2007年07月28日

「呼吸練習をしましょう」その1

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大分回が重なってきました。
皆様にも実際レッスンでやっている事をお見せすることにしますね。

1 a)まっすぐに立って両腕を何気なく早く肩の高さまで持ち上げ、
  その時に息を吸っていることを自覚する。
  ゆっくり息を吐きながら腕を元の位置に戻すが、
  吐き終わりと腕の位置がぴったり合うように呼吸をコントロールする。

b)その逆に、腕を早く下げながら吸う。あげる時に息を吐く。
c)両腕を肩の高さまで早く上げながら吸う。下ろしながら吐く。
 d)その逆に、早く下ろしながら吸う。あげながら吐く。


歌うことは話すこととそれほど変わりはありません。
普段通りの呼吸をする練習です。
何が普段通りか改めて聞かれるとわからないのではないでしょうか。
人に話しかける前に不自然に息を吸ってから話をする人を私は見たことがありません。
そういう呼吸を練習するわけです。

息を吸い込んで歌い出さないならどうするかはこれまでに何度も書いてきました。

横隔膜を下げて肋骨周辺を開けて、肺を開く

何気なく手を挙げるという行為の中にも自分の呼吸を意識出来ないといけません。
口からでなく、鼻から少しだけ吸い込んでいることを認識してください。
その量さえあれば肋骨周辺を広げる筋肉の動きの協調があれば事足りるのです。
肋骨は広がりましたか?
胸の筋肉は上がりましたか?
肩胛骨は下がりましたか?
背筋は広がりましたか?

その次の段階がとても大変だと思います。
呼気の量と手を下ろすスピードがぴったり合わないとだめなのです。
つまり自分の呼気の量を嫌でも認識しないとこの動作は成り立ちません。
なかなか合致しないと思います。
実際生徒さん達はとても苦労しますよ。

次に腕を元の位置に戻しますが、横隔膜は下げたままにキープします。うっかりと普段の身体の状態にしてはだめなのです。
歌い終わりならそれも大丈夫ですが、歌は続いてると仮定すると
いちいち元の場所に戻しては次の動作が成り立ちませんからね。
横隔膜は下げたままにするのが歌唱時に置ける重要な点です。

C)はかなり歌うための動作としては楽な動きです。
困るのがb)とd)でしょう。実際にやってみると納得すると思います。
なぜなら呼吸に反した動きになるからです。
これをすることで益々自分の呼吸を意識する練習をする事が出来るでしょう。
タグ:呼吸練習
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レッスン前の儀式

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 呼吸のコントロールをしましょう

1 a)まっすぐに立って両腕を何気なく早く肩の高さまで持ち上げ、
  その時に息を吸っていることを自覚する。
  ゆっくり息を吐きながら腕を元の位置に戻すが、
  吐き終わりと腕の位置がぴったり合うように呼吸をコントロールする。

b)その逆に、腕を早く下げながら吸う。あげる時に息を吐く。
c)両腕を肩の高さまで早く上げながら吸う。下ろしながら吐く。
 d)その逆に、早く下ろしながら吸う。あげながら吐く。

2 a)両手を腰に。息をゆっくり吸い(肺を広げて)早く吐く。
吸気は5,4,3,秒と色々な組み合わせで。
   
  b)両腕をゆっくり前からあげながら十分吸う。下ろしながらハハハと
軽く息に段をつけて吐く。
  
  c) b)のスピードを早く。一回の吐気でハハハの回数を多くしていく。

3 a)10秒吸う。5秒止める。10秒吐く。
b)a)の方法で15秒吸う。5秒止める。40秒吐くを目標に。
初めに吸う前に軽く何度か息を吐いておくこと
吐き出して苦しくなってきたら体の緊張をほぐすことを考えること

4 a) 普通に鼻で吸い、鼻で吐く。
b)普通に口で吸い、鼻で吐く。
 c)静かに鼻で吸い、普通に口で吐く。
d)早く鼻で吸い、静かに口で吐く。
  e) 早く鼻で吸い、息を止め、早く口で吐く。
  f)ゆっくり鼻で吸い、息を止め、ゆっくり口で吐く。
  g)深く鼻で吸い、口からゆっくりA-の発音。Sーの発音。
h)深く口で吸い、ゆっくり鼻からNーと口を閉めて声を出す。


上に書いたものはレッスンの前に実践しているプリントです。
慣れてきたらこのプリントに添っていわばレッスン前の準備体操を致します。

とても簡単そうに見えると思いますが、実はとても奥深いものです。
次回から少しずつ言葉を足していきたいと思います。
タグ:呼吸練習
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2007年07月16日

身体から来る自信

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コンプレックスを持たない人は恐らく居ないでしょう。
程度の差こそあれ、誰もが一生背負い続けるものだと思います。
またもしこれは持ってませんと答える人が居るならば
私はそんな人とは余り付き合いたくないです。
コンプレックスはその人を謙虚にさせるものだとも思うからです。

しかし人には取るに足りないつまらないものだと思われても
本人にはそれこそ重篤な悩みだったりもします。
それが元で心身症にかかることさえ珍しくないからです。
多分自信を喪失したことが主な要因だと思いますが。
そこから抜け出そうともがくほど益々ひどい状態になる人も居て
同情を禁じ得ません。

コンプレックスから顔の表情さえ無くす人も居ます。
また気持ちが塞ぐから声も元気がありません。
その為に益々人付き合いが悪くなっていくでしょう。

余計に自信を喪失して気持ちが暗くなることで
姿勢が前傾していきます。そうなると胸を圧迫することになり
肋骨が肺の広がりを邪魔しますし、横隔膜は上がりきって
いよいよ呼吸が困難になります。
血液に酸素が供給されないと脳に良い影響がある訳がありません。

悪循環が重なり益々状況は悪くなります。
姿勢の悪い人が良い生き方を出来ないと私が思うのは
極端な意見でおかしな考えでしょうか?
少なくとも半分は当たっていると思うのです。

そんな人にはボイストレーニングがお薦めです。
今上で挙げたことが全て解決されるからです。
表情筋を作れないと声にならないからです。
姿勢がきちんと取れるように考えることが出来る頃には
多分半分良い顔が出来るようになっているでしょう。

深く呼吸が出来ることで脳も活性化されて自分が悩んでいる
ことについてどう対処したらよいだろうかと考えることが
出来るようになっているはずです。
それまでは対処する方法を考えるにも至れず、悩みの暗闇を
あてど無く彷徨っていたに違いないのですもの。

身体に良い筋肉がついてくる頃には声もしっかり出すことが出来ていて
自分の悩みは何だったんだろうと思うことになるでしょう。
今まで聞いたこともない充実した自分の声に新しい自分を発見して
こんな自分でもきっと何かが出来るはずだと思えるようになるのです。
こんな人を何人も見ています。
もし自分のコンプレックスにひしがれそうになってる方が
居られるとしたら多分あなたの力になれるでしょう。

心の面からアプローチする方法ばかりとは限りません。
外的条件を整えていくことで心の痛みを取ることが出来るのです。
身体があなたに自信を与えることだって出来ることを
知っておいて欲しいのです。

あなたが内にこもっていても死ぬまであなたがあなた自身を
治すことはありません。
まずは外に向けて一歩を踏み出すのです。
その一歩があなたを助けることの方がはるかに多いのです。
今の状況が不満だと思うなら自分で自分を助けましょうよ。




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2007年07月12日

あなたは動作を意識していますか?

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あなたという人間は肉体はさておいて心と体から成り立っています
心と体のバランスを欠いたら病気になることもご存じでしょう。
常にそのバランスを取ることを心がけて生きていきたいと
私も常々考えています。

歌うことでは、自分を楽器化する事で「歌う」という行為が成り立つ事は
ずっとこのブログの主題でもある訳ですからよくわかっておられることでしょう。
楽器である身体を常に意識出来るかどうかは歌うことの
大きな巧拙の分かれ目になるのです


その大きなものとして「丹田」と「そへ」があることも、
よくわかって頂いていることと思います。
この2つを意識出来るかどうかで歌うという行為はすごく左右されるのです。

これは日常に置いても意識が出来るか出来ないかで
どうやら命にさえ関わってくるようです。

常に丹田を意識していないと、ふいに立ち上がった途端に
脳の血管が切れるということがあるそうです。
つまり身体を安定させた状態にさせておかないと、
思わぬ事も起きてしまうということでしょうか

生徒さん達を見ているとそれを常に感じさせられます。
自分の動作に対する意識がないから背骨も立ちあげられない。
座る姿勢も立つ姿勢も全てに丹田が感じられません。
つまり構えないと歌えない、構えるから余分な力が入る!
歌っても堅い声でしかない・・・
と悪循環が繰り返されてしまうのです。

そへを意識することで骨盤の位置が変わることも昨日書きました。
骨盤の位置が変わると内臓も位置が変わってきます。
つまり骨盤の上に上半身を置くのです。

人間の略図を書いてくださいというと、大抵の方は頭、上半身、
下半身、それに手足を加えて書かれます。
つまり意識として自分の身体をそう捉えているのです。
でももうおわかりですね。
上半身と下半身の間に「腰」がないと人間としての動作が成り立ちません。

今こうしてブログを読んで下さっているあなたは如何ですか?
どんな身体を意識しておられますか?


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2007年07月01日

再び気がついたこと

134590207_29.jpg70代位になると何も運動していない場合は背筋がやはり低下していますね。
床に腰を下ろして足を投げ出した時、どうしても背中が丸まったままで
しゃんとしません。

ということで、以下受け売りですが、私もこうして調べることにより、
知識量アップトレーニングをしているようなものですね。


私たちは生まれて寝返りをうちだすころから最期まで、
この筋肉をいやというほど使っているんです。
「あ〜やれやれ休憩しよう」といって椅子に座って休んでいるときにも
上半身を支える為に働いてくれます。
「今日は仕事で疲れた・・・そろそろ寝ようか」
というときでさえ寝返りをうってこの筋肉を働かせます。
骨格筋で一番の働き者ではないでしょうか?
さながら24時間営業のコンビニのようです。

つまり脊柱を柱のようにピンと立ててくれる役割をするのが、
脊柱起立筋という筋肉なんです。
脊柱起立筋の緊張が腰痛、肩こり、背中の痛みなどを引き起こすのです。

筋力アップを目指す場合も腹筋と合わせて行なうことによりより洗練された肉体をつくることができるでしょう。


参考にご覧下さいね。

http://www.sports-net.jp/cat_fit/bk041.html

http://taisya.denze.net/senaka.html

http://portal.nifty.com/cs/club/list/kintore/1.htm

とまあ受け売りはこの辺にして・・・

昨日は発声のトレーニング中にこの70代に突入しようかという方の
身体の動きをじっと観察していました。
肋骨を横に広げて鳩尾をあげるという動きが
どうもスムーズではありません。
よく考えてみると背筋が殆ど鍛えられていないために
どうやら肋骨を持ち上げられていないらしいことがわかりました。

背筋1のAで述べている体勢を取ってもらって声を出して頂きます。
声を出しながら背中を反らせると肋骨が広がる動きを実感して頂きました。
これを自分で腰を触って頂きながら何度か繰り返して、
再び立って声を出して、今使ったところを意識してもらうと
きちんと声が出て随分喜んで頂きました。
慣れた行為も関連づけることで、新しい発見に繋がる良い例でした。
posted by キミコ at 18:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 身体と声作り基礎編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月16日

腰を鍛えましょう。

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大腰筋とは上半身と下半身をつなぐ唯一の筋肉で
背骨や骨盤を支えたり、太ももを上げるとても重要な筋肉です。
しかし体の外側から触っても確認は出来ません。

この筋肉を鍛えることで、まず姿勢が良くなり、下半身の血行が改善されて、
足が疲れにくくなります。
つまり歌う時に上半身にかかる圧力を支えるためには
大腰筋が不可欠な筋肉といえるでしょう。


大腰筋が弱くなると上半身を支えきれなくなり、胸を前に倒して
姿勢のバランスをとるようになるため、
背骨が湾曲するとともに骨盤が後に倒れてしまいます。
つまり骨盤と背骨がゆがむと、血流が滞ったり神経が圧迫されて、
内臓が下垂して下腹部が出てきたり、更には
交感神経の働きが低下し、太りやすい体になります。
また大腰筋と拮抗関係にある大臀筋も弱くなるのでお尻も垂れて来ますね。


筋トレ1
その場足踏み

両手を大きく振りながらその場で足踏みをします。
太ももは床と平行になるくらいまで上げ、
1〜2秒キープします。

その発展系として

両手を前にならえの体勢にして手の平を下に向けます。
その体勢をキープしたまま足踏みをして、手のひらに膝が
つくほどに高く上げます。
これを楽しくすると、同じ運動になりますが、先ほどの高さに膝を揚げて
その膝の下で拍手を1回します。

片足踏みだし

直立の姿勢から片脚を上げ、大きく前方にバンッと踏み出します。
そこに体重をのせて、出した脚のひざが90度になるまで曲げ、
3〜5秒間後ろ脚を意識的に伸ばします。

次に体をいったん最初に直立状態に戻してから脚を替えて
同じ動作を繰り返します。


以下のHPも参考にどうぞ


http://daiyoukin.infotopjp.com/

関連記事バランスボールの座り方

バランスボール 大腰筋を使う
posted by キミコ at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体と声作り基礎編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月07日

お尻を使おう

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歌う時には意外にお尻の筋肉が必要なのです。
私もそうですが、お尻が垂れてるヒマはありません。
常にぎゅっと肛門を閉め、お尻のえくぼを引き締めています。
多分歌う人は全員がそうではないかと思います。

なぜ必要かというと、歌う時の感覚はトイレで気張っている時と
全く同じなのです。
息を詰めて気張るのでなく、息は吐いては居ますが、腹部の感覚は
まさにその通りなのですから。
但し久しぶりに実験して頂きたいのですが、肛門を閉めないで
歌うのと、しっかり締めて歌うのではどちらが歌いやすいでしょうか。
答えは明らかですね。
そうなると臀筋を鍛える必要があることは自明の理でしょう。

臀筋を使いやすくするために内転筋を鍛える必要があります
内ももがしっかりしていないと踏ん張りも利きません。意外?どの筋肉を使う?

ここにも少し触れていますが、ふくらはぎの筋肉も使わないと
これも踏ん張りが利きません。
歌う時の姿勢を取って下さい。上半身と骨盤をキープしたまま
腰幅に足を開けて少し膝を曲げてかかとだけを上げ下げします。
あーら不思議!

いつも言っていますが何回やれば良いのですか?ではないのです。
自分との兼ね合いや、筋肉を意識出来るかどうかですから、
回数を書いても仕方ないのです。
1月ほどして床に足を投げ出した時にふくらはぎが床を触れるほどになれば良いのです。

関連記事 
身体全体を使って歌っていますか

臀筋を鍛える

財産を作ろう 足底筋

足の裏のこと


posted by キミコ at 23:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体と声作り基礎編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年06月04日

背筋2

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床にうつぶせになって両手を肩の位置に置いて、指先を肩の側に向けます。
丁度肘を張った体勢になりますね。肩胛骨の位置を頭に入れておきます。
膝から下を天井に向けて、そのまま車のワイパーになったつもりで
その足を左右に揺らせます。両足は離れないように。
腹筋をしっかり使って臀筋もしっかり締めて左右に揺れた時にその側の肩を浮かせて
肩胛骨を絞ります。
脇腹もしっかり使うようにしましょう。
背中の余分な肉が取れてすっきりした体型も保てますよ。
あんまり早くやらないで各部の筋肉を十分意識します。

各部を意識するのは歌う時に色々な筋肉を同時作業で使いますので
その練習にもなるのです。
普段から自分の内側に意識を向ける事を心がけましょう。
自分と向き合うことは何より生き方として賢いことだと思います。

関連記事
背筋を鍛える
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2007年05月27日

背筋1

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ボイストレーニングというと腹筋が頭に浮かぶ人はかなり居られると思います。
しかし思いの外歌では背筋を使うことが多く、腹筋は良くできても背筋は全くだめ
という人が意外に多くて驚きます。
腹筋だけ鍛えてもバランスが取れませんから、同じ位背筋にも
熱心になって頂きたいと思います。

A 床にうつぶせに寝ます。手は自然に腰の横に手のひらを
上に向ける形で置いておきます。
腹筋を使って床から30度位の角度で上半身を持ち上げます。
足が上がらないように必ず注意してください。

B 床に四つんばいになります。足は腰幅に広げます。
どちらかの手を身体に水平に前に伸ばします。手と反対側の足を
身体と水平に持ち上げます。
きちんと手足が身体と水平になるというのが大事なところです。
これも腹筋と臀筋を使っているか意識します。
そのまま最低でも20秒はキープしてください。
足元がふらつく人は床に着いている側の足の指を立てて、
丁度つま先立ちしているようにすると安定するでしょう。

C Bの発展系ですが、その体勢から膝と肘をゆっくりとくっつける
ように内側に手足を動かします。
ゆっくりとする動作ほど筋肉を使います。
かなり疲れる運動ですがバランス感覚も養えて良いトレーニングでしょう。


関連記事 
背筋2
posted by キミコ at 21:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体と声作り基礎編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月25日

腹筋 6 腹斜筋

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A 床に寝転びます。両足を三角に立てて、腰幅に開きます。
頭は起こしておへそを覗き込む体勢を常に続けます。
左手を耳の後ろにおいて右手をうんと伸ばして、体を右に旋回させながら
右の足首を掴みます。
次に左側も同じことをします。

できるだけ一定の速度でゆっくりと遠回りをするほどに効果があります。


B 床に寝転びます。両手を耳の後ろに持っていって、足は床から離してひざを曲げて肩幅に開きます。
右ひじと左ひざを突き合わせるようにします。
ちょうど虫が仰向きになって暴れているようです。
それを高速に、またゆっくりも行います。

いつものことですが、行為に集中するのでなく体のどこを使っているかを
常に考えつつしっかり息を吐きながら動いてください。

posted by キミコ at 18:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体と声作り基礎編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

腹筋5 腹横筋

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A 床に仰向けに寝ます。両手は身体の横、腰の側に自然に置きます。
胴体部はそのまま床に着けたまま足だけをまっすぐに天井に持ち上げます。
足同士を絡ませるようにしても可です。
そのまま赤ん坊のおしめを替えるような感じでお尻を持ち上げます。
お尻を床に戻す時も足はまっすぐにしたままです。
床に着地しても足はまっすぐに天井に向けて 決して足を曲げたり
床に下ろさないようにしてください。
もちろんお尻を上げる時には息を吐きます。

大変なつらさですが丹田はとても鍛えられるでしょう。
ちなみに私は一番初め全く出来なくてこんな筋トレの存在自体
信じられませんでした。
1回ずつ増やして行くことを目指してください。

B 床に腰を下ろして足を投げ出します。
斜め後ろ、腰の側に両手を置きます。
足をまっすぐにして斜め上に足を持ち上げます。
自分の足を筆に見立ててそのまま1〜10まで足で数字を書いたり、自分の名前をひらがなで書いたりします。
くれぐれも腕に体重をかけないようにしてしっかり丹田を使います。

関連記事
バランスボールで呼吸法の練習を
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2007年05月17日

筋トレ 腹筋4 腹横筋

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4 ボート漕ぎ

下腹部の筋トレはとてもつらいものが多いですね。
熟年の生徒さんが殆どなので、余りムリもさせられないから、
出来るだけ疲れがすくないものをしています。

A 床に足を投げ出して座ります。上半身は歌う時のように骨盤の位置を
正しくします。
お祈りするように指を組んで腕をまっすぐに肩の高さに伸ばします。
その腕を足先まで伸ばし、ボートを漕ぐように思い切り胸の方に引きつけます。
太ももと丹田がプルプルするところまでゆっくりと腕を曲げて、
そのまま後ろに徐々に倒れていきますが、足先が上がらないように注意します。

じわっと汗を掻く運動ですが、その時の下腹の感覚や丹田を確かめておきます。
周辺の筋肉の状況も頭に入れておきましょう。
便秘の人にもとてもよい運動となります。

B 今度はまっすぐでなく右足に向ける、左足に向けるというように斜めに動きます。
腹斜筋の練習にもなりますね。
くれぐれもゆっくりと使っている筋肉を意識しながらやらないと意味がありません。
下腹の出た人にも即効性のある運動です。

これも単に回数ではなく、ギブアップした後の2回が効くのです。

この運動をしながら発声練習をすると声がみっちり詰まった
という感じが掴めます。
但し喉を開けるという感覚が身に付いてない人には「鬱積」にしかなりません。
胸にも力が入っていないということをちゃんと確かめての発声練習をしてくださいね。

参照記事

バランスボールで呼吸法の練習を

今日はおへそです







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2007年05月15日

筋トレ 腹筋3 腹斜筋

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3 腹斜筋の筋トレ

A 前回の「いわゆる筋トレ」の斜め横版です。

前回のように床に横になって足を立てて、頭の後ろで手を組んで
右の肘が左の膝を訪問するというイメージで身体を曲げます。
その時に横の筋肉が意識されると思います。
これもなかなか苦しいトレーニングですが、頑張って下さいね。
ちなみにウェストが細くなることは請け負います。
コツとしては前回同様一番苦しいポイントまで上半身を上げて
ゆるゆるとトレーニングします。
他のコツも普通の腹筋と同じです。参考になさって下さい。

B 床に横向きになって足を軽く曲げて、丁度片肘を立てて寝ころんで
テレビを見るような状態になります。
両手は指を組んでおきます。
そのままむっくりと起きあがるように上半身だけを持ち上げます。
Aの方法より強度は上がります。
肩こりの人にはしんどいかもしれませんね。

ところでAB共息を詰めがちですが、はっきりと息を吐いて下さい。
血圧の高い人には何かあっては大変ですから。

ところで
回数は?と聞かれそうですが、回数はそれぞれ異なるでしょう。
「つらくてつらくてこれ以上やったらおかしくなる」を感じたら
そこから2回足して下さい。
実は最後のその2回が本当の意味での筋トレになります。
つらくなる前に留めておいたらいつまでも筋肉はつきません。
つらい思いをするからこそ欲も湧くのです。

筋トレをすると翌日とても痛いと思います。
なぜ痛みがあるかというと、実は筋繊維がぼろぼろになっているから
なのだそうです。
何度も筋トレをする事によって、次々と筋繊維を再生しては壊していって
太い筋繊維に作り替えるのだそうです。

筋肉を鍛えると筋繊維が作り替えられるのは若い人だけではありません。
90才になっても十分そんな働きが残されるのだそうです。
機能がどんどん失われていくのでなく、作り替えられるのだとしたら
年を取ったからと卑下することはない訳ですね。
寝たきりにならないためにも努力は怠ってはいけないわけですね。



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2007年05月12日

筋トレ 腹筋2 いわゆる腹筋 (追記)

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2 いわゆる「腹筋」
一番皆さんのイメージに浮かぶあれです。
床に仰向けに寝て膝を立てて腰幅に足を開けます。
床に寝た恰好のままする人が居ますが、腰を痛めますから止めた方がよろしいでしょう。

頭の後ろに手を回すのも良いですし、動きに従って自分の腿を撫でるような
動作をされても構いません。
余りに肩こりのひどい人にはつらい筋トレかも知れません。
そんな時には頭の後ろで手を組む代わりにタオルを両手に持って
頭の後ろで引っ張り合うようにするとやりやすいかも知れません。

要領としては肩胛骨が少し床から離れる程度、起きあがった時に
自分のおへそをのぞき込む程度で十分です。
余りに起きあがろうとしても腰が痛いだけですから。

まず床から頭を持ち上げるようにしてから、みぞおちとおへその間を縮めます。
その時に必ず下腹を凹ませましょう。
次に下腹を凹ませたままでみぞおちとおへその間を伸ばして、
頭を床すれすれに下ろします。

つらいからと息を止めたままで行うと血圧の上昇を招き、危険です。
回数を声を出して言うことで息を吐く事になるのでお勧めです。

起きあがった後に床に頭をしっかり着けないこと、また勢いを付けて
するのでなく、胃の部分につらさを感じ続けるようにじわじわと
緩いテンポでする方が腹筋に効きます。
一番つらいポイントの辺りを殆ど動かなくても良いから持続させて下さい。

何よりも大事なのは丹田を使っているという自覚があるかないかです。
筋トレを漫然としているのは単につらさを増幅させるだけでしょう。

筋トレの初めの時期はとてもきついでしょうが、筋肉がついてくる頃には
案外平気になっていると思います。
毎日1つずつでも増やしていくようにされれば良いでしょう。

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2007年05月11日

筋トレ 腹筋1 腹横筋

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生徒さんたちと色々な筋トレをしています。
少しずつご紹介していこうと思います。

1、お尻歩き
床に足を投げ出して座り、骨盤の位置を前に傾けて、そへを突き出すようにします。
骨盤の上に上半身を載せるようにして、背中をしゃんとさせて、
肩甲骨の位置が常に下がっているのを確かめるようにします。
よーいどんのように握りこぶしを作って、ひざを曲げないようにして、
腰の付け根から前に進みます。 もちろん後ろにも下がってくださいね。

単に運動をするのでなく、おなかのどこを使っているかに常に留意します。
自分の体の中で何が起こって、どんな感じがするのか体に聴くようにしましょう。

丹田に直接効く運動です。歌うときに常にこの場所が意識できるとよいでしょう。

10年8月付記 この運動は大腰筋、腹横筋、臀筋を強化します。

関連記事
バランスボールで呼吸練習を

タグ:筋トレ
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2007年05月10日

ボイストレーニングに於ける筋トレ

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おとついですが、毎日見ている「はなまるマーケット」に河村 隆一さんがご出演でした。
ハートフルでパワフルで、真摯に歌に向かう姿は好感を覚えています。

話を聞いているとかなりの筋トレの様子でした。
腕立て伏せを本番前に5百回されたそうで、さすがに歌いづらかったと。
まあやりすぎだとわかって幸いでした。

でもこの位最近は筋トレの占める位置が上がってきているなと思いました。
私が若い頃には誰もそんな話をしなかったのですもの。

歌は身体が楽器なのですからきちんと日常的に楽器の手入れや
品質管理や向上をしなければなりません。
かといって闇雲にやったところで、身体が疲れては何もなりません。
いかに身体と相談して筋力をつけるかがポイントとなるでしょう。
身体が悲鳴を上げるほどやったところで、身体はあなたの意志に協力してくれません。

年齢や体調やあなたの「品質」によっても同じ筋トレをしたとしても変わるのです。
トレーナーとしては如何に早くあなたの楽器としての身体を作れるかを
正確に見極める事が仕事なのです。

10年8月付記 運動の筋肉疲労で喉周りの筋肉を起こすからです。
        疲れすぎるほどやると逆効果を招きます。
        声を出して疲れを感じない程とは、自分にとって
        どの程度がそうなのかを憶える必要があります。
タグ:筋トレ
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2007年04月14日

ストレッチの方法

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ここに私の生徒さんたちに配っているストレッチの
プリントの内容を挙げておきます。
ストレッチは星の数ほどありますが、これは熟年層向けの、
余り運動を経験していない人向けです。
主に床に座ったり寝ころんだりするストレッチです。

本当は股関節を柔らかくしたいので両足を広げたいところなのですが、
控えめに書いています。
若い方はどうぞ3,4にかけては両足を広げて下さいね。

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☆いずれも呼気を忘れないように行う事 
☆1つの動作は最低10秒以上行う
☆伸ばしている筋肉を意識しながら行う事 
☆いずれも気持ちの良い範囲で行う事
☆一つの動作に2度ずつ行うとより一層筋肉が伸びます。

上体を伸ばす 
床に座って指を組んで上に伸び上がる 
その動作のまま左右にゆっくりと身体を揺らす

股関節を柔らかく
床に座ったまま足の裏を合わせて 上体をゆっくりと前に曲げる

股関節とももの裏を伸ばす
合わせた足の裏の片方の足を横に広げて 上体をゆっくりと前に曲げる

ももの裏を伸ばす
横に広げていた足を前に伸ばして 上体をゆっくりと前に曲げる

ももの前側を伸ばす
足を片方前に伸ばしたまま 出来るだけゆっくりと後ろに寝る 
または後ろに肘をつくだけでも良い

ももの裏側とお尻を伸ばす
仰向けに寝ころび大きく伸びをしてから後 片足を腹の上に抱え込む
伸ばした片方の足の付け根を気持ちよく伸ばす 
その後その足を上方に伸ばし太ももの裏を抱えて出来るだけ顔に向けて伸ばす 
もう片方の足を折って伸ばした足の前側に交差させて再び太ももの裏に手を回す
上体が浮きそうになるのをしっかり背中を床に着ける事

上体全体と手と脇を伸ばす
寝ころんだまま片足を床に立ててそれを伸ばした足の上に重ねる 
手は大きく横に広げて 丁度大の字の手に交差した足という状態を作る
首は足と反対方向に曲げて肩胛骨をしっかり床に着ける
首の向きと反対側の手を床に着けたままゆっくりと頭の上まで円を描く
手の痛い角度を掴んだらその方向にうんと手を伸ばして遠くの物を取る動作をする


お腹を伸ばす
うつぶせになって両手を脇の側について上体を起こし腹上部を上に引っ張り上げる

肩と脇を伸ばす
起きあがって手を交差させて床に手をつき 上になった手に頭を突っ込むようにして 
下になった方の肩をつきお尻を上げる
下側の手はまっすぐ横に伸ばして肩の後ろと首筋を引っ張る


10腕と脇の下を伸ばす
土下座の姿勢になって手先を自分の方に向けて肘を張る(手の甲が上向き)
指先同士を付き合わすようにすると強度が上がる
次に手のひらを上に向けて肘をぴんと張る 
この時は指先同士を逆にすると強度が上がる

11アキレス腱とふくらはぎを伸ばす
よういどんの姿勢をして上げた膝の上に体重を掛けてアキレス腱を伸ばす 
(立てている足の指先をもう片方の膝より中に引っ込める事)

12足を緩める 足先を伸ばす
床に足を投げ出してかかとを床に着けたまま足首を揺らしたり
ばたばたさせる 次に足首を床側に伸ばしたり 
足首を自分に向ける 足の指を広げたり縮めたり また足首を回す

13二の腕を伸ばす
片腕を前方に伸ばしてもう片方の手で二の腕の裏側をすくい取り胸側に伸ばす 
手先はやや下に伸ばす  身体は前方を向いたままで行う

14脇の下と腕を伸ばす
片腕を頭上に伸ばし指先を背中に向けて腕を曲げる 
もう片方で曲がった方の肘を触り後ろに伸ばす

15首を伸ばす 回す
座ったままで両手であごの先をすくい首をゆっくりと上に傾ける 頭のてっぺんを
両手で押さえゆっくりと真下を向く(後ろ首を意識して)
片手で頭を押さえその手の方向に首を傾ける
(真横や斜め前と方向を変えて)最後に調整のために首を回す 
いずれも余り力を入れてすると後で首が痛むので十分に注意する

タグ:ストレッチ
posted by キミコ at 23:32| Comment(2) | TrackBack(0) | 身体と声作り基礎編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月23日

ボイストレーニングは究極の美容法!

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また昨日の話を引きずりますね。
ボイストレーニングを他の面でも大いに利用して欲しいと書きましたが
お教えしていて思う事は、美しくなる要素がたっぷりだという事です。
姿勢については口うるさく言いますから驚くほど姿勢が変わります。

また観察して頂きたいのですが、
今皆さんはパソコンの前に座っておられますでしょう?

そのままでいいですからおへそと鳩尾の間を開けてくださいますか?
如何です?嫌でも背中が伸びませんでしたか?
それと空気の量がまさに腹腔一杯になっていませんか?

つまり酸素が血液に入って脳に運ばれやすくなるという事ですね。
それと同時にちょっと気持ちが前向きというか、
少なくとも気分が悪くなったとか言いたい人は絶対に
いらっしゃらないはずですね。

血の巡りが良くなって悪い事は何一つ無いはずです。
健康面では言うに及ばず!
あなたの肌も輝いてくるし、見た目も生き生きとしてきます。
そこに良い声が載っかればいかがでしょう?
それで感じ悪い人になれるはずがありませんね。


骨盤の位置を習得すれば運動だってうまくできるようになれるし
歩く姿も本当にさまになります。
立ち居振る舞いも否応なく洗練されてきます。

何よりも内的感覚も磨かれているので、自分の健康に
無関心ではいられないし、前向きな気持ちが
よりよい自分を作ろうとさせる事でしょう。

何一つあなたを損させる要素はありません。

強いて言えばかなりナルシストにはなりますが・・・・


さて

普通の美容法ならこの程度はなれるでしょうが
他の美容法では絶対に出来ない事!

聞いていて気持ちの良い声は自分では作りにくいものです。
美しい人がカエルが潰れたような声では台無しです。
他が美しいだけにその他の要素を全て潰してしまうでしょう。

マイフェアレディのヒギンズ教授ではありませんが
声は美人を決める大きな要素なのです。
もちろん男性にも言える事ですよね。

あなた自身をぴかぴかに磨きませんか?



posted by キミコ at 22:41| Comment(2) | TrackBack(0) | 身体と声作り基礎編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月07日

口の開け方その他

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昨日の続きですが
口の開け方についてもう少し書いてみます。
案外口の周辺は力を入れる人が多いようで、同じ事を何人に言っても
出来ない人が割に居るのです。

中には3番目の口の開け方についてやってもらったら
獅子舞の獅子のように歯をむき出しにする人もいるのです。
唇にヘンに力を入れて口角を余りに持ち上げすぎると
獅子になるのでご注意を!

必要な筋肉は動かしますが余計な力を入れないのがとにかく
何についても難しいところです。
バランスと力加減が左右するのはどんな分野に於いても
大事なところでしょうね。

上の歯が見えないように口を開けることが出来ますか?
そうすると一番唇に力が入りません。
歯を出さないで声を出してみて下さい。次に歯をむき出しにして
声を出してみて下さい。
どれだけ声が変わるかちょっとびっくりされるのではないでしょうか。

追記 軟口蓋の位置の違いがおわかりでしょうか?

再追記 高音部を出すために、唇に力は入れませんが、口角挙筋は使うように指示しています。
ちらりと犬歯が見える程度の開け方になります。


色んなジャンルの歌が有るわけですが、これが一番効率的ではあっても
その歌の求める声、歌詞に良く合ってる発声法を考え合わせなくてはなりません。
それと声の健康と保全、このバランスが大事なのではないでしょうか。


例えば演歌の声を求めたいなら下あごの位置を変えることです。
下あごを少し上あごより突き出させます。

ロックなどの声が欲しければそのあごの位置で息を沢山混ぜながら
歌うとそれっぽくなるでしょう。
但し首から下の力を余り必要としなくなるので消耗は激しいこと、
喉の損傷も多いことをロックを歌う人たちは覚悟して頂きたいです。
大音量のバックの音に対抗したければやはり身体を使うことを
覚えねばなりません。

舌の位置も大事なところです。

口を開けた時に下の歯の裏に舌の先が当たっていますか?

舌の先が奥に引っ込んでいると言うことは舌の中央が盛り上がって
喉の入り口を塞ぎます。
つまり声は出にくくなるし、舌の筋肉が固まってまともな声にはなりません。
発声だけでなく・・・3参照

私は学生時代にこれを取るのに本当に苦労しました。
口を開ける事はうら若い乙女にはとても恥ずかしくて、益々萎縮して声が出なかったのです。
舌に関してはまた後述する事になるでしょうが気を付けて頂きたいです。


とにかく歌手達の身体の動きや顔の動きを歌声よりじっくり観察する事です。
ボイストレーニングには何より観察が重要なのです。


関連記事ちくわの喉?
タグ:口の開け方
posted by キミコ at 18:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体と声作り基礎編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

口やその周辺について

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日本語は殆ど口を開けなくても良い言語で、その為日本人は
口を開けるのを恥ずかしがる人が大半を占めます。
私がレッスンを始める時にいきなり声を出させないのも
こういう理由からです。

まあそれはさておき

口を開けなくて良いということはあごも動かす必要もない
ということになります。
かなり歌えるようになってきても、それでもうるさいほどにあごを下ろせ
と注意するのは普段日本語を話す所為と言えるでしょう。
見ているとあごを動かせないのは使わないために、存在感がないのでしょうね。

実験として3種類の開け方をしてみましょうか

耳の付け根に手をやって口を開けるとあごの関節が動きます

まっすぐ下に下ろした時の関節の動き
と、
口を開けながら横に広げる動作をすると
関節の動きが少し違うのに気が付くでしょうか?

それと
ほお骨を高くする事が即座に出来るでしょうか?
つまり笑顔になるとほお骨が上がるのですが・・・

多分上の「口を開ける」という行為に、「ほお骨を上げる」という行為を
伴わなかったでしょう?

先にほお骨を上げてみましょうか。
出来ない人は頬を触って唇の両端から少し上で少し外側に
頬の一番くぼんだ場所が当たるはずです。
そこに両人差し指を当てて持ち上げてみましょう。
メガネなどかけていたらメガネが一緒に持ち上がると思います。

そのままにして口を開けてみて下さい。
その表情を保ってあごの関節に再び手を当ててみます。
先ほどの2つの開け方とまた違う開け方になってるのが
よくわかると思います。

つまり下あごだけが動かず、上あごも動いたから開け方が変わったのです。
その時の口の中を観察してみて下さい。

どうです?

上下の奥歯の位置が初めの2つの開け方と3つ目の開け方では
変わっていませんか?
つまり喉は最大限に開いたわけです。

それにほお骨を上げた時の口の両端はどうなっていましたか?
口角(こうかく)は上がっていませんでしたか
ほお骨を持ち上げるのに必須条件なのです。

もう一つ!
後頭部それも首の上の「ぼんのくぼ」といわれる場所に手を当てて
3つの動きをしてみて下さい。
多分そこが動くこと自体に驚かれるんではないでしょうか。
そして3つの動きがどれも微妙に違い、3つ目ともなると
ぼんのくぼが持ち上がってるのに気づかれたと思います。

人間の身体ってすごくデリケートに動くのが面白いですねえ。



関連記事ちくわの喉?
やってみるとわかる



タグ:口を開ける
posted by キミコ at 00:11| Comment(7) | TrackBack(0) | 身体と声作り基礎編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする