2007年01月29日

胸を上げるという事

217.jpg

27日のレッスンでまたしても自分にとって当たり前の事が
相手には当たり前でないという事を確認させられました。

そして今日のレッスンでもそれをまたしても思い知らされました。
生徒さんの鎖骨の動きをじっと見ていたのですが
やはり大した動きにはなっていません。
それを指摘して確かめてもらうとやはり声に膨らみが出ます。
本人も楽だと感想を漏らしてくれました。

ちゃんと年末にこれに関しては生徒さんに話をしていたのですが
きちんと伝わっていなかったようです。
私には「胸部」全体を持ち上げるように言えばよいのだと
思っていたのですが、生徒さんには鳩尾を上げたらそれで解決だと
思っていたようなのです。

乳首同士を結ぶラインを持ち上げて鎖骨周辺を膨らませるなんて
日常では考えられない不思議な動作ですからね。
私にはごく普通の事ですが言葉が足りなかったと思いました。

この頃の私は大胸筋について確実に言える知識がありませんでした。

この動作には腋を持ち上げる戻りましょうみぞおち
という事が頭に入っていれば、後は鎖骨を前面に盛り上げるようにすると
そんなに困らずに実行できるでしょう。
声を出しながらここをゆっくり広げると、声を増大させる事が可能です。
歌のクライマックスに必要なワザでしょうね。
その時にはちゃんと背中も膨らませて下さい。

もちろん生徒さんが大喜びだったのは言うまでもありません。
次回は素敵な歌が聴ける事を楽しみにしています。

タグ:発声
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2007年01月26日

頑張らないで!

チャールズダーウィン.jpg

日本人って私も含めて「頑張る」のが好きな民族ですね。

確かにずっと頑張ってやってきたから今のような「豊かな生活」
を持てたと言えますが。
但し物質的に豊かであって、他の面でどうなのかはここでは
言及不要な事です。

歌う場合での「頑張り」についてお話しする事にします。

レッスン室に生徒さんが入ってこられて少し世間話をしたり
しますとその時は皆さんとてもにこやかなのですが、
いざ声を出すという場面になると途端に真顔に戻って
戦闘態勢という雰囲気を醸し出してくる人が殆どなのです。

これは一番してはいけない事なのです。

薄ら笑いというか不敵で人をバカにしたくらいの余裕ある表情で
声を出して頂きたいのです。
このブログを読んで下さっている皆様なら理由は自明の事ですね。
とにかく緊張は一番困る事なのです。

頑張るとは歯を食いしばる事とほぼ同義語ですからね。
肩を上げてあごを張ってしまう体勢になってしまうのです。

一番肩の力が抜けている人たちは「おばさま」達です。
少々音が外れようがおかしな声になろうが
そんな自分を笑い飛ばす!
この余裕がないとレッスンにはなりません。


ボイストレーニング未経験の人ならば初めはもちろんゼロです。
言ってもわからない、頑張ってやろうにも何も出来ません。

やがて芽が出て葉が出て時間が経つにつれて「言えばわかる」
状態になります。
頑張ったら出来る状態ですね。

声を出す事に経験を積んできた頃は言わなくてもわかる、
つまり頑張らなくても出来る。

と このように成長していくわけです。


頑張らなくても声が出る頃になるとすっかり立ち方もサマに
なっていますので、生活面でも他の習い事でも余裕でこなす
ようになっています。
いわばレッスンの受け方もサマになってくると言えるでしょうか。
そしてボイストレーニングをやっている意味も咀嚼出来るようになって
生き方に張りが出ている様子が見て取れて嬉しい限りです。

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2007年01月16日

「チューリップ」の歌

102_1.jpg

最近この記事に添えてチューリップの写真を出していますが、皆さんはもちろん「チューリップ」の歌は歌えますね?

咲いた 咲いた チューリップの花が・・・・

というあの歌です。

その冒頭の「咲いた」の部分だけを歌ってみて下さい。

音の高さを感じることは出来ますか?
楽譜が読めるなら間違いなく音が音階の順番に上がっていくのがおわかりですね。
すなわち「さ」より「い」が高く、「い」より「た」が高くなっています。
つまり「さ」と「い」は音の距離すなわち「音程」といいますが
『「さ」より「い」は2度高い』と言い表します。
「さ」と「た」は3度音程になるのです。

少し低い目と感じる辺りから歌ってみて下さい。
少しずつ高く「咲いた」 「咲いた」と上げていって下さい。

               
                    
                        咲いた                

                  咲いた
            咲いた
      咲いた

咲いた 


とこんな感じで高くしていきます。



上げていくに従って「た」の部分が歌いづらくなっていませんか?

私は車の運転免許を持っていないのですが、それでもギアチェンジという
概念を持っています。

丁度こんな風に「咲いた」を繰り返すとどこかで「ギアチェンジ」しなければ
やっていけないでしょう。

これをご存じないと「私は高い音は歌えない!」と悩むことになるのです。
実はどうということもないんですね。 
つまりやり方を覚えれば悩みは即解消!というわけです。

でも文章でどれだけ理解して頂けるか自信がありません。
何度も読み直して試して頂けるでしょうか?
わかりづらいと言われるならご一報を頂けたら嬉しいのですが。


「咲いた」と順に高くしていって歌いづらいと思った高さが来ると
その音を歌う前に一旦息を止めないで、声だけ出すのを止めて
「ナイショの暖かい息」を出し、暖かい息から「た」の発音に移ります。

おわかり頂けましたか?


例えば最後の「た」が歌いづらいとするなら「さい●た」と歌います
黒丸は「ナイショの暖かい息」です。

少し難しいかも知れませんがしっかり「い」と「た」を開けて
「た」と言うつもりで暖かい息を出して息の果てに「た」があるようにします。
くれぐれも「い」と「た」は息を出し続けて切りません。


「さーいー・・・t・・・ たぁぁぁ」という感じでしょうか。


前日の「喉を開ける」感覚がおわかりなら出来ると思います。
くれぐれも力で押さないで息の流れの続きに出てくるという感覚があるのです。

それでも順に上げていくと再び歌いづらくなるはずです。
またギアチェンジの必要があるのです。
でも今度はあごを下げることを思い出して下さい。
段々あごを下げていかないと高音を歌うのに上あごが高くないと
声が出しづらいからです。

今度は●の時に同時に下あごを下げます。(1/7を参照して下さい)
如何です?ちゃんと乗り越えられましたか?

こんな風に歌っていくわけですが、何よりも大事なことは自己観察です。
少しでも苦しいと思えば間違いです。
もう一度低い音から試してみましょう。おかしいと思う時は大抵やり方が
間違っているのです。
歌い終わって気持ちが良いと思った時はそれが正解です。

歌う人には正確な自己観察が必要なのです



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暖かい息

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昨日はものすごく話が横に逸れてしまいました。
今日は本来に戻しますね。

でも喉を詰めたら歌えないし、喉にも何一つ良いことは無いということは
ご理解頂けたと思います。

喉を開けるということはではどうすることなのでしょうか。

まずは片手手のひらを横に開いた状態で喉に当ててみます。
丁度のど仏のある場所に親指と人差し指の間、つまり「手の又」
といわれる場所が当たるようにして下さい。

窓ガラスを拭く時にガラスを曇らせるように「ハァ〜」という
暖かい息を吐いてみて下さい。
注意点は「ハァ〜」という音が聞こえないように「ナイショの暖かい息」にする事です。



さて観察タイムです!

息を詰めた時の喉の手触りとこの暖かい息では手触りが
変化したでしょうか?
くれぐれもナイショの息ですよ。
音がするくらい出すと手触りが変わってしまいますからね。

如何ですか?
柔らかい手触りと喉が若干膨れていることに気が付きましたか?

この状態が喉を開けたという状態なのです。



他にどんな言い方が出来ますか?

あなたなりの言葉は思いつきますか?

私は出来るだけ相手にわかってもらえるように言葉を選びますが、
それが確実に万人に向くとは限りませんね。
だからよく生徒さんにどんな感じですかと説明を求めるようにしています。
自分の身体で起きていることを説明するのはよく理解出来ていないと
出来ることではありませんし、
起こっている事について考えることは有益だとかねがね思っているのです。

他には「ちくわを喉に通した感じ」というのもありますね。

まあとにかく口の中は温かく喉の力が抜けたことは理解して頂けたでしょう。


喉の方に意識を持っていきながら、ナイショの暖かい息からゆっくりと
声が出るまでの段階を踏みながら「あ〜」と声を出してみて下さい。
喉に力が入っていませんか?
柔らかい手触りも残されたままで喉も膨れたままになっていますか?

歌う時も話をする時もこの状態を常に保って頂きたいのです。

これが健康な声の出し方で、しかも一番効率の良い出し方なのです。


慣れたら色々な音の高さで出してみて下さい。

でも余り大きな声ではまた喉が塞がるかも知れないので、ごく小さな声で
良いのです。

この段階では身体を保持する事はまだ出来ないでしょうから、
まずはこの喉の感覚をよく脳に刻んで下さいね。

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2007年01月14日

喉を詰めない事

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何も考えずに一度「うっ」と息を詰めてみて下さい。
身体が膨らむことは今までにお話してきたから今更言うまでもありません。

他の箇所ではどうなっているでしょう?
喉の奥ではどんな状態になっていますか?
喉が苦しくはないですか?

さあここで「観察」の始まりですよ!

喉元を触ってみて下さい。
普段の状態の時と手触りはどう変わっていますか?
閉じた口の中では何がどう変わっているでしょうか?

触れてみると首は触っている手を押し返すように堅いですね。
あごの下は押してみると喉より堅くなっていませんか?
口の中の状態は舌を堅く上あごに押しつけているか、
喉の奥に巻き込んだりしていませんか?

この状態から仮に歌い出すとすると声は破裂するように出てしまいますね。
最悪なのはがなり声から喉に痛みさえ起きてしまうことでしょう。

声帯筋は開いたり閉じたりします。
開いている時は空気の流通路ですし、閉じられれば肺に食べ物の流入を
防ぐし、声を出すことも出来るのです。
つまり声を出す一瞬前には既に閉じられているわけで、
そこに力を入れた状態から発声をすると肺からの空気が声帯に当たって
ダメージを受けます。

それがずっと続くと成人男性で2センチ、女性なら1センチしかない声帯は
忽ち壊れてしまいますし、二度と戻ることはありません。
ポリープなんて出来るというのは自分の発声の悪さを証明しているようなもので、
歌手と仮にも呼ばれる人が公表なんてするものではありません。

ポリープなんて手術したら治るだろうって思っていませんか?
仮にもデリケートな箇所にメスなんて入れたら元の声に戻る確証なんて
どこにもありません。
もっと悪いことには同じ発声で同じ箇所にまたポリープが出来て
もっと堅くなってタコになる声帯結節なんてものになるのです。

およそ先進国と言われる国の中で日本人ほど自分の声の健康に
気を払わない国民は居ません。
テレビでも汚い声を出して平気だし、子供にも汚い声をたしなめることもしません。
国語教育だって書くことが中心で読むことはとてもおろそかにされています。
義務教育なのに読み方や日本語の発音についてなんて授業を受けた人は
どれくらい居ますか?

話が逸れました・・・

その子供なんですが、赤ん坊のうちに余り泣かせすぎるとその柔らかい声帯には
かなりなダメージがあるのです。
嗄声(させい)つまり「しわがれ声」ですね。
 
声変わりの男子のあの声もそうですが、聞いていてハラハラしますね。
声変わりの時期に無理な声を出させないのも喉がデリケートな状態に
なっているからです。
赤ん坊を余りに泣かせすぎるとしわがれてしまいます。
時々そんな子供さんを見たことがありませんか?
そんな子は一生その状態が続きます。
それが思春期に思わぬコンプレックスの元を作ったりもしますので、
親は注意しなければなりません。

少し書くのが長引きました。

続きは後述します。

関連記事ちくわの喉?

タグ:声の健康
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まん丸お月さん

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呼吸の保持のことをお話ししましたが、各パーツ毎に
強化する必要があることは12月中に色々とお話をしてあります。

レッスンではそれぞれのパーツについての会得をするのですが、
いくら筆を尽くして書いたところで結局は徒労に終わることでしょう。
自ずと限界があるので詳しくは触れません。
でもそれではこれを読んで練習しようかと思っている人たちには
申し訳ないので、総合的なある練習をお教えしておきます。

立ち方(12/8)に従って立ってみます。
そのまま両手を横に広げてまん丸お月さんを頭上に作ってみます。
いわゆる「マル!」のあのポーズですね。

さて、このポーズを決めたあなたはもうこれだけで十分に
肺に空気が入っているのに気がつかれたでしょうか。
この動作で実は横隔膜がしっかり下がっているのです。

ではその証拠を確かめましょうか。

鳩尾がしっかり張っているのに気づかれたでしょうが、
その鳩尾の横線を意識したまま、胸の線が下がらないように
そーっと手を下ろしていきましょう。
手が段々下りていって真横から下がるに連れ、
きっと驚かれたのではありませんか?

胸がしっかり張れて丹田を最大限に使ってる自分が居ませんか?
その上半身を支えるために、臀筋も内転筋もしっかり
緊張させなければならないのではありませんか?
そしてもちろん息を吐くのを忘れずに!
息を止めていては何にもなりませんからね。

つまり手を下ろした状態でもこの各パーツに起きた緊張をさせればよいわけです。
それが正しいかどうかは自分で作った身体の緊張をほどかずに
再びお月さんになれば良いのです。
手が下りて行くに従って正解かどうかは自ずとわかる仕組みになっています。

もう一つのやり方はいつも通りに立ってみて片足の膝を曲げてみます。
これでも同様に横隔膜が下がっているのです。
曲げた片足を地面に下ろすに従ってお月様と同様の身体の緊張感を
得ることが出来ているのにきっと気が付くことでしょう。

この二つを繰り返して身体の内的感覚を覚えるだけでも
あなたは保持ということを会得したことになるのです。
まん丸お月さんで片足を上げた姿勢をして歌ってみて下さい。
どんなに歌いやすいか!
きっとこのままの姿で舞台に立ちたいとさえ思われるのではないでしょうか。

バランスボールによってそれがもっとはっきり確かめられますね

関連記事
レッスン前の儀式

腹式呼吸の話

バランスボールで呼吸法の練習を

横隔膜を下げる

新たにわかったことを補足しました。
行動の意味を知る 2



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2007年01月12日

息を保持しよう

アブラハムダービー3.jpg

さて これで息を肺に入れるところまで来ました。

次に吐くということをしますが普通は膨らんだ肺の容積を
何も考えずに減らす事でしょう。

でもそれでは胸式呼吸をしたって良いわけで、素早い呼吸が求められることと同時に
音楽が求めている長さの保持もしなくてはならないことを忘れています。

昨日も書きましたがもう一度書きましょう。

肺の容積を広げる為に横隔膜を下げるのです


これを保持出来るかどうかが、求められている息の長さを満たせるかどうかの分かれ道なのです。
その為に筋肉を鍛える話を延々としたわけなのです。
せっかく広がった胸郭を狭めないようにぐっとフレーズの最後まで
筋肉で横隔膜が上がるまでの時間を保持するのです。

これは筋肉を鍛えておかないと意外と重労働な事がわかるはずです。
広がった胸郭を胸と背中で支えて、それをお腹とお尻と内ももで補助します。
その為に腰の位置がきちんと決まっていること、足も鍛えていないとその上半身の重みに耐えられません。

レッスンが進んでこの段階になると、生徒さん達は必ず足ががくがくだと言って帰ります。

保持をするからといって力が身体全体に入ったら、喉周辺の筋肉は堅くなって歌声にはなりません。
自分がどこに力を入れているか抜いているかを正確に判断出来る頭脳がここでは何より必要なのです。

意外に重労働だとわかって、またここでも生徒が減ります。

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タグ:息の保持
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2007年01月10日

吸わないで!

ミス・アリス.jpg

昨日の話の最後を理解して頂けましたか?
肺の容積を広げる為に横隔膜を下げるのです

その方法は12月から延々と述べてきましたので、もう一度ご覧下さい。

さて

息は吸わないともちろん死に至ります。当然ですけれど・・・
でも、レッスン中に私が生徒さん達に言うことは「吸わないで!」なのです。

もう一度書きますが

肺の容積を広げる為に横隔膜を下げるのです

つまり肋骨を広げ、周辺の筋肉を使って自分を土管のように膨らませたら
吸う必要はないのです。

胸式呼吸ならそうはいきませんが、腹式呼吸ならそれが可能なのです。

ということは

素早い呼吸が可能=音楽の妨げにならない

ということに繋がってくるわけです。
胸式呼吸なら吸う為に1秒は必要ですから、その間に伴奏は遙か彼方に飛んで行っています。

これで頭では理解して頂けたでしょうか?

ところが悲しいかな・・・・
これを脳を迂回して実践するのではなく身体に染みつかせてやろうとすると
本当に大変なのです。
忽ち私に「ほら!吸ったらだめ!」って何十回も言われるのです。

初めの何ヶ月かはこれで落ち込むでしょうね・・・
何しろ普段の呼吸は胸式呼吸をしているから、脳が覚えてくれません。
これだけで反復練習が嫌いな人は脱落します・・・

練習方法はとにかく昨日書いたように驚いた時の身体の膨らみを
何度もやって動きとどこが動いているかを叩き込むことです。
この動作がつまり肺を広げている事と同じなわけですから。

それと同時にまずは吐ききることをしてみることです。
限界まで息を吐いて、予備呼吸の分(普段の吐く動作の限界まで)に達するくらいに吐きます。
そうなると息は自然に肺に入ってくるでしょう。
そりゃあ爽やかな酸素が入ってくるのが新鮮な驚きではないかと思います。

頭に入れるべきは

吐いたら吸える

です

普通は吸ったら吐くでしょう?
今日から認識を新たにしてみてくださいね。

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2007年01月09日

腹式呼吸の話

トラディスカント1.jpg

いよいよ出てきました!腹式呼吸という言葉!
多分散々あちこちで聞いて居られることと思いますが、
一応一通りの説明はしましょう。

今皆さんは呼吸をしておられますが胴体のどの部分が動いていますか?
肩と胸ではありませんか?
つまり肋骨を広げてそれによって肺の容積を伸び縮みさせておられることでしょう。
いわば「カジュアルな呼吸」これを胸式呼吸といいます。

この方法では生きるために最小限の呼吸を確保は出来ますが、
意図的に息の長さを変える歌唱には向きません。
まして管楽器の演奏などはまさに不可能です。
この呼吸方法のままで仮に演奏すると、喉の疲労は激しくなるし、
何より鎖骨の下が凝って喉の奥に熱っぽささえ感じて、
大変な苦痛を味わうことになります。

最小限の呼吸では足りないので横隔膜の助けを借りることにします。
横隔膜って何?
牛の内臓の一部に「ハラミ」があるのですが食べたことがおありでしょうか?
あれが横隔膜なんです。 つまり肺と他の臓器を遮る膜なわけです。
これを使って一層肺を動かすわけです。

とここまで来て・・・
私は若い頃この説明ではわかりませんでした。
だって通り一遍だし、自分の身体の中を見る事なんて出来ないんですもの。

もっと実際的に感じて頂きましょうね。
例えば驚いた時のお腹の動きはどうでしょう?
あ!と言って驚いたフリをしてみて下さい。
胸の周辺も背中もお腹も膨らんでいませんか?

さて!この時ですがこれで横隔膜が下がっているのです。
でもこう言われて体中を押さえて不思議そうな顔をしている皆様・・・
ごもっともですよ。
だって私もまるで逆さまだろうと言いたいくらいでしたもの。
身体は膨れているのに横隔膜も上がって居るだろうと言いたいでしょう?

でもよく考えて下さい。
横隔膜が下がらないと遮断するという役目は果たせません。

なぜなら肺の容積を広げたいなら下げない限り肺は広がりませんから・・・

つまり横隔膜が下がるから肺が広がり、今のあなたの身体の膨らみを
得ることが出来るのです。
これをよく理解しておいて脳に叩き込んでおいて下さい。


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2007年01月08日

目とその周辺について

ホワイトクリスマス.jpg

顔の筋肉を使うことについてですが、今日は目の周辺についてお話しします。

昨日の最後に観察に尽きるということを書きました。
歌手の人たちが高音を出す時にどんな顔をしているかご存じですか?
目を見開き、眉を上げているのです。一度気になったら観察してみて下さい。

例えば跳躍する時のことを考えてみて下さい。
高く飛び上がるには体中の筋肉を伸ばします。丁度それと同じで
声帯の筋肉を伸ばすために他の箇所の筋肉も同じように使います。
跳躍するからと足だけ使って他の身体の部位を縮める人が居るでしょうか?

眉を上げて目を見開いて高い声を出してみて下さい。
どんなに出しやすいかに驚かれると思います。
その時に頭頂部の少し後ろに手を置いてみて下さい。
眉毛を上げるとぴくぴくと動きませんか?(頭頂筋
このように色んな筋肉が声を出すことを支えるのです。

また眉毛を上げることはブレーキの役割も果たします。
大きな声から急に声をひそめるのに欠かせない部位なのです。
欧米の映画を見ているとシーっという動作に眉毛を上げる行為がつきものです。
この顔をして大きな声を出すのは大変なエネルギーを使うのですが
まだ声をひそめる方がどれほど楽に出来ることか。

以上のことと同時に口の開け方を伴って声を出せることが出来れば
あなたの声は驚くほどの音域を獲得したことになります。

つまり普段の生活でどういうシチュエーションでこんな顔をしているでしょうか?
例えば街中で歩いていてすれ違った人を見たら何十年も会っていない人で、
しかもあなたが好意を持っている相手だったとしたら?

きっとあなたはその人を捕まえて「やぁ!!久しぶりですねえ!」って
満面の笑みを浮かべて目は開かれ、口も大きく開いているでしょう。

顔といえどもこの位筋肉を使うのです。
最近フェイササイズという言葉が時々聞かれますが、そこで役立つのがこれです。
大きく分けると
目を開く。ぎゅっとつむる。
口を開く。唇を突き出す。
舌を突き出す 引っ込める。口の中で回すetc.

皆様もパソコンを活用して調べてみて下さい。
色々な方法があるかとは思いますが、めまぐるしく変わる音高や
強弱には欠かせない筋トレです。

私もこの年になっても同年代の人に比べてしわやたるみが気になりません。
激しい顔の筋トレのお陰なのです。

筋肉はどこの部位でもどんなに年を取っても発達するのです。
それで血行も良くなり若々しくなるなら一石二鳥でしょう。
フェイササイズも是非お試し下さい。

参照記事
ポジション5 額


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2006年12月24日

「肩と腕」の続き

舞.jpg

肩は息を吸うことにより多少は自然に持ち上がります。
これは仕方がないのですが、要は上部僧帽筋をいかに見張っていられるかにかかります。

どうしても胸の筋肉を強ばらせて硬い声になってしまう人が居ます。
そういう人のために両肘を手に持って腕を浮かすようにして
胸の位置を引き上げて筋肉を広げるやり方もあります。
(肩胛骨が寄りますからね)
そうすると鎖骨が浮き出して肩の力が抜けることを確認できるでしょう。

10年8月付記 この場合首に力を入れるのが抜けない人には
余りお薦め出来ません。首を長く保つ、または肩先を外に広げて
肩甲骨を寄せる事が出来ないと、却って首に力が入るかも知れないのです。


但し上部僧帽筋の位置が上がっていないことに注目をする必要があります。
こうすると唯一肩は上がりますが肺の邪魔をしないという要件を満たすことは出来ます。

肺の邪魔をしない=横隔膜が下がる

腕の例外的な使い方として胸を広げるために両手を広げることがあります。
これは曲のクライマックスのためにも視覚的にも効果を上げます。
とても歌いやすくなってお薦めの方法です。
但し歌の間中やっているとクライマックスがなくなってしまうので、振り付けを考えて下さいね。
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2006年12月23日

肩と腕

garden5.jpg

歌う時はほぼ全身の筋肉が参加します。
楽しく歌っているように見えますが、歌手は実は内面で
色々な作業をしているのです。
最終的には歌詞を考えるのですがそれとは別に、身体の色々な部位について見張っている自分もいるのです。

その中でも唯一と言っていいほど使ってないのが肩と腕です。
というより使ってはいけない存在でもあります。
初心者の生徒さんはどうしても身体を強ばらせるので肩を引き上げ、それに従って腕に緊張も強いてしまいます。

10年8月付記 肩は横に広げるようにしないと、肩甲骨が寄りませんね。
肩甲骨が寄らないとみぞおちが上がりません。


肩、すなわち上部僧帽筋を持ち上げてしまうというのは
一番デリケートで直接歌声に関係する、喉の周辺の筋肉を
強ばらせることでもあります。
その結果首に縦のスジを浮き上がらせてしまって喉を締め付けて
しまう事になってしまいます。
その為に声帯を引き下げる筋肉が使いづらくなって
硬い声に繋がることにもなります。

10年8月付記 胸鎖乳突筋も縮んでしまって、益々歌うのが困難に!

以下 後に記述

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2006年12月22日

背中!

P1010022.JPG

今日は背中についてです。

たとえば
悪いヤツに追い掛けられてある場所に逃げ込んでドアを閉めましたが
そのドアを開けられないように背中で押しているという感じでしょうか。

たとえば
ランドセルを背負って背中が分厚くなったイメージ
・・・でしょうか。

私もかなり近年になるまで出来ませんでした。
かなりの年数がかかるのですが、声の厚みというか
響きが随分変わって驚きます。

練習するには床にしゃがみ込んで三角座り(体育館座り)をして
背中を膨らませます。
肩胛骨を左右に広げる感じで思い切り悪い姿勢を取ります。
背中に手を回せる人は片手で脊髄を触りながらすればいいですね。
1本ずつ背骨を突きだしていきます。
その時の背中のイメージを覚えます。

当然、骨盤後傾のポジションでみぞおちを引き込み、肩甲骨を広げ、
腹横筋が必要です。


次に床に四つんばいになって喧嘩するネコのように
思い切り背中を上に突き上げます。
これはそへ(つまりへその裏側、腰の一番凹んだところ)
の場所を覚える練習にもなります。

思い切り腰を引っ込めてお尻を突き上げる動作と
腰を高く上げてお尻をすぼめる動作をしてみます。
お尻が突き上がる状態を「骨盤前傾」と言います。
腰が高くなる状態を「骨盤後傾」と言います。

歌う時には常にそへを意識して歌います。

さて昨日も書きましたが、肩胛骨を意識できるかどうかで
声の響き方が全く変わってきます。
自分の姿を24時間考えることが出来たら、もうそれだけで
あなたは素晴らしい才能の持ち主です。

大抵の人は自分の姿勢を知りません。自分ではまっすぐに
立ってるつもりでも人が見たら全くだめだったりするのです。
自分が考えている姿と鏡で見た姿が一致したら
もう発声の基礎が出来ていると言えましょう。
なぜならそんな人は自分の声を観察できる筈だからです。
自分で自分の管理が出来ないと自分を楽器とする事が出来ません。

関連記事
バランスボールの座り方
タグ:骨盤の位置
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2006年12月20日

胸筋について

P1010046.JPG

順に上に上がってきていますが今日は胸の筋肉についてです。
何しろ肺が中に入っているのでとても大事な箇所です。
11日にも触れていますが、歌う時に大事なことは

肺が広がっている邪魔をしないこと!

これに尽きるのです。

その為に肋骨と周辺の筋肉を広げて保持しないといけません。


保持するためにはトレーニングと自分の身体と仲良くする習慣が
大事になってきます。

左右の鎖骨の下に両手を置いてみましょう。
次に息を吸います。

どうです?持ち上がったでしょうか?

多分そんな事をした経験がない人が大半でしょうし、持ち上がるどころか
落ち込んでるかも知れませんね。
大きく左右に両手を広げてみましょう。両手は向こうに行ってるので
触ることはできなくても広がったことはわかりますね。

それでもだめですか?
えいやー!と気合いもろともものすごいスピードで広げていませんか?

ゆっくり自分を観察してみましょう。

肘を曲げたままで鳩尾を意識して肋骨を広げます。
そのままゆっくりと左右に広げましょうか。

もちろん丹田も意識して下さいね。
脇の筋肉が伸びて鎖骨の下が盛り上がりましたよ。
その姿勢を保持して大急ぎで鎖骨の下を探ってみましょう。

どうです?上がりましたか?

え?まだだめ?

じゃあ肩胛骨の意識を持ってみましょう。
肩がしっかり下がっているのを確かめてその時の肩胛骨の場所を記憶して下さい。

10年8月付記
みぞおちを上げるために肩甲骨を意識するのはよかったですが、
それを動かすために菱形筋をトレーニングすることも大事なのです。
それと小胸筋が柔軟でないとそれも難しいかも知れません。


私はスポーツジムで毎週ピラティスのスタジオを受けていますが、
周りの人を見ていると肩胛骨の意識がないので肩が上がりっぱなしのまま
動作をしようとしている人が案外多く居ます。
肩胛骨はしっかり下げて日常生活を送ると肩こりもマシになるようです。

最近それをジムで学んで、レッスン室でも生徒さん達にうるさいほどに
注意します。
そうすると胸の筋肉が上がるのです。
皆さんも今やってみて下さいますか?如何です?
それでできたと思いますよ。

昨日来たわかばマークの生徒さんは半年ほどこれができずに困っていましたが、
昨日初めてできるようになりました。

ちなみになぜ出来たんですかとお訊ねすると、
その前の時間に私に指摘されてそれをとにかく意識するようにしたら
胸の筋肉が上がって急に出来るようになったとか。
この方も随分得をしましたね。
(急には出来ません。それまでの筋トレ効果ですから)
 
困ったあげくに獲得したことはいつまでも記憶に残りますから。

ボイストレーニングで実践することを日常生活に応用して下さい。
肺が広がって気持ちも前向きになります。

だって酸素が身体に取り入れやすくなれば血流がよくなりますからね。
そうなると気力がみなぎり自信も持てるし、生活も自ずと変わろうというもの!
身体から得られる自信だってあるのです。

外を整えれば内側だって変わってくるのですよ。

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posted by キミコ at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月15日

今日はおへそです

823_1.jpg

丹田に続いてお腹といえばおへそですね。
いつも凹んでいるおへその穴に人差し指を入れてみましょうか。
侵入者である人差し指に対抗して押し返してみてください。
但し息を吐きながらですよ。

丹田から力をもらえましたか?そへも膨らみましたか?
肛門もすぼめて力をお尻全体に入れてみましょう。
座っているあなたならお尻の圧力で椅子を押しているでしょうね。
足も踏ん張っていると思います。
(つまり腹横筋を使っているのです。)

お腹全体としては普段より凹んでいると思います。
でもおへその穴は明らかに外に飛び出そうとしていますね。

ところで・・・椅子に座っているあなた。
今のあなたの体勢はちょうどトイレで気張っているのに似ていませんか
息を詰めて肛門を開ければまさにそのスタイルでしょう。
違うのは息を吐きつつ肛門を閉めている事です。
(骨盤底筋群を意識しているのと同じ事ですね。)

腹筋には腹直筋 腹斜筋 腹横筋があってそれぞれのトレーニングが
必要です。
それらインナーマッスルをしっかり鍛えないと、声の元である
息も送れないし下半身をしっかり支えることができません。

私もそれを教えてくれる人がなくて、今までずいぶんな回り道をしてしまいました。
何故声が揺れるのかという答えが出せずに悶々としていたのです。
4年前からスポーツジムに行きだしてトレーニングをするうちに、自分でも驚く声が出るようになりました。
やはり身体は鍛えるべきなのですね。

腹筋運動も大事ですがバランスを取れることもとても重要です。
身体を支えることでしっかりした下半身を作ることができます。
立って後ろ向きに片足を曲げてその足首を片手で持ちます。
その状態で立っていることができますか?
バランスを取るためにふらふらとする事でしょう。
まずはそれが楽々とできるようにしてみてください。
それができるようになったら両手を広げて片足を後ろにまっすぐ伸ばします。
丁度飛行機スタイルです。
それができたら両手を斜め上に上げて足を横に上げましょう。
空に輝く星になれますか?

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筋トレ 腹筋4
posted by キミコ at 00:49| Comment(4) | TrackBack(0) | 過去 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月13日

昨日の続きです

オクラホマ.jpg

さて 今日はお腹ですが、丹田をご存じですか。

はっきりここだと言えるものではないのですが、恥骨の辺りでしょうか。
その辺りを触ってお腹に力を入れるとかちかちに堅い場所があります。
歌う時の力の源がこの場所なのです。
ここから力をもらってそれが全身にみなぎるというイメージです。
野口体操と「中心軸」の関連参照

だから体調が悪いと歌えないのは当然なのです。
歌うために筋トレをしますが、格別変わったことではありません。
生きるためのありふれた力や動作を何気なく使えたら歌は歌えるのです。
生徒さん達が長くボイトレを続けて異口同音に言うことは、
自分の身体と仲良くなれたということです。
身体感覚を研ぎ澄まし、自分との対話をする事が歌うために何より必要だと
納得してくれます。

話が横に逸れました。

丹田からの力を常に感じることは歌うためには何より重要なことなのです。

次におへその裏側になる場所・・・意識できますか?
丁度背骨と腰を結ぶ一番細くてくぼんだ場所・・・
ここを「そへ」と呼びます。何ということはない、
へその裏だから反対言葉でそへです

一番くぼんでいるところを触ってみてください。普段は多分凹んでいることでしょう。
腰を後ろに突き出すようにして背骨を後ろに曲げてください。
どうです?突き出ましたか?(骨盤後傾)
それを突き出すために丹田から力をもらう必要があることを感じていますか?

実は「腰で歌う」といわれる所以はここにあるのです。
少し前に身体を膨らませる事を書きましたね。腰も膨らませるのです。

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あなたは動作を意識していますか?

タグ:丹田 そへ
posted by キミコ at 23:43| Comment(3) | TrackBack(0) | 過去 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月12日

意外? どの筋肉を使う?

842_1.jpg

まず足の方から書いてみます。
ふくらはぎですが常にバランスを取るのと足元を踏ん張るために
しっかり鍛えなければ上の圧力に耐えられるものではありません。
つま先立ちをして筋トレをします。

膝はもちろん言うまでもありませんね。膝の内側から太ももの内側も
お尻の筋肉を通して腹筋に寄与しています。
特に膝の内側つまり内転筋は重要です。
ここは膝の間にクッションを挟んで落とさないように腿を締める運動や
座って足を投げ出して足首同士を内側に向けて交差させる運動をします。

お尻の筋肉も肛門をしっかり締めたりお尻のえくぼに力を入れることで
腹筋に寄与します。
足を後ろに上げたり斜め後ろに上げたりして筋トレをします。
会陰部もしっかり締められないと骨盤底筋群が使えません。

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臀筋を鍛える

財産を作ろう 足底筋

足の裏のこと

10年8月付記
かなり不親切で、自分でもよく理解していない説明ぶりに汗が出ます。
足底筋、大腰筋をまずは鍛えておいて、そこに骨盤底筋群の意識を
作らなければだめなのはもっと先を読んで下さるとわかって頂けるはずです。
ここだけ読んで納得をしないようにして下さい。
posted by キミコ at 23:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月11日

全身の筋肉を使う

コサージュ」と「ライラックローズ」.jpg

歌は口先だけで歌えるものではありません。
最新流行の服を着てかっこよく歌ってるように見えますが実は服の中では色々な筋肉が活動しているのです。

呼吸は鼻や口を通して空気を肺に送り込む事で成り立ちます。
肺の容積はもちろん個人差があるのですが、息を吸えば容積は多くなり
息を吐くと小さくなるのは頭で想像してもおわかりでしょう。
それを助けるのは肺の周りの筋肉や肋骨なのです。
つまり肺がいくら広がろうとしても周りがそれを助けてくれなければ無理なのです。

長い呼気を実現させるにはここがポイントなのです。
つまり肺の邪魔をしないように広げてやる!

筋肉が堅くてはそれも出来ません。その為に筋トレの必要があるのです。
胸と背中の筋肉、腹筋も臀筋(お尻の筋肉)そして腿やふくらはぎの筋肉
さえもそれを助けるのです。
腕以外の筋肉は全て協調させないと歌声は生まれません。

どうです?意外でしたか?
タグ:筋トレ
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2006年12月10日

骨盤の位置

108_1.jpg

腰に手を当ててまっすぐに立ってみます。
少しお腹に力を入れてお尻を突き出してみましょう。
背中の下、つまりおへその裏側がきゅっと凹んだ状態になって
膝の裏側はぴんと伸びます。
この位置を骨盤前傾と言います。

今度は逆さまに自分のおへそをのぞき込めるように
お尻をすぼめてみましょう。
ちょうど子供をおんぶしたような体勢ですね。
おへその裏側は今度は緩んだ状態になって
お腹はすっかり凹みます。膝の裏は弛んで曲がります。
この位置を骨盤後傾と言います。

普段は丁度骨盤を真ん中にした状態で暮らすと気持ちよく
日常が送れます。
ピラティスでいう「ニュートラルポジション」に当たります。

日本人はおへそを前に突き出し骨盤を後ろに回し、しかも
膝の裏は弛んで胸が落ち込み、頭は肩の位置より前、つまり
首を突き出す状態で立ったり歩いたりしています。
よく皆さんの周囲を見回して下さい。多いでしょう?そんな人・・・

歌う時はニュートラルポジションでなく骨盤をやや後傾気味にして
膝を緩めます。
地面に足の裏をべったり付けて重心を真ん中よりやや前に置きます。
丁度足の親指の下「拇指球」と呼ばれる位置を意識しましょう。
皆さんは足の裏を意識された事があるでしょうか?
歌う時にはとにかく足の裏を意識して頂きたいものです。

次にみぞおちとおへそとの距離を少し遠くします。
これで背中がしゃんとしました。
おへその裏側は弛んだままになっていますか?
身体を引き上げるってこんな事参照

実際にここに書いてあるとおりに立ってみると、背中は緩み、お腹は凹み、
お尻はすぼまり、膝の裏は緩んでまるでグニャグニャでとても
おかしな感じを受けると思います。

そして地面からまっすぐに生えた植物のように、また上からぶら下げられた
人形のように丁度天と地の間を自分が繋いでいるように、
あごはやや引いて後頭部の毛を斜め後ろに引っ張られるように立ちます。
野口体操と「中心軸」の関連参照

この姿を一度鏡で見て下さい。とても威厳が感じられると思います。
まるで王のように後ろに何千人も人を従えて立っているように見えます。
こうでないと舞台映えがしないのです。

この骨盤後傾という事をマスター出来ると色々な芸能、スポーツの上達が
期待出来ます。
太鼓を叩く人の姿、野球のバッター、スキーの滑降、ゴルフのスィング・・・
一度一流と言われる人たちの立ち姿を観察してみて下さい。

何故こんな姿が必要かというと、足元を安定させておかないと
上半身にかかるものすごい圧力に対抗出来なければ、歌えないからなのです。

この立ち姿をマスターするのにかなりな時間を必要とするのです。
うっかりすると歌にのめり込んですっかり忘れてうまく歌えずに
首をかしげる事にもなってしまいます。

まずは立てるようになる事!
美しいフォームから美しい声が生まれます。

参照 歌う時の息の練習

posted by キミコ at 00:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 過去 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする