2013年01月07日

おめでとうございます

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私も無事に2013年を迎える事ができて、こうして皆様に年頭のご挨拶を
するのも7回目となりました。
最近は更新もまれなブログになり果てましたが、これでも毎日覗きに来ています。
決して捨てているわけではありませんので、皆様もお見捨てなきように。

昨年の後半の記事は肋骨を広げる事のオンパレードでした。
それでちゃんと確認しておけばよかったのですが、
歌唱時の呼吸は「腹式呼吸」ではないのです。
いえ、半分は当たっていますが、ちょっと違う・・・

「腹式呼吸で教えます」とか、生徒勧誘の時に書いてあるのを見かけますが、
なんだか大丈夫かなと思います。
もちろん正しく教えてらっしゃるにしても、宣伝にはそんなに詳しく
書いていられないという訳でなら、それもアリかと。
でも生徒さんに聞く話では以前の教室では「お腹をいっぱいに膨らませて、
思い切り口から吸いこんで」と習ったそうです。大汗

腹式呼吸は吸う時にはお腹を膨らませますが、これでは身体を引き上げる事は
出来ないのです。
第一これだけでは肩甲骨を動かすことはできません。
肩甲骨が動かないということは、すなわちその裏側である肋骨が広がりません。
横隔膜を下げることはできても、肋骨を横や、前後方に広げる事がなければ、
肺は完全に歌唱時に機能させることはできないのです。

胸式呼吸と腹式呼吸、つまり横隔膜呼吸が一体化したものが発声のための
呼吸と言えるのです。
ということを、昨年の記事で強調するのを忘れていたのです。

歌うためには歌える身体をまず作る事!
今年もあなたの身体と仲良くなれることが大事ですよ!


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2012年06月05日

呼吸練習は何も歌だけに限らない

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今仕事の合間です。
先ほど来た生徒さんとバランスボールをしました。
あれは基本姿勢が決まらない限り、よろけてしまいます。
案の定どうしてもあるポーズが決まりません。

まずは肩甲骨を下ろせること、内転筋を使えること、
大腰筋に対する意識も必要だし、太もも裏、つまりハムストリングスが
しっかりしていないとか、どれが抜けてもポーズが決まらないのです。

そしてじっと観察していると、どうも呼吸の所為でもあることが
見えてきました。
呼吸が止まっていたり、息が荒かったりするとこれも失敗の原因になるのです。
つまり呼吸が止まると身体が固まりますからね。
そして呼吸が荒いと身体が揺れ動きますから。

私は主婦でもあるので、料理から逃げることは出来ません。
ありがたい事に料理は大好きなので苦労はありませんが。
調理でも呼吸のコントロールが大事だと痛感しています。
特に細い息遣いが出来ないと細かい作業が出来ませんし、
例えば揚げ物をするとして、熱した油の中に食材を入れるときに
乱暴な呼吸で入れると思わぬ怪我をすることにもなりますし、
調理以前にとても大事な事なのですね。

主婦の立場の人に指示を出す時に、よく料理を引き合いに出すのですが、
豆腐の取り扱いに関してが多いです。
例えば豆腐を壊さないように容器から容器に移すとか、
指先で豆腐の形を壊さないように触るとか。
またはなみなみと一杯に注がれたコップを移動する
でもいいですね。
息を止めたままでみじん切りやキャベツの千切りが出来ますか?とか。

人に無理なお願いをする時に、かなり下手に出てお願いしませんか?
その時の息はとても柔らかいでしょう?
ご機嫌取りにもこの息遣いは役に立ちますね。笑

歌は大きな声だけ出てもそれだけでは曲になりません。
そんな息遣いが出来ないとそれを歌に活かせないのです。
特に歌いだし部分でこの息遣いが役に立ちます。

そう考えていくと、料理の先生って歌の達人かもしれないねと
生徒さんと笑いましたよ。
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2011年12月04日

やってみるとわかる

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発声に関する本を読んで、よくわからないことがありませんか。
私もかなり本を持っていますが、つい読み過ごしてそのままに
なっている事が多かったです。
まあ本を読んでいた時期の私は、さっぱり訳がわかっていなかった
と言えばそれまでなのですが。

顔の筋肉を使う事は、もっとも発声と関係がありますね。
そして非常にそれが難しい!
どうしたらよいのかわからないことが多い個所でもあります。
発声の本でもページを割いて書いていますけれど、やってみたって
おいそれとできるものではありません。
だって文章では伝わらないことの方が多いですし。

生徒さんに教えるときでさえ、どう言って良いのかわからなくなる位
顔の筋肉って微妙です。
特に日本人は表情筋を使う事が苦手ですし、つくづく私達は
シャイな民族だなと思います。

頬骨を上げることを教えることで四苦八苦していると
以前書いたことがありました。
生徒さん達の頬骨を上げることに困っている状態を見て
あれこれアドバイスをして、その結果、何とかこれなら
大丈夫かと言える事がわかりました。

ツボで言う「鼻通」という個所を持ち上げます。→「ツボ探検隊」
ここは花粉症のツボなんです。 画像があるのでよくお分かりでしょうが、
つまり鼻の脇、ホウレイ線の始まりの場所です。
そこを指で触って持ち上げてみてください。
どんなに深く息が吸えるか!
これを発見した時の私の驚きったらなかったですよ。

発声の本の多くには「鼻の穴を広げるようにして」とか
「鼻の穴を上向にして」などと書いてあるのを見て、
若い頃の私は「それは恥ずかしい」と思って、
頬骨を上げるだけでいいだろうとずっと思ってきました。
先生たちだってそんな事に関して一言も誰も触れなかったので、
私は何も知らずに過ごして来たのです。

本ももうちょっと突っ込んで書いてくれていたら、わかりやすかったのに!
つまり「息を吸うのが楽になるツボの個所」って事で
納得させてくれていたら、確実に練習したんだろうと思います。

確かに「鼻通」の個所を指で持ち上げながら歌ってみると、
なんとか頬骨がそれに連れて上がります。

それに口角を上げるとか、上あごを斜め上に持ち上げるとか、
上の奥歯を上に持ち上げて前歯を少し突き出すようにする、とか
生徒さんの顔の形状や、理解できそうな言葉を選んで声を掛けました。

もちろん緊張しやすい人はまだ出来ないようで、百パーセントでは
ないのですが、以前よりははっきり理解して練習している人が多いようです。
指を離してできる人も増えてきていますし、聞いてみると
深く呼吸ができるし、高音が出しやすくなったと言います。

しかし、余りにオーバーな表情のキープは禁物ですよ。
その表情を固めてしまうのではなく、顔の筋肉は柔らかいに
越したことはないのです。
ラベル:歌唱時の表情
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2009年09月09日

知識と意識と・・・

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実際のレッスンでは声のポジションの習得について、ずっとやって来ていましたが、
自分の中でも一応落ちついて来たこともあって、以前のいわゆる
「発声練習」も以前以上にバラエティに富んだ練習に取りかかっています。

その中には非常に長い息の保持を必要とする物もあって、それについて
どんな声かけをしようかと生徒さん達を観察してきました。
実は私自身が昔は非常に息の短い事で長いこと悩んできました。
さすがに最近はそれも解決されて居ますけれど。

つまり早い話が、肺に空気が沢山入れば良いわけなのですが・・・

自分が歌う場合は次のフレーズはどんな長さでどんなフレーズの動きか
すっかり頭に入っているので、それに合うように胸の広がりを調節しますが、
発声練習ではたまにはうっかりしてしまうこともあるわけです。

知らなかった!でも触れていることですが、鼻から息を吸えば良いのです。
鼻から吸うことが実行されれば胸郭が広がります。
そしてみぞおちが上がるのでそれが自分の中で「吸えた」という
認識を作るのです。

必ず生徒さんと共に声を出しますから、自分も一緒に認識が出来るわけです。
その時に改めて気がついたことがありました。
胸郭が上がって広がると背骨が一緒に持ち上がる感覚です。
相変わらずですが、「自分は出来ていて人に伝えられていない」のでした。

今これを書くに当たって知らなかった!を読み直しました。

ああ・・・
「胸の上部が引き上がれば腰のS字カーブが生まれます。」

そうでした・・・・相変わらずうかつな私でした。  大汗

皆さんもお試し下さいね。
単に胸が上がることだけを認識するのでなく、背筋への注意も
どうぞお忘れ無く。
吸った後の呼気を経済的に小出しに吐き続けられれば、かなりな
ロングトーンが実現することでしょう。

ラベル:瞬間に吸う
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2009年06月13日

効率の良さを求めない

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どう言えばいいのかずっと考えていますをここに書いてから順次生徒さん達に
試しています。
言い方が良かったのか、かなり良い感じで理解されているようです。

良い香りがすると仮定して嗅いでみて下さい。
一層身体が緩みませんか?


と書いたので、今日は仮定ではなく実践してみました。
丁度ピアノの上に「ラベンダー」のミストを置いてあったのを発見しました。
ピアノの上にはつい色々な物を積み上げているので、偶々掘り出していたら
これを運良く見つけたのです。
ラベンダーはリラックス効果があると言われているので、空気の籠もった時に
部屋に振りまくのに置いてあるのです。

大体何でも実践してみるのが私の良い所なのですよ。
実際に香りを振りまくと香りが鼻の中に広がって、嫌でも香りを嗅いでしまいます。
積極的に息を吸い込もうとせずに緩ませる
が良く納得されたようでとても歌いやすいと好評でした。

この以前に他の生徒さんに
「この言い方をわかっていればもっと早く言えば良かったですね。」と私が言いますと、
「吸う意味がわからない段階でこれを言われても、果たして出来てたか
どうかは疑問です。今だからわかることだと思いますよ。」
と言われました。

これも多分十人十色なのでしょうね。
やはり時間の積み重ねは大きいのかも知れません。
効率よく物を進めようとしてもそう簡単には行きませんね。



ラベル:呼吸法
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2009年06月09日

どう言えばいいのかずっと考えています

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自分が常に持っている感覚を人に伝えるのは
本当に難しいものです。
これで何度思い知らされていることか・・・
ため息が出るほどです。

特に呼吸については個々人によって
どうやら持っている感覚が全員違うようで、
うっかり十把一絡げな言い方にすると
ひどく誤解をされることがあるようです。
一番慎重に言葉を選ばなくてはなりません。

「腹一杯空気を吸いなさい!」
と言われたとかでそれこそ鼻を鳴らして吸う人が居たり、
どう言っても口からしか吸えなかったり・・・
全くどう言い聞かせばいいのか頭を抱えることばかりです。

今日はちょっと良い言葉がするりと出てきたので、
参考になるかと書いてみる気になりました。


久しぶりに自分の身体を使っての人体実験をして頂きたいのです。


1 息を吐ききった後それこそ胸にも腹にも一杯に
 吸い込んで下さい。
 必ず身体は膨れるはずですが、その時の感じを掴んで下さい。

2 息を吐ききった後普通の状態で吸いたくなる自分を
観察します。
 やはり必ず身体は膨れるはずですが、その時の
感じを掴んで下さい。


いつも言ってるし書いているのですけれど、
1,2のどちらが自分に自然な状態なのでしょうか。


元気な頑張り屋さんは1を選びますか?
自然派がお好みの方は2を?


1の場合は吸った空気で身体がパンパンに膨れます。
身体がすっかりそのお陰で硬くなっていませんか

2は普段通りに吸ったことで、身体の外壁が緩んだのが
わかりますか?

息を吐けば次は吸わないと人間は生きていられません。



無理に吸うのでなく身体を緩ませる方が横隔膜も
楽に下げられるというものです。



吸うために身体を硬くしてもその固まった状態では
喉も硬くなるのは既に知識として理解出来ているはずです。
それをなぜ今更吸うのやら・・・・

「わかってるわい!」でしょうが・・・
(これはバランスボールのトレーナーさんの口癖)
でも出来ないんですよねえ。

でも頭では理解して頂けたでしょう?

その次にもう一つ続けましょう。

2をもう一度実験して頂くとして、普通の状態で息を吸う時に
良い香りがすると仮定して嗅いでみて下さい。
一層身体が緩みませんか?
その状態を逃さずに腹横筋で一度留めます。
そこからちょびちょびと息を吐いて声を載せていく・・・


理解出来たら物は試しに1呼吸分歌って見てください。
普段より楽だったとしたらここを読んで頂いた甲斐があったって
いうもんです!

ラベル:呼吸の感覚
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2009年04月08日

胸の上部を上げる

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前日の記事知らなかった!に書いたことで再認識したことがあります。

生徒さん達はどうしても口で息を吸おうとします。
それは私自身もそうだったし、余りに他にしていることが煩雑で
つい忘れてしまうからなのですが・・・・

「知らなかった!」でわかったことを昨日の生徒さんに話をしました。
もちろん何度も言っていることなので「わかってるけど・・・」と
いうような顔をしていましたがやはり出来ません。
この人はつい先月から声楽を始めたばかりで右往左往している状態なので
益々鼻から吸う事がおろそかになってしまうのです。

声楽は音域が高いのでそれだけでも歌うのに困難なのですが、
それを困難にしている要因に「胸を上げる」事があるのです。
胸が上がらないと高音域で歌詞の発音が出来ません。

私が前回驚いたように記事を書いたのですが、声楽をやって来た
者にとっては知らず知らずのうちに鼻から吸うことを習得して
しまっていたので、改めて他の分野の人から聞くと驚いてしまうと
いう訳なのですね。
そうしないと高音域のオペラのアリアは歌うのが不可能なのですから。

気の毒なこの生徒さんは昨日のレッスンの間中ずっと
「口を閉めて!鼻から吸って!」と1呼吸毎に言われていましたよ。

先ほどですが私事ではありますが、娘が割とオペラ好きで
何かアリアを歌いたいというので先日モーツァルトの曲をやりました。
それをユーチューブで見て自分で一通り練習して夕食後に見てくれ
と言うので発音を直して音の取り間違いを直してと一通りの事を
ざっとやってみましたが高音続きで相当疲れておりました。

一応分野は違いますが発声法は学んでいますので一通りの
声は出ますが生憎筋肉を使いこなせないのでバランスボールを
させてみました。
初めてのことで座るのも大変という状態でふらふらになっておりました。
そう考えると熟年の生徒さん達は良くやっているんだなあと
改めて感心致しましたよ。
やはりきちんと身体の操作をできることが歌う第一歩なのですね。


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2009年04月07日

知らなかった!

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長いこと当たり前のようにやって来たことで全く自覚のないことって
身の回りで多くないですか?


いつも通りにバランスボールのスタジオに出ました。
いつも通りにバランスボールの上に座って足を腰幅に広げ
膝と足先の向きを同じにして大腰筋を引き込み
おへそとみぞおちの間を開けてお腹と背中の間を薄くして
両手を上に上げるポーズを取りました。

その時に言われたこと

鼻から息を吸うと胸の上部が上がります。」

ものすごくはっとしました!!

だって口から息を吸い込むのがよくない事は先生達に
歌を始めた頃から散々言い続けられていましたからね。
でもどの先生にも胸の上部が上がるからだと言われたことがなかったのです。


続けて言われたこと

胸の上部が引き上がれば腰のS字カーブが生まれます。」

どれも検証してみればまさにその通りでした。



やはり身体の事については知識がないとだめですね・・・

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2008年12月09日

同じ事をやっていても

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生徒さん達の発声のレッスンを始める前に必ずやっている「儀式」

最近は骨盤底筋群の意識を持つとこれさえすっかり
意味合いが替わります。
身体の中の感覚に意識を持っていくと同じ事をやっても
自分の中では全く意味合いが違ってきます。

「まるで太極拳のようですね。」と言われた生徒さんも居られましたね。
そう言われれば確かにそうかもしれません。
ピラティスにおいても野口体操においても同じです。
形じゃなくてそれを通して身体の中を見るような感じでしょうか。

皆さんもこの「儀式」をもう一度骨盤底筋群を踏まえて
練習なさっては如何ですか?

ラベル:呼吸練習
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2008年02月15日

また一から・・・呼吸のコントロール

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そろそろ私のレッスン室に来て一年になるある生徒さん。
運動する事を避けて通ってきたという一生を変えた私は、
次にこれまで順調にやってきた声のレッスンまで
変える事にしました。
その人にインナーマッスルがないために身に付かなかった事を
これからなら出来るだろうと、再び一から戻す事にしました。

他の人ならここまでやってきて、こんな風に積み上げてきた
積み木を崩すようないわば乱暴とも言えるやり方を
していなかったかも知れません。

そもそもの初めから息をたっぷり含んだ声を出していて、それで
息のコントロールが利かず、声の焦点が定まらなかったのです。
長い年月こんな発声法を身につけてしまっているので、
これを治すのは並大抵じゃ無理だろうと思っては居ました。

この1年ずっとチャンスをうかがい続けていました。
でも根本の「楽器」の本体を作らないとこれは根治は無理と
途中で思いました。
レッスン時間の殆どを費やして筋トレに励んできました。

幸い、運動は嫌いと言い続けてきたものの、体を作らないと
声を掴む事は出来ないとその人は悟ってくれたので、
地味な筋トレを積極的に続けてくれました。
「ながら練習」を自分なりに開発して通勤の駅の構内や、
電車の中でのひそかな練習もやっておられたようです。
そのお陰でぐらぐらしていた体もしっかり立てるように
なってきました。

続きます。
posted by キミコ at 07:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 呼吸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月13日

吸わなくていいのに・・・

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ずっと書き続けていることですが、生徒さん達を見ていると
余程意識しないと出来ないなあと思うことは色々あります。

特に声を出す一瞬前の吸気にはその思いを強くします。
かつての自分がそうだったので偉そうなことは言えませんが、
既に肺は広がっているのにそこからまだ肺を満たそうとするのです。
しかもご丁寧に口から・・・・

指摘するとあっと思ってしばらくは止まりますが、他のことに
気を取られてる間に再び始めるのです。
余程のコントロールと注意深さが必要ですが、
確かに大変な事ですものね。
生命体を維持するための行為を改めて意識化に置くというのは
大変な事です。
私もそれを思うたびに意識が遠のくような思いを何度したでしょう。

これはまだ指摘してくれる人が居る間は何とかなりますが
一度自分だけになるとすっかり忘れてしまいます。
それでもはっと気がついたら身体を全く使っていなかったり・・・

生徒さん達のあくなきチャレンジ精神には脱帽です。
脳がこれを完全に制御出来る日までたゆまず練習あるのみです!

参照記事 効率の良さを求めない
どう言えばよいのかずっと考えています
ラベル:歌唱時の呼吸
posted by キミコ at 22:55| Comment(0) | TrackBack(0) | 呼吸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月21日

普段の生活の時の呼吸を知っていますか?

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こうして呼吸に関連する仕事をしていると、普段の何気ないことでの
自分の呼吸にふと気づくことがあります。
私も主婦ですから料理をする時に特によく気がつきます。

フライパンでものを焼いていて裏返す時の呼吸。
とても細く材料を切りたい時の呼吸。
急いで料理をしていて時間を気にしている時の呼吸。

そしてこの息づかいで歌ってみたいと思ったりとか、あの生徒さんは
こんな息で歌ったらきれいに出来るんだろうなとか・・・

たとえば物をよく壊す人は呼吸がとても大きいのです。
呼吸を意識してそれを調理に活かしたら繊細な料理が出来るかも知れません。
昔の生徒さんでしたが、ハンバーグを作っていて指を骨折!
がんがん混ぜていてボールの内側に指を強打したそうです。 汗
女性の生徒さんが多いからレッスンの時にお話しする時に、調理に引っかけて
音楽の話をするとよく理解して頂けます。



いつも素晴らしい声で歌う生徒さんが昨日「先生、ちょっとピアノを聞いて下さいよ。」
と弾いて下さいました。
ところが呼吸のコントロールを知らなくて、繊細な曲が台無しです!
あれだけ良い声が出るのに・・・

息の強さを半分以下にしてそっと鍵盤に触れてみて下さいと言って
そばで一緒に弾いてみました。
初めは指の力も抜かずに叩こうとしておられましたが、そのうちに
柔らかい音が出てきました。

声の質がよくてもそれだけでは歌になりません。
良い声であるほど惜しいなあと思われて案外歌のまずさが
目立つかも知れないのです。

力任せに演奏しても人の心を打つとは限らないのです。
さりげなさに聞き耳を立ててもらうようにする方が余程効果的なのです。
丁度こてこてにお化粧してる人より、薄化粧で素肌の美しさを引き立てる方が
美しく見えるのと同じですけれど・・・



ラベル:呼吸  ピアノ
posted by キミコ at 00:30| Comment(2) | TrackBack(0) | 呼吸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする