と声作り基礎編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年10月02日

NHKの音楽コンクールを見ました

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NHKの教育テレビで今年度の小、中、高等学校の合唱の
近畿ブロック大会を見ました。
最近は合唱が下火になったのか1府県に10校程度の参加しかないようです。
児童や学生数の減少なのか、子供が忙しすぎるのかちょっと残念ですね。

じっと見ていると子供達の表情から普段指導者に何を言われているか
ダイレクトに伝わってきます。
曲の解釈や合唱技術の伝達度など本当に様々ですね。

小学生達は割合に天真爛漫に歌いますが、中学生以上になると
自我の芽生えからか表情が気になるところもありました。
中には伴奏無しのア・カペラに挑戦している学校もあって力量を誇っています。

ボイストレーニングに力を注いでいる学校はやはり勝ち残ります。
口の開け方と立ち方ですぐにそれとわかります。
指揮者への注目の仕方も目の力と食いつきが違います。
そうなると客席への伝わり方も変わってきます。

合唱は人数が多いから指導者は一人ずつへの対応が本当に大変だと思います。
いわばチームプレーだからみんなで口を開けていればそれで良いというものではありません。
きめ細かに個人に対応出来る人でないと指導者は務まりません。
この年代は多感な時代だからものの言い方も大変だと思いますね。

テレビで見ているとつい見る方に気が行って歌詞に注意が行きません。
ラジオ放送だとそれがダイレクトにわかってしまいます。
飛び抜けて聞こえてくる人、何を言っているか聞き取れない歌詞、
発音のトーンの統一。
各パートの縦線がきちんと揃っていないとか、さぞ大変だろうなとつい同情したり。

でもそれをカバー出来るほどの楽しみも存在します。
私も7年合唱経験を持っているので聞いていて懐かしいです。
あの声の響きの中に埋まって隣の人と声を合わせ、和音の響きに身をゆだねる恍惚感!
オーケストラや吹奏楽とはきっと違うあの感覚は経験しないと
わからないかも知れませんね。

知らない集団で歌うのでなく、みんな知ってる間柄で歌うから楽しいのです。
気持ちの繋がりが歌を生み出し和音を紡ぎ出します。
それを利用出来れば驚くほどのステップアップも可能なのですね。

やはり合唱は素晴らしい!!

ラベル:合唱
posted by キミコ at 17:09| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする