2010年05月22日

言い方を変えてみた・・・

洛北.jpg

何年もレッスンしているのに、どうしても大きな声は良い声だと
信じているような声の出し方をする人がいます。
多分性格が負けず嫌いな事もあるのでしょうね。
そしてしまいには声が嗄れそうになってレッスンが終わるような・・・

言えばある程度は少しましにはなりますが、やはりいつの間にか
元に戻ってしまいます。
全く困ったものです。

喉元を観察していると首が細くなります。
つまり喉が緊張しているのですね。
カエルの喉のように膨らんだ状態が良いのですから
喉の前面に手を当てて喉を膨らませて頂きます。

それにプラスして「奥歯の上側を高くして、下あごの力を
抜いて垂らす」という言葉をキーワードにしてみました。

声を出さない状態で上の2つの条件をまず満たしてみます。
うまく出来るようになったらこんな真似をして頂きました。

1 ふくろうのホーホー
「HOー」の「H」の子音で喉を膨らませます。
「O」の母音で喉が振動することを確かめます。
ポジション2 鎖骨のくぼみを参照して下さい。
低いポジションの声を出す時は鎖骨のくぼみに声を当てる感覚ですね。

2 狼の遠吠え
または夜に鳴く犬の真似でも構いません。
高い声で吠えてみます。
「UO-N」ですかね。初めの「U」でやはり喉が膨らむのを確かめます。
眉毛を高く上げて目を見開くように声を出してみます。
「O」の部分ではフクロウの時のように喉は振動しませんよ。
ポジション6 首の付け根
を参照して下さいね。

なぜ同じ「O」の母音なのに振動があったりなかったりするのでしょうか?
もちろん使われる筋肉が違うからというのはご存じですね。

1も2も「O」の部分でとにかく喉が膨らむ事を理解してもらいました。
歌声から離れた動物の鳴き真似をする事でどうやら理解が進んだようです。
色んな言い方のパターンを持つことはトレーナーには必須ですね。
posted by キミコ at 23:07| Comment(3) | TrackBack(0) | 発声 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
キミコ先生 こんばんは
お忙しい所、またまたお邪魔します〜

ここは、とっても難しいですね、「キラキラした声」は中々出来ませんが・・・明るい声が出来れば、和音を作るときのぶつかりで、キラキラと響きあえますよね?
「う」の母音は音程によって、明るく出るのと、暗い声になる場所があります。

ここでキミコ先生がおっしゃっている、「カエルの喉のように膨らます」を試みますと、舌を下げると喉は、脹らみますが、その状態で「ホ〜ホ〜・ウオ〜ン」を出したとたんに喉が細くなります。
まだまだ、喉声なのでしょうか〜?
それでも、胸高く、お腹を意識で鼻通を目指して練習していたら、なんとかなるものでしょうか・・・。

ご指導よろしくお願いいたします。
Posted by 笑美 at 2013年04月07日 18:02
こんばんわ、笑美さん。
この辺の事は実際にレッスンをしないと、無理です。
とても伝えきれないし、ここでは主に筋肉の事だけ書いています。
喉から先の事は他のブログでいくらでも書いてらっしゃるでしょう。

フクロウの声は自分でも一番低い音で声を出します。
喉は太いままで発声できるはずです。

温かい息の状態で喉は太くなりますね。
声を出す前に暖かい息が先に出ているでしょうか。
温かい息に引きだされて声がついてくるというイメージです。

笑美さんの舌の奥に力が入っているのかもしれませんが、
残念ながら文章ではわかりかねます。
いつも言っていますように、正解は必ず自ずとわかります。
多分気づかずに何かをしているから喉が細くなっているはずですよ。
Posted by キミコ at 2013年04月07日 21:06
キミコ先生 こんなに遅くにお返事ありがとうございます。
「暖かい息」をすっかり忘れていました。
スピードのある曲のテンポ合わせに気をとられて、ガンガン行っていました。
「ナイショの息」「暖かい息」いろいろ頭に命令と冷静さを持って舞台に臨みます。

良い報告ができますように!
Posted by 笑美 at 2013年04月07日 23:19
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