2010年09月21日

寄せて!上げて!

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なんて題をつけたら、まるでどこかの下着メーカーのCMみたいですか?笑

久しぶりにピアノの弾き方について気になったので書いてみました。

大腰筋の意識が出来るようになるとで書いたあの生徒さんのその後です。

あれから半年ほど経つのですね。
すっかり音色も弾くスピードも変化があります。

出来るだけ毎週レッスンをと思っていても、仕事が忙しいようで
とても不定期なレッスンになってしまうのです。
今日のピアノ練習も落ちついて出来たのは1月ぶりです。

この人は律儀というか、ピアノの課題の前に必ず5音音階で
オクターブ昇る練習曲を弾きます。
私が求めている訳ではないのですが、弾かないと気が収まらないらしい・・・・。

やはり一番初めに弾く物は勇気が必要ですね。
鍵盤に手を置くのをかなりためらった後に弾き始めます。
音色が変わってきたとはいえ、まさか文句なしとは言えません。

左右同じ練習曲なのですがどうしても左右差が出ます。
右手は5本の指を完全に鍵盤上に置いて弾けますが、左手は
親指が浮いてしまいます。
余りしつこく言うとそればかりに気が囚われるので、わざと見逃していました。
今日は少し気になるので左手だけで弾いて頂きました。

誰でもでしょうけれど、利き手でない方で弾くと
力が抜けずに音も籠もって、たどたどしくなってしまいます。
腕の内側に筋が立って居る位力が入ります。
そして肩が上がってくる!案の定の弾き方なのです。
普段は右手が寄り添うので弾けるのですが、片手となると力の配分が
おかしくなるのでしょう。

身体を引き上げることは常に言い続けているので、それに関しては十分です。
ところが脇が開いて、肘の外側から力が抜けてしまっている・・・。

肘を内側に寄せるようにと言うと、ばらついていた音がややまとまるようです。
左手小指から順に親指に移行するパッセージは、肘を寄せる形になるので
とてもやりやすいですが、やはり親指から小指に向かうパッセージは
肘から外に力が抜けてしまうようです。

いくら身体を引き上げられても、その力が外に抜けてしまっては
全く意味がありません。
私にとっては、今更ながらなるほどなあと感心するばかり!
「寄せて引き上げる」事が同時に出来ないといけないのですね。

この人はピアノを練習する時間が殆ど取れない人ですから
ある程度の時間はかかるのは承知です。
それにお互いに「身体から入るピアノレッスン」を
実験していることは了解済みなので今後どんな展開になるかわかりません。

私も新しい指導法でアプローチが出来ることを、この人に感謝しています。



posted by キミコ at 21:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 歌以外の楽器に関して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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