2010年02月18日

ある日突然!という訳ではない

アンブリッジローズ6.jpg


先日読んだ「身体技法」に関する本の中で、こんな事が書かれていました。

新しいことを始めたものの、自分の無能さにうちひしがれる日が続くが、
ある日突然出来なかったことが出来るようになった!

でもそれは偶然ではないのだそうです。

私には科学は門外漢なのですっかりわかったわけではありませんが・・・

神経系の「非線形」的特質ってことなのらしい・・・

つまり神経系の特徴として段々変化していくのではなくて

「反応するかしないか」

「変化するかしないか」

「0か1か」

というデジタル的な反応なのだそうです。

だからふと閾値を超えるまではどんなに練習をしても
全く変化はしない


私は人間は何でも徐々に上達して完成に近づく、と思いこんでいたのですが、
実はそういうことだったのですね。

どんなに練習した所で声は全く変わらないし、ある場所にさしかかると
途端に歌えなくなる場所があって、こんな風ではもう私は全然
才能がないのだ!
もういつまでもこんな風なのが続くなら止めてしまおう!

と思った時に閾値or臨界点をひょいと飛び越えることが出来るらしいです。

でも大抵の人はあきらめが早いので、その前にせっかく始めたことを
止めてしまうのだそうです。

有り難いことに、私は非常にあきらめが悪いというすごい才能があったので、
還暦近くになってもこうしている訳なのですが・・・

もちろん何度も挫折しては長い時には1年位ブランクが空く事も
あったのですが、なぜか戻ってきているのですね。
人が歌っているのを聞くと私も歌えるのではないかと思ったりして。

あきらめないことは大きな才能なのだと最近悟りました。
本当にやりたいことに対しては、どんなになってもしがみつけるものらしいです。


でもいくら好きな事をやっているからといって、これだけは
気をつけないといけません。

1 間違った練習はいくらやってもだめ

2 根性でやりすぎないこと


それと身体というあなたの楽器に聞いてやる耳も持ちましょう。

posted by キミコ at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体と声作り基礎編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月08日

私の声かけだと

ボウベルズ1.jpg

体内地図・・・というより体内ネットワークとでも言いましょうか。
多分その言い方が適切な気がします。

運動嫌いで人生の半分以上を過ぎた今、自分でも可笑しくなってしまいます。
何でこんな事になったんだろうって。

生徒さん達は口を揃えて言います。

「先生の声掛けだと頑張るしかなくって、翌日筋肉痛になります。」

そりゃ自分がやってきたからどこをどうするのかわかるからでしょうか。

他の体操教室やストレッチ教室に行っている生徒さんに言わせると

「こんな風に解説付きで丁寧に言われませんよ。」

そりゃ教室でいちいち解説してたら日が暮れるでしょう。
ここはそれを体感するための個人レッスンなんですから。

でもかつては私だってジムでは漫然としかやっていませんでした。
ちゃんとストレッチのスタジオがあるのですけれどね。
今入っているバランスボールのトレーナーさんに出会わなければ
こんなに深くは気づかなかったでしょうね。

出会いに感謝しています。

posted by キミコ at 22:11| Comment(0) | TrackBack(0) | レッスン風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月07日

体内地図?の感覚

ティプシー・インペリアル・コンキュバイン1.jpg

私は元々骨が細い上筋肉が無くて、鍼治療に行っても「こんな筋肉じゃ
細い鍼しか打てませんな。」
と言われるほどのか細い身体でした。

それが今はかなりの筋肉量になっています。(脂肪もですけど)
振り返ると何事も積み重ねるしかないのだとつくづく感じます。

ずっと書き続けていますが、結局声量や声の技術は筋肉量に左右されます。
もちろん熟達もあるでしょうが、楽器が貧弱では良い音色が出るか
どうかは考える余地もないでしょう。
でも筋肉量がかなりあるのに声が出ないというのは、多分何か他に
原因があるのでしょう。


ただ表面の筋肉がいくら多くても深層筋肉が少なくてはだめだ
ということも、自分の身体が変わって行くに連れて理解出来るようになってきました。

何も考えず表面的に身体を使っていても深層筋肉は増えません。
とにかく自分の身体の中をイメージ出来ないとだめなのです。


いくら年を取っても元気な人は深層筋肉が太い人なのだそうです。
チャンスは今しかないのですね!
お互いしっかり身体と財産を残しましょう!笑

これまでに大腰筋、骨盤底筋群、横隔膜、腹横筋などと
単一に書いてきました。
でもそのパーツが全部揃っても歌には活かせません。

後はそれを連結出来ないと声は作れません。

やっと色々と勉強しているうちにそれがわかってきました。
いくら材料があっても調理しないと食事にはなりません。
自分が知識を持っていても関連づけられないと道具は活かせないのです。

最近は「検索」という結構な手段があります。
それを活かして自分の身体を通してそれを咀嚼し、
自分の財産、つまり声と身体を作りませんか?
引いては自分の遠い将来(老年)を左右する事にもなるのです。



posted by キミコ at 21:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 内的感覚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月01日

腹斜筋も使ってみよう その3

エンジェルフェイス.jpg


今日はバランスボールも使って腹斜筋を確かめます。

仰向けに寝て、かかとをバランスボールに乗せておきます。
両手がお尻の側にある位置から、両肘を曲げて小さな
「前にならえ」状態にします。肘は必ず床に接しておきます。

腹斜筋を意識してボールを小さく左右に転がします。
前にならえが崩れるようになるとボールを振りすぎなので
崩れないように転がすことが大事です。

右、真ん中、左・・・というように約1秒間隔で、かかとでボールを止めます。

それに慣れたら任意の高さで右、左に振った時に声を出します。
上半身に力が入らないように、また声帯をきちんと閉じることを
念頭に入れて発声をしましょう。

それも出来るようになって腹斜筋の感覚を覚えたら段々振りを小さくします。
最後には動きを止めて感覚を研ぎ澄ませて確実に使えていることを確認します。

今度はボールに座って発声して腹斜筋の動きを確認します。
最後に立って同じように確認をします。

腹横筋が腹斜筋に補助されて声が出やすくなっているでしょうか?
posted by キミコ at 13:16| Comment(0) | TrackBack(0) | 発声 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする