2008年08月26日

発声だけでなく・・・・4

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菱形筋はインナーマッスルと言われる筋肉に属します。
大菱形筋と小菱形筋(肩甲挙筋)に分かれます。


大菱形筋は、第2、3、4、5胸椎の棘突起から肩甲骨の内縁に付いて、
肩甲骨の内転と回旋の機能を果たします。
小菱形筋は、第7頚椎と第1胸椎の棘突起から肩甲棘までで、
大菱形筋と同様に機能しています。


発声時や歌唱時には、じっと立ってるだけという筈がありません。
つまり、ハードに動きながら発声したり、座った状態で歌ったり
する事もありますね。
いかに普段のレッスンの時のあの立位を活かそうとしても、正しい姿勢が
わからなくなっても当然でしょう。
そんなときに普段から背中を意識出来ていると話が早くなります。
つまり菱形筋という存在を覚えておけばよいのです。

体の前面に対しては意識するのは容易いし、散々気にしておられるでしょう。
でも背中を意識出来ていますか

実はこう書いている私も「菱形筋」(りょうけいきん)という
言葉自体は知りませんでした。
だから過去に書いてきたブログの中でこれに触れては居ません。

しかし、レッスン中は生徒さんに対しても、勿論自分に対しても
背中への意識を怠ったことは無いのです。

寝ころんだ姿勢の時には肩胛骨の頂上2点とお尻の隆起の頂点の2点
それらを結ぶと4点の長方形が出来る訳ですが、常にこの長方形を
意識して下さいとうるさく注意してきました。

ここの位置の保持と意識を持つことが発声の決め手にもなるのです。
(保持と言っても固定させる訳ではないです)

確かに大小菱形筋を意識的に収縮すれば、反対側の胸郭を広げる事に繋がりますね
そしてそれが横隔膜の動きを促進するはずなのです。

したがって、菱形筋の動きがスムーズになるようなメンテナンスが
必要ですね。
この部位は常に大胸筋の緊張を受けていて上背部の痛みの主な原因でもあるのです。
そのためには日頃の筋トレやストレッチも欠かせないでしょう。

筋トレの方法としては後ろ手にタオルを持ってタオルの間をぴんと張って
肩胛骨の間にしわを寄せたまま、肘を持ち上げたり曲げたりして下ろします。
肩こりの人には拷問のような筋トレですが、効果は絶大で
私自身も整体に行く回数が大幅に減りましたよ。

大小菱形筋のマッサージとストレッチング

マッサージはうつ伏せに寝て、肩甲骨の内縁を親指で深く押します。
次に、指が肩甲骨の下に入り込むように揉みます。
肩関節を内転させて肩甲骨が滑って移動するようにストレッチします。
つまり後ろ手に組んで肩胛骨の間にしわを寄せてその手を左右に揺らせて
ぐりぐりさせます。
posted by キミコ at 22:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体のメンテナンス | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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