2009年02月28日

今日も検証は続く・・・

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昨日に書いたことの検証は当分続くと思います。

歌う時の息の練習に書いたバランスボールを使った呼吸コントロールの練習も
必ずやることにしています。
今日もそこから発展させた音程を伴った発声練習をしていました。

バランスボールに乗って骨盤を回転させながら歌って頂きます。
ほんの短い音型なら腹筋の筋トレをするような腹筋への意識だけで十分です。
でもその音型にプラスしてもう一度骨盤の回転を加えながら
ちょっと声を張るという音型は腹筋への意識だけでは
だめなことがわかりました。
もちろん長いフレーズや急激に音程が上がるフレーズには
全く役に立ちません。

相変わらず自分だけは出来ていて生徒さんにはアドバイスが
出来ていない私です。
自分の中では余りに当たり前のことは余程気をつけないと
見過ごしてしまうという戒めですね。

声を張って伸ばす時はソヘの方に意識を持っていって、しかも背筋を使って
ソヘと背中側の肋骨の間を開けるような感覚が大事なようです。
(長いフレーズや急激に音程が上がるフレーズにももちろん)

バランスボールを前方に転がして骨盤後傾の体勢を取ると
どうしても腹筋の筋トレのように胸がしぼみますからね。
骨盤後傾させた瞬間にみぞおちを前方に押し出して胸を広げる事も
背筋を使うのと同時にしなければ背筋単独では出来ることではありません。
ある意味重量挙げのバーベルを頭上高く瞬間に気合いもろとも持ち上げる
そんな感覚が必要です。

それを満たすには発声だけでなく・・・・4で書いた菱形筋の筋トレをマスターして
胸の筋肉が十分に広げられること、それと共に仙骨を柔軟にして
深い呼吸が出来ることも大事な条件となるでしょう。



posted by キミコ at 22:26| Comment(0) | TrackBack(0) | レッスン風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月27日

恥骨周辺部への意識

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前回書いた恥骨周辺部を意識してみたらについての検証を続けています。

早速生徒さんと試してみました。
歌う時に骨盤を後傾させてこれ以上骨盤を倒せないという所で
恥骨に少し意識を置きます。

別に恥骨を動かすという感覚ではなくて「目印」のような感じでしょうか。
後傾させているという意識を持つためにもなかなか便利な目安
ではないかと思いました。
何しろ後傾させた最後にしか恥骨への意識は出来ませんからね。

それと同時に美容の目的も果たせそうです。
それ目的で始めた訳ではないのですが、歌うための筋トレは
しっかりその役目も果たしてくれています。

女性は加齢と共にこの周辺に脂肪が溜まります。
ざっと見渡してもいわゆる「美容体操」のメニューの中に
恥骨トレーニングは聞いたことがありません。

多分探せばあるのでしょうが私は知りません。
下腹ぽっこりが少しは変わるかも知れませんが、それが言えるほど
試した訳ではありませんので。
ちなみにお腹ぽっこりのへそ下を横切るしわは
大腰筋トレーニングでかなりマシになるはずです。
気になる方はどうぞお試し下さい。


posted by キミコ at 18:34| Comment(0) | TrackBack(0) | アンチエイジング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月26日

このブログでは必要ないかも?

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先週書いた記事骨盤の前傾後傾が出来るとで書いた生徒さんのレッスンを実施しました。
今日は前回に言った通りにしっかりと骨盤を使って弾いてくれました。
本当に熱心な人ですから言われたことの要件は全て満たされています。

ピアノから入門した全くの初心者ならたった3回のレッスンでは
せいぜいCのコードに右手が乗せられる程度で、弾く音はきっと
耳を覆いたいようなひどい音の羅列だろう頃です。

この生徒さんは私が弾いた音を再現しようとそちらを優先します。
身体はすっかり出来上がっているので指摘するのを前回止めた
手の構え方や指の置き方まで完全に問題がありませんでした。
というよりその音を再現するにはその手の構え方や指の置き方をしなければ
不可能だと言っておられました。

ある意味私は呆然としたのです。
40年ピアノを教えていてこんなアプローチも可能だったんだって!

但しその場合初心者の人には相当の説明が必要だし、ピアノを習いに来て
なぜ筋トレや骨盤の動かし方をマスターするのかという事に
非常に疑問を抱くでしょうね。
その説得の方が余程私には心配です。

今回はレガート奏法に加えてスタッカート奏法について
練習することが出来ました。

歌と違って楽器のマスターには膨大な時間を要しなければなりません。
この方は残念ながらお仕事をお持ちですのでそこまで突っ込んで
練習するまでは至らないでしょう。
でも自分が聞いた音を再現出来る能力をマスター出来るというのは
何とも素晴らしい財産ではありませんか!
ラベル:ピアノ奏法
posted by キミコ at 23:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 歌以外の楽器に関して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月24日

恥骨周辺部を意識してみたら・・・

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昨日もバランスボールのスタジオに出ました。
トレーナーさんはただ今股関節についての講義を
横浜まで出向いて受けておられるのだそうで、
様々な情報を時間中に話して頂けます。

恥骨結合部が緩むと仙骨が落ちてくるんだそうです。
それでどうなるかはこのHPを参照して下さい。

http://www.takatsu-chiro.com/chiro/chikotsu-tsu.htm

こんな骨盤底筋群の筋トレをしました。

1 床に寝ころんで両足を揃えてかかとをボールに乗せる。

2 大きく腹式呼吸をして吸い込み、吐く時に腰を床に着けながら
両膝を胸に近づけるが、その時に恥骨部分を曲げるようにする。
(お尻の割れ目が天井を向くような感覚で)

それを立った姿勢で試してみました。
よく考えたら歌っている時に無意識にやっているような気がします。
一度お試し下さいね。

また蛇足ではありますが・・・

バランスボールに座るだけで腹横筋の筋肉の質が20%アップ
するんだそうです。
posted by キミコ at 17:05| Comment(0) | TrackBack(0) | バランスボール関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月22日

最近の「歌声喫茶」

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昨日は「歌声喫茶」の2月2度目の開催日でした。

全く何の宣伝もなく地味にやっているのですが、
有り難いことに着実にお客様は増えています。
昨日もなんと!二人も新規のお客様が来店されました。
二人は別々に来られたのですが、どうやら喫茶店のお近くらしいのです。
きっと前を通り過ぎた時にぶら下げてる札が目についたのでしょう。
新しい所に飛び込むのは勇気が要ることでしょうが、これもご縁ですね。

前回に書いた子供のお客様は今年になってまだお目にかかっていません。
寒いからお出かけしないのかも知れませんね。
お陰でいよいよシニア層の憩いの場所となっています。

昨日おいでのお一人は、くも膜下出血で療養中とのことで
長い間歌うということをしたことがないとおっしゃっておられました。
じっと黙っていると声も衰弱してくるのは「ためしてガッテン」
の放送でもいわれていることです。
でも私のそばに座られて細い声ですが随分機嫌良く歌っておられました。

私の選曲は音域として広い曲も割と多いのです。
「こんな高い声よう出さんわ〜」と言われつつも皆さん楽しそうです。
常連さんも2年前に初めてお越しになられた頃はある高さまで来ると
一気にオクターブ下げて歌ってみたりしておられましたが、
最近は別に支障なく弾いている伴奏の通りに歌っておられます。
段々慣れてこられるようですね。

「歌声喫茶」は質問が来ない限りとにかく教えるという行為はしません。
リクエストされた曲を淡々と歌うのみです。
お客さん達に私が見繕った花を美しさを味わってもらうような
そんな感じです。
言葉やメロディの美しさや楽しさをざっと歌うだけで良いのです。

日常生活の中に歌うという行為が産まれたらどれほどの潤いのある
生活になるでしょう。
それは一輪の花を挿す行為によく似ていると思うのです。
なぜかその花が部屋に和みのようなものをもたらしますものね。
気楽に色んな方に足を運んで頂いて場を共有出来たら私は満足です。


毎月第一、第三土曜日
14:00〜16:00
個人のお宅を借りていますので、ここには表示致しません。
興味のある方はgooまでお問い合わせをお願い致します。
posted by キミコ at 17:23| Comment(2) | TrackBack(0) | 「歌声喫茶」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月21日

頑張っておられますか?早口言葉!

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時々皆さんが忘れた頃に「早口言葉」について書いています。
この効用について理解が出来ていないとこうして私がたまに書く意味を
理解して頂けないと思いますね。

ストレッチから筋トレをした後に呼吸練習をした後に初心者の方には
早口言葉の時間を設けています。

ずっと書き続けていますが、日本語はあごを使わない言語です。
あごの関節を使わない習慣を持ってしまうと必ずどこかの段階で
行き詰まりがあるからです。
すなわち 発音不明瞭や音高の動きで正確な高さが掴めなくなります。
高音部での「い」や「う」で大変な悩みを抱えてしまうことでしょう。

確実にあごの関節を動かす練習には欠かせないのです。

筋トレといわゆる発声練習とのつなぎにこれを実施するのは
もう一つ大事な理由があります。
発声練習であごの関節の動きが滑らかでないと高音部も低音部も
練習するのに支障を来します。
どちらの音域にもあごの関節の動きが掴めないと練習は不可能です。
その為にあごに意識を持っていくことが出来るのです。

同時にこの練習をする事ではっきり発音しようと吐く息の流れが
活発になることも大事な事です。
初心者の人は筋トレにもあごの動きにも慣れていないので、
息の流れがどうしても細くなります。
注意深く行動しようとすると息の流れが細くなるのは
当たり前のことですものね。

はっきり発音しようとすると思わぬ声が出たりするのです。
早口言葉練習をやるとやらないでは全く進歩の差がすごいのです。


最新の練習方法をお伝えしようと思います。

一つの早口言葉の文章を練習する時に骨盤の前傾後傾を使用します。
@ 一語一語にその動きをつけます。
だから初めは早口言葉などといえるものではありません。
あごの関節と骨盤の動きを関連づけます。
息の量も最大にしてしっかり喉を開けてあごも下ろします。

A @に慣れたところで単語として骨盤の動きをつけます。
つまり一語一語ではないですから、言葉の流れも@よりは速くなります。

B 単語のまとまりを2〜3個にして骨盤と関連づけます。
Aよりも言葉の流れは速くなりますね。

このようにして最終的には1つの文章に骨盤の動きを1度にします。
あごも滑らかに動くようになったのならもっと難易度を上げて
骨盤の動き1度の間に文章を2〜3回ノンブレスで言えるようにします。

いずれもとにかく必死で言わなくてはならない状況ですから
息を吐く量は半端ではありません。
これが良いのですね。

以前にも書いていますが、文章として考えるのではないのです。
「あごのダンス」とでも言えばよいのでしょうか。
つまり5つの母音での振り付けのようなものでしょうか。
この口の動きの次にはこの口の動き・・・と組み立てていくのです。

歌う時にいちいち発音など考えているヒマはありません。
色んな所に意識を飛ばして歌を構築するのですからあごの関節の動きは
とにかく滑らかで完ぺきな振り付けが成されているべきなのです。

歌うためにはいろいろな関門があります。
その中のどれか一つでもいちいち気にせずに居られるならば
他のことにもっと意識を向けることが出来るのです。
言葉のつかない歌も確かにありますが、歌詞はつきまとうのです。
一語一語の発音に気を遣っていて良い歌が歌えるはずはないですよね。

習慣づけることが出来て確実に自分の中に取り込めば、後は割と
気にせずに居られる物なのです。
まだ出来ないのならば一度完ぺきに練習してみませんか?




posted by キミコ at 23:21| Comment(3) | TrackBack(0) | 早口言葉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月17日

骨盤の前傾後傾が出来ると・・・

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私がそそのかしてピアノまでやってみる気になった生徒さん。
初めはコードネームを覚えるためにぽつぽつと始めたのですが、
最近はピアノ奏法のための練習教本まで持ち込んで来るようになりました。
別に長時間のレッスンをする訳でもなく、私も気楽に構えているので
いわばピアノレッスンはオプション状態なのです。

この方はもうボイストレーニングは長期間やっているし
声も十分に出る状態になっているので身体の動きは問題がありません。
ピアノは全く初めてではないのですが、入門程度に囓っただけで
すっかり忘却の彼方なのです。

コードネームの和音を弾く程度なら何とか出来ても、さすがに
練習曲集ともなると音色の問題やテクニックの問題を孕んできます。
適当に弾ければよいかとのんきに見ていましたが、もうちょっとこうしたら
とか、ここをこうしてとか私が言い出すと完ぺき主義者のこの人は
ものすごい食い下がり方をします。
これじゃ見事にピアノレッスンじゃないですか!状態になってしまいました。

弾ける人ならおわかりでしょうが、ピアノの鍵盤は押して音を鳴らす
というものではないのですね。
力を籠めて鍵盤を押す訳ではなくて、どちらかというと指先にのりを付けて
鍵盤を上にめくる・・・という感覚になるのです。
めくるために手首が上がるのですがそれを保持するのに、骨盤底筋群の
出番がやはり必要なのです。

先週はそんな話をして終わりましたが、今日はまた弾き方は確かに
良くなりましたが何か物足りない・・・
じっと観察していてふと気づいたのが骨盤を動かしたらどうかと・・・
早速やってもらったら勝手に手首がそれについてくるようになって
確かにピアニストのあの手の状態を作ることが出来ました!

私自身がちゃんと弾いているくせに意識をしてないのですよね。
ピアノの先生に何人もつきましたが、勿論誰にもそんな話は教わっていません。
ピアノ科の人たちはどんな風に教わったのかわかりませんが、
少なくとも私は全く身体の動きに関しては無知でした。

ごく最近でこそピアノを志す人たちも筋トレや身体の動きに関して
意識が持てるようになってきているのは知っていますが、
一体どんなボディワークをしているのでしょうか。

私が自分のピアノの音がまたまた変わったのに気づいたのは
骨盤の動きを意識しだしてからです。
割と最近にも確か書いていたと思うのですが。

歌うことも楽器演奏も司るのは結局骨盤の動きなのだと
改めて感じることが出来た記念すべき一日でした。







posted by キミコ at 23:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 歌以外の楽器に関して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月12日

バランスボールで骨盤底筋群を鍛える

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実は筋トレをしていて骨盤底筋群に意識を移せば、大抵の筋トレは
骨盤底筋群の筋トレとなってしまうのです。
運動とかトレーニングに対する意識の薄い間は全くこんな事は
思いもしませんでした。
これは物の見方全てにも当てはまるなあと思う最近です。

でも何か無いの?という皆様にご紹介です。

@ ボールの上に腹這いになってつま先が床すれすれになる位置に
身体を設定します。(胃の付近にボールを当てないように)
腕は肩の下に手首が来るようにします。
肘を曲げてお尻に力を入れて両足を上半身と並行になるように
持ち上げます。
意識はお腹のエレベーターがどんどん上がってくるように
イメージします。

この状態で声を出したりロングトーンの練習が出来ますね。
「針に糸を通す」ような薄い息で身体を持続させます。

A床に仰向けに寝ころびます。膝の間にボールを置きます。
かかとを立てて腹直筋を縮めながら膝を閉じるようにボールを締めます。
丁度そへが床にしっかり当たる体勢になりますね。

もう一つ難易度を上げるとボールを締める時に
床から頭を持ち上げて腹筋の筋トレのようにします。
この間書いたように下腹の肉にみぞおち下の肉を合わせるようにすると
確実に腹筋の筋トレが出来ますね。

非常につらい筋トレですが内転筋を一緒に鍛える事が出来ます。
つらさの余りに骨盤底筋群への意識を失わないようにして下さい。

運動と一緒に発声練習をしても良いのですが、歯を食いしばるようにやると
余り効果はないかもしれません。
言い換えたら喉元の力を抜くトレーニングにはなるかも知れません。
いずれにせよ、この運動が楽々と出来るようになれば
声は楽に出るようになっているはずです。


これに対するストレッチは
@床に寝て片足はまっすぐ床に、もう片方は少し膝を曲げて
ボールに乗せて身体の外側に転がします。

A床からソヘを浮かせて両足のかかとをボールに乗せて
自分の方に転がす その時に膝の間を広げる
ソヘを浮かせる事で筋トレで床に着いたソヘと反対の運動になります。

きつい筋トレをした時は必ずストレッチと1対にするようにして下さい。
身体が強ばるのを防ぐ効果と翌日の筋肉痛が緩和されますよ。

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2009年02月10日

腹筋だけが必要ですか?

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ボイストレーニングというと、ちょっと囓っている人なら
腹筋を鍛える!事をお勧めする事でしょう。

確かに正解ではありますが、その真裏の背筋も大事ですよ。
も一つ言うならその元の骨盤底筋群はもっと大事ですよと
言いたい所です。
もちろん何よりもそれらのバランスを取る事が
もう一つ大事なのですが・・・

とにかく腹筋の影に隠れて背筋を鍛える事が忘れられているように思えます。
脊柱起立筋が鍛えられていないと上半身を立てる事が出来ません。
横隔膜の動きも悪くなるので、肺の容量も確保出来ません。
腹筋を鍛えるのと同じ位意識して背筋も鍛えましょう。




ラベル:腹筋 背筋
posted by キミコ at 12:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体・筋肉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月06日

歌う事は身体と向き合う事

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毎度毎度これがボイストレーニングのブログとも思えない様相を呈しています。
自分でもおかしいとも思いますがやはり気持ちは身体になびいてしまいます。

だって!声はその人の存在の一部なのであって、身体と切り離せないから・・・
声は身体を通して初めて外に流れ出るものだからです。

それはずっと読んで下さっている方にはよくおわかりの事ですね。


どんなに喉の調子が絶好調でもそれだけで良い声が出るものではありません。
またどんなに身体が絶好調でもそれだけで良い声が出るものでもありません。
密接な関係なくして納得のいく声は出るものでは無いからです。
喉と身体の協調がどうやら大事なのだと悟る事が出来て来たのです。

私の教室ではまさにそんな感じでレッスンが展開されています。

運動が嫌いだと身体を動かす事を嫌がっていた人が
熱心に自分の身体を探るようになっています。
年だからと体調の不調を当然と思っていた熟年世代の人が
以前の不定愁訴の状態を不服とするようになっています。
誰もが身体と親しむ事で声が出るようになって喜んでいます。

そして誰よりも私自身が自分の身体の変化を楽しんでいます。
この1週間の間で開脚前屈が出来るようになりました!

最初の出産で座骨神経痛になって30年です。
お陰で柔軟だった身体を失ってしまいました。
開脚だって前屈だって全く問題なくできていたのが
全くだめという状態が既に自分の中で普通の事になっていました。
ジムで他の人たちが開脚前屈をやっているのをうらやましく思っていましたが
余りの苦痛にあきらめていて7年です。

いつのまにかS字カーブが腰に出現して動かし方も理解出来ました。
バランスボールで得た感覚を再現しつつ床の上でやってみました。
もちろん初めのうちはぎくしゃくしていましたが背中の感覚を
キープしながら前屈の角度を少しずつ深めていきます。
床が自分の目の前に迫ってくるのが懐かしかったです!
ああ!この感じだったっけ!と!!


posted by キミコ at 22:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 内的感覚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年02月04日

骨盤の動きと呼吸の関係について

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バランスボールに親しみ出すようになって、これを使っての
発声練習を考えるのにも色々アイディアがでてくるようになりました。
この前思いついた歌う時の息の練習は大変有効でしたよ。
もう30年ほどの声楽の生徒さんも中音域でのクレッシェンドに
困っていたのですが、骨盤を動かすコツが理解出来ると
たちまちすぐに歌の中で使えるようになりました。
勝手にボールが動いてくれるので骨盤の動きを無理なく覚えられるというのは
本当に画期的な事だと思っています。

殆どの生徒さんに言える事ですが、息を吸う時にどうしても胸一杯に
吸い込もうとします。
横隔膜を下げて肋骨を広げればよい事を良く理解していても
それをやってしまうのですね。
しかもその上口から吸い込もうとするのですから本当に困った事です!

何人もの生徒さんにバランスボールを使ったこの方法を実践していますが、
ふと私自身が気がついた事は「後傾した体勢時に口から息を吐きます」
ということは
「前傾させた時に息を吸っている」という事ですね。
自分でも迂闊だと思いましたが、これを意識化出来れば自然に吸う事も
可能な訳なのですね。
ただし、横隔膜を下げているという感覚を確実に持てれば。
の話ではありますが・・・

先日バランスボールのスタジオで他の方達の動きを見ていました。
床に仰向けになるのでなくボールに背中をつけた状態で
ボールから上半身を離す体勢で腹直筋の筋トレをやっていたのですが
初心者の人は何だか様子がおかしいのです。
いかにも大変そうにやっているのですが形になっていません。

骨盤底筋群を意識出来ないから下腹の上におへそから上の肉を縮ませて
圧縮するという形にならないで、下腹が上半身を屈曲させた時に
床の方向にずり落ちてしまっているのです。
だから見ているといかにも努力してやっているように見える訳です。

なんでこんな事を引用したかと言いますと、
つまり「後傾した体勢時に口から息を吐きます」の時に骨盤底筋群を
意識出来ないと全く骨盤を後傾させる意味がなくなってしまうのです。
この筋トレのように横隔膜が上がってしまって力が全部床に
落ちてしまう訳ですね。
きちんとこの動作が完成すると次の動作はみぞおちとおへその間を
しっかり開けられるはずです。
つまり横隔膜が下がって肺の容積をたっぷり確保出来て
息が肺の中に満たされる事になるのです。

実際やってみるとこの運動量は相当なものになるのです。
これが苦もなく出来るようになるにはやはりそれだけの筋肉が
出来上がっていないと不可能な訳ですね。

やはり骨盤底筋群の存在を無視しては歌える声にはなりません。




posted by キミコ at 23:38| Comment(3) | TrackBack(0) | バランスボール関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする