2009年12月22日

段々私の意識が上に上がってきました

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声帯周辺に器質的に欠陥や病変がないとしたら、思うように声が出ない原因は
やはり喉から下にあると思わなければならないでしょう。

私の今まで関わった生徒さん達を見ても、それは言えるようです。
年齢的に声帯周辺の筋肉が堅くなっていたにしても、それでも
身体の操作でかなりカバーが出来ると思いました。

3年前のこの時期から始めたブログですが、自分の身体から得た
知識や経験から出発して、よくまあこんなに深く探検したなあと思います。
多分まだまだ未知のことが沢山あるにしても、探検の楽しさだけは知りました。


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最近は私の中で僧帽筋下部が気になっていましたが、そこを引き上げたら
みぞおちが上がるのです。
それは腰よりは上の位置にあるにしても、自分の中では上半身と腰を
僧帽筋下部で支えているような感覚があります。
もちろん、脊柱起立筋や多裂筋の助けがあってのことではありますが。

最近はその事を中心にしてレッスンが進んでいるのですが、
もう一つ成果の上がらない人がいます。
背中の筋肉を支えられないからみぞおちが落ちてきます。
多裂筋の弾力が落ちて腰の動きが鈍いのです。

多裂筋は腰と背骨を沢山の筋肉で支えている場所です。
きちんと多裂筋が伸縮しないために背中が丸くて肩胛骨が動きません。

この人達には毎回のレッスンで菱形筋の筋トレも取り入れてますので、
かなりマシではあるのですが、いざという時に役に立たなくては
無駄な努力になってしまいます。

声かけも大事だと思いました。
動作の初めに「肩胛骨を少し寄せて」と言わなければそこに注意が行きません。
肩胛骨を寄せるとみぞおちが上がる という事を十分に理解してもらって
肩胛骨とみぞおちをワンセットとして認識するように「刷り込み」を
するようにしました。笑
背中だけに注意を向けても多分一つの事にしか注意の行かない人には
また混乱と時間の無駄になるでしょうから。

posted by キミコ at 12:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体と声作り基礎編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月17日

僧帽筋下部の気づき

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ジムではバランスボール以外にもエアロにも良く出ています。
何しろ有酸素運動が不足しているので意識して出ているのです。

勿論色んな動作をその中でするわけですが、以前は手を上げる
という動作の時には何も考えることなく、単に腕を天井に突き上げていました。
最近は僧帽筋下部を意識しているので、まさにそこから上げています。
そうなると驚くほど腕が伸びるのですね!
自分でもそんなに手が上がるとは思っても居なかったので、
手を上げる動作の度に驚いています。笑
背中全体が動くので気分も爽快になりますね。

既に骨盤底筋群への意識は定着しているので、僧帽筋下部と共に
引き上がってるのが自分でもよくわかりますし、
そうするためには肩胛骨を下ろさないと骨盤底筋群が使えないのも
動いていてよくわかります。

「背筋が伸びる」という言葉の意味が、非常に感覚として
理解出来るのが嬉しいですよ。
posted by キミコ at 23:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体と声作り基礎編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月08日

いつもやっているからこそ

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相変わらずレッスンの始めに続けているレッスン前の儀式ですが。

もう3年ほど必ず続けて居ます。(時々忘れることもありますが)
私自身は生徒さんとやることで殆ど毎日実行しているわけですが、
いつまでやってもキリのない程、中身が濃くて気づきがあります。

新しいことを自分の中で発見するたびに、どんどん意味が深まっていきます。
最近は僧帽筋下部を意識することを覚えましたから、また感覚が変化しています。

ちょっと検証してみましょうか。

1 a)まっすぐに立って両腕を何気なく早く肩の高さまで持ち上げ、
  その時に息を吸っていることを自覚する。
  ゆっくり息を吐きながら腕を元の位置に戻すが、
  吐き終わりと腕の位置がぴったり合うように呼吸をコントロールする。


息を吸ってる事を自覚というより、みぞおちの位置を確認すると
言った方が良いのかも知れません。

それを迷いなく素早く出来る事が何よりも大事です。
もちろん吐き終わり時点でもみぞおちの高さが変わらないことを
自覚するための「儀式」なのです。

みぞおちを上げるために僧帽筋下部を引き上げます。
もちろんその裏には骨盤底筋群も意識に入れます。
そこで腹横筋の張りを感じることでしょう。
手を下ろす動きが始まると僧帽筋下部を意識しながら
肋骨も徐々に下げる意識も持ちます。

b)、c)、d)も動きは違いますが身体の中は同じです。

posted by キミコ at 22:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体と声作り基礎編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月06日

親指を暴れさせない

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骨盤の前傾後傾が出来ると・・・で書いた生徒さんのその後です。
この方はお仕事をされているので見た目にそんなに進歩はないのですが、
それでも10ヶ月も経ったのですね。
毎週継続出来ているからそれなりの感があります。

ピアノ初心者の人たちが一番困るのが手や指先の力が抜けない
ということではないでしょうか。

この人も右手は全く問題がないのですが、左手の親指の力が抜けず
他の指が鍵盤上にあると必ず空中に浮いてしまいます。
それを気にすると益々出来ないのですね。

教授法というのはこの人に有効でも、あの人にも同じで良い
というものではありません。
一言言ってそれで済むものなら良いのですが、大抵複合的な
問題があって一律の伝え方では解決されないのです。

子供なら彼らはマネの天才なので、一緒に弾いている内に
いつのまにか問題が解決されるのですが、大人は知恵があるので、
余計なことを一緒に考えてしまうからなのか益々問題を
拡大させたりする事があって、伝えるのが大変なのです。


今回はこんな伝え方をしてみました。

順に並ぶ白鍵に左手の指5本を置くパターンに於いてです。
気をつけることは腕や指のどこにも余分な力を掛けません。
指自体の重みを鍵盤に掛けて下さい。

脇から両肘を離さないようにして鍵盤と同じ高さに、鍵盤上に
手を置きます。
当然親指が触れる鍵盤は一番自分に近い位置ですね。
左手親指、人差し指と1本ずつ鍵盤を押していき、中指にさしかかった時に
人差し指より鍵盤の奥に中指を置きます。
つまり黒鍵に近くなるわけですね。
そうなると手首の高さは鍵盤と同じ高さではなく、かなり浮いたことになります。
その辺で親指がちゃんと鍵盤に触れていますか?親指が進行方向と
逆方向に反り返ったりしていませんか?
中指が無事に済んだら薬指もやや中指より黒鍵に近い位置に置きます。
つまり手首はいよいよ鍵盤上から浮き上がりますね。

そろそろ肘が脇から離れようとしていませんか?
支点である肘を動かさないようにしなければいけません。

最後に小指ですが、小指は薬指より短いので実際は薬指より
自分に近い位置に指を置くことになるのですが、意識はあくまで
薬指より奥を触ります
これでよく言われる「玉子を握った形」が出来上がった事になります。

これで初めの親指の時の手首の高さより小指の手首の高さの方が
高くなりましたか?
肘を離さない事と変に力んだりしなければ、親指はちゃんと
鍵盤上に触ったままになっているはずですね。

初心者の人が陥りやすい感覚が5本の指を一直線に置かなくてはならないということなのですが、とにかく指の進行方向に鍵盤を斜めに上げていく(奥に突っ込んでいく)
ということを守れば余計な力も要らないし、指の動きもスムーズになります。

親指が暴れなくなったら骨盤の動きも意識してみましょう。
ラベル:ピアノ教授法
posted by キミコ at 18:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 歌以外の楽器に関して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月03日

久しぶりに「うたごえの会」の事を

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私が「うたごえの会」を始めて半年を超えました。
以前は「歌声喫茶」として2度喫茶店を変わったのですが、
以前の喫茶店の閉店に伴い、生徒さんのお宅を借りての開催となり
名前も「うたごえの会」となったのです。

お店を借りていた時よりお客様が増えて、一人暮らしの貸し主さんも
賑やかに時間を過ごせて大変喜んで居られます。

参照 ただいま!

気がついたことは「独居老人」の割合が増えたことです。
皆さんとても会のある日を楽しみにしてお越し頂いていますよ。
貸し主さんもアラエイティなので、話も非常に弾みます。

喫茶店時代にはお菓子の持ち込みが出来ませんでしたが、
今度は安心してお出しすることが出来ます。
ちょっとおいしいものをお出しするのも繁盛の秘訣かもです。笑

独居老人が増えたということは、何よりもまず話し相手が
居ないという事に繋がります。
話をしないと声帯周りの筋肉が衰えてしまうという事になります。
ちょうど使わない機械類がさび付くのと同じ状態ですね。
しかも「老人」なのですから、筋肉も萎縮してよりひどい状態になります。

話さない日が続くとしまいには声門を閉じる筋肉が働かなくなり、
声帯が閉じなくなります。
つまり声が出なくなるのですね。
そうなるともっと怖いことに身体の力が入らなくなります。
声門が閉じないと息が漏れて力を出すことが出来なくなります。
(もし疑問に思われるなら、持つのが大変という重さの
荷物を持ったまま息を吐き続け持ち上げてみてください。)

図らずも「独居老人」が集まる場所として、私の「うたごえの会」が
利用されるなら、有効に使って頂きたいと思ったのです。

「老人」ともなると声域が下がって、高音を出しにくくなります。
では親切にと、出しやすい音域で演奏することを普通は考えますよね。
でも「うたごえの会」では遠慮なく高音も出すような調で
演奏することも割にあります。

つまり声を出すことは筋トレなのですから、せっかくの声を出す
チャンスを逃して欲しくないのです。
低い音域ばかりで歌うのでは筋トレの意味が無くなります。
いえ、もちろん歌いやすい音域に調整したりもしますが、
低いと曲の持ち味が損なわれることもありますので、何が何でも
低くするということをしたくないのです。

思惑通りに皆さんは口を揃えて、ここに来ると高い声も
大きな声も出せるし、以前出なかった声も出せて嬉しいです
とおっしゃいます。

下手な親切はしてはいけないという事でしょうか。笑
ラベル:歌声喫茶 声域
posted by キミコ at 23:56| Comment(0) | TrackBack(0) | 「歌声喫茶」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする