2011年07月29日

コップの工夫は使えていますか?

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再びの閉口母音の話を続けます。

全く偶然から思いついた工夫ですが、意外と使える技だと思いました。
自画自賛かも知れませんけれど。笑
但し、水を飲む時は意外と唇は堅くしないと飲めません。
唇に力をいれずに発音しないと堅い「U」にしかなりませんので、
あくまで唇を突き出す方向が水を飲む時の向きだということで、
その辺は気を付けてくださいね。

最近声楽を始めた生徒さんですが、さすがに高音が続くと
スタミナ切れを起こします。
声楽での高音は胸の高さが決め手ですからね。
身体を引き上げられないと、とてもじゃないですが高音の連続は
耐えられませんし、聞いていられません。

このコップの技をレッスンの最後にヒントとして出しました。
いや、私がわざとそうしたのではなくって、ひょっとしたら
使えるかなと思いついて最後に提案したのですが。

なぜかというと、奥歯の高さとコップに口をつけたときの目の表情が
高音部に活かせるのではないかと思ったのです。
早速ピアノの上に置いてある、生徒さんの為に出しているコップに
お茶を注いで実際に飲んでいただきました。

でもコップの工夫は「U」の発音のための技ですから、水を飲む程度の
表情では当然役には立ちません。
奥歯の位置が普段とは相当違うことを頭に入れてくださいね。
軟口蓋を上げる事が歌う時には不可欠だと、何度もこのブログで
述べていますが、それを実行するためにこの表情が必要なのです。
何故なのかは、是非読んでくださっている皆様が各自に確かめてください。
もちろん実行するためには胸を引き上げられることが条件ですが。

posted by キミコ at 21:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 発声 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月25日

再びの閉口母音について

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おはようございます。
生徒さんのレッスンがキャンセルになって、
思わぬ時間が転がり込んできました。

丁度土曜日に大きく気が付いたことを書いておきます。

閉口母音について以前書いています。
なんだか抽象的ですよね。
こうして時間を置いて読み直すと親切じゃないですね。

土曜日の生徒さんはもうレッスン5年目になるのですが、
やはりあちこちに直す所があるのです。
それが「U」の発音でした。
日本人の「U」はふくらみがありません。
初心者は全て奥歯を噛み締めて、唇を横に引いて発音します。
もちろん生徒さんはそれはだめだという事は頭では心得てらっしゃいます。

ところが慣れてくると、例えば早口で練習などをすると、
途端にめっきが剥げます。
これでは全然初心者と変わりません。大汗

それを指摘すると、単に唇を尖らしてラッパのような口をするだけ。涙
もちろんそこから発せられる音は、唇を尖らせるために舌骨を締め付ける事で、
単に汚い音でしかありません。

「ふーふーしてそれに音を加えてみて下さい。」
と以前に書いていますが、それが不適切だと今になってわかりました。
「ふーふー」では息の量が多すぎるようです。
呼吸のコントロールが出来ない人には、不親切な説明だと我ながら思いました。

生徒さんと練習するうちに思いついたのが、「口笛」です。
それなら鳴らすために息は下方を必ず向くし、息のコントロールも可能です。
唇を尖らせるとしても、方向性が理解していただけますね。

今朝ですが、私は朝起きてまず1杯水を飲みます。
コップに口をつけた時点で思いつきました!
これって口笛を吹く時と同じ角度ですね!


この方がわかりやすくないですか?
コップに口をつけたまま「U」の発音が出来るはずです。
バーチャルの口笛よりはわかりやすいと思われます。

しかも口の中に意識を向けると、水を飲むために上の奥歯が開いています。
この角度を覚えておかれるといいでしょう。
水の飲み方は人それぞれですが、下唇をべったりとコップに押し付けず、
上唇を少し尖らせるようにしてみます。但し上唇に力を入れすぎないで。
コップに口をつけたまま、目から水を吸い込むようなつもりの表情を作り、
コップから口を離して発音します。

発音するために一旦喉を締め付けて、息と共に発音することのないように。
必ず息を先に出してから柔らかく音を出します。
舌骨に触れて固くなっていないかを確かめましょう。

「O」の発音はこの「U」の状態から下あごを真っ直ぐに下ろして発音します。
「U〜O」と一息の中で、息の量を変えずにゆっくり下あごを下ろして、
発音練習をされることをお勧めします。
「U」よりは「O」の方が下の奥歯よりやや下がりますね。

posted by キミコ at 11:03| Comment(9) | TrackBack(0) | 発音 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月10日

首を突き出すクセのある人のために 続き

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こんばんわ。
昨日の答えは出ましたか?
ちょっとした角度の違いで大きく身体が変わるのが面白いですね。

昨日どこに書いたかわからなかった文章が出てきました

あごを下ろすというもう一つの理由
検索ワードに出てこなかったんですねえ。


もう一つ考えた私なりの対処法です。

その2

スクワットの動作を確実にできるようになることです。
まずは足先の向きを膝と平行にしましょう。とても大事なことですから
どの運動の時でも足先の向きについては注意してくださいね。
そして足は腰幅に広げて立ちます。

これはインナーマッスルの協調が悪いと、きちんと動作が出来ないようです。

「上手く出来なくて恨むなら自分の体重を恨んでね。」
とはいつも入るバランスボールのトレーナーさんの言葉です。

色々な筋肉が協調しないとスクワットの動作は出来ません。
上半身と下半身の連動がスムーズに行くといいのですけれど・・・
特に生徒さんたちのネックになっているのが、太もも裏の大腿二頭筋ですね。
ここが弱くてお尻を突き出したときに、体重を支えられなくって、
元の立位に戻る時に身体がガタピシして不安定になるのです。

それともう一つ、動作の基点の、手を前にならえの状態にして、胸をしっかり起こして、
肩甲骨を下ろしきることが出来ないので、お尻を突き出すときに身体がぶれる事も
上記のように難しい事なようなのです。

体全体を使って歌っていますか?

あごで左右される背骨

スクワットはこの動作と同じ骨盤後傾ですね。
考えたらこの記事を書いたことをすっかり忘れていました!(無責任!)
なんて素晴らしいことを書いていることか!
以前の私の方が良い先生だったなあ・・・


昨日は生徒さんと筋トレの一環として、スクワットをしていたのです。
もう十分筋トレの経験はあるのですが、意外ときちんと出来ていなかったので
私にとっては観察の良いチャンスを与えられました。

そして考えてみたらこれは使えるなあと!

昨日も書いたようにあごを引く事は頭蓋骨の後ろ、つまり後頭部の意識にも繋がります。
歌っている間は首は動かさない事がとても大事です。
考えてもみてください。頭を動かすと身体の中心がぶれるでしょう?
たちまち声の響きが変わってしまいますからね!
だからパーフェクトにスクワットができるとあごの位置が定まるというわけです。

(しかし、このクセは本当に手強いですからね。思ったとおりにできるかどうか
私にはわかりません。)

もう一つタグをたぐって(!)行き当たったのが多分当然のことでしょうが・・・2

我ながらどれだけこのブログが整頓されていないか思い知りましたね。汗
これで言う事を聞かない生徒さんに苦しい思いをさせてみようかしら。 笑



posted by キミコ at 23:16| Comment(7) | TrackBack(0) | 身体と声作り基礎編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月09日

首を突き出すクセのある人のために 再び

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前回書いたのはいつだったのかわからない位、間が空きました。
仕事が最近忙しくなって、カレンダーも赤い書き込みで染まって、
ジムに行けないために膨れっ面をしている日も多くなってきています。

このブログは元々自分の備忘録のためのものなので、今回は書いておかなくちゃ!
なのです。


首を突き出して歌う人は常に私を悩ませます。
一体どう言えば理解して頂けるのかと、その都度手を変え品を変え、
ネタを揃えているのですが・・・

首を突き出して歌うクセのある人に

声区をコントロールしよう その4

他にもまだあったはずですが なにぶんブログを整頓していない
普段のだらしなさが災いして見つけることさえ困難なのです。



新しいネタが出来たので忘れちゃならない!なのですよ。笑



その1

床に仰向けに寝転びます。 
必ず守ることは肩甲骨をしっかり下ろして床に密着させておくことです。
足は立てておいても伸ばしていてもどちらでも良いです。
(腰が反る人は立てておいた方が良いですね。)

肩甲骨が下りていると胸が上がることは、このブログを読んでくださっている方なら
すっかり理解されていますね?
意識してみぞおちとおへその間を開けます。
その時に頭蓋骨のでっぱりのどの辺りが床についているか意識します。
それと共にあごと首の密着の度合いも意識します。

次に肩甲骨を上げます。
そうなると頭蓋骨の出っ張りやあごはどうなりますか?
どちらが深く息が肺に入りますか?

クイズ仕立てですが答えは自分に聞いてください。



posted by キミコ at 23:39| Comment(2) | TrackBack(0) | 身体と声作り基礎編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする