2006年12月26日

あごと首

06-12-23_21-29.jpg

あごと首は殆ど2つで1つといった感があります。
どちらかの話をしようとするとどちらかに触れなければ
話が進まないからです。

喉の筋肉は肩や腕と繋がっています。
肩こりの人が多い日本ではその為に喉にもダメージを受けやすいのです。

レッスンを始めてみると肩や喉の凝りのために、十分に声を出せない状態の人がかなり居ます。
その為、まず肩回りをほぐすストレッチをしたり、余りにひどい時には
私がマッサージをする事もあります。
もちろん首が凝るとその中の声帯は周辺の筋肉の凝りで十分に働きませんからね。

最近はストレッチを必ずレッスン中に取り入れています。

肩胛骨の間を上下にさすってあげるだけでも随分暖まって
首がほぐれます。
意外に背中が冷えているのに気が付いていない人が多いようです。
特に夏はその傾向が強いようです。

風邪の後声がかれたりしわがれたりしますが、中指と人差し指を揃えて
優しく自分で声帯の周辺を触ってみて下さい。
ちょっと咳き込んだりもしますが、気持ちが良いと思います。

あごの前面のエラといわれる一番尖った部分からまっすぐに鎖骨に向かう線を辿って下さい。
そこも上から下に向かってさっきより少し力を入れてさすって辿ります。
それと耳たぶの下にあるエラの骨の先端を皮膚ごとつまんでみて下さい。
骨から皮膚を剥がすようにマッサージします。

そこは咬筋(こうきん)と呼ばれ、食べ物を噛むために必要な筋肉で
全員が凝っていると思います。
肩こりを持つ人は多分一層ひどい凝りがあるはずです。
痛さに負けずしっかりとほぐしてあげて下さい。

追記 年齢が上がることで筋肉が堅くなって喉の粘膜も堅くなります。
その為にもレッスン前後の軽いマッサージは大事な行動です。
習慣にすることをお勧めします。


関連記事
メンテナンスも欠かせません
タグ:あごと首
posted by キミコ at 18:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 身体と声作り基礎編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年12月18日

戻りましょう みぞおち

P1010017.JPG

随分話が横に逸れてしまいました。この前の続きに戻りましょう。

今日はみぞおちから行きますね。

みぞおちを触ってくださいと言うと丁度胃の辺りを触る方が多いです。

本当は乳首と乳首の丁度中間点を触ってそこから少し下がった辺りの事
差しているのですが・・・
胸の中央のくぼんだ部分の事をみぞおち(鳩尾)と言うのです。

そこに両手の人差し指と中指の先を付き合わせるように揃えて触ります。

胸に力を入れたら左右にその指がぱっくりと割れますか?
丁度鳩尾のくぼんだ穴を見せているような感じがしませんか?

その動作の時に息を吐けますか?
とても苦しいと思いますよ。
肩胛骨と大胸筋に助けてもらわなければつらいでしょう?
僧帽筋下部の助けもかなり必要です・・・後日加筆

筋トレとしてダンベルを両手に持って胸の中央から両脇にゆっくり動かす動作を
して頂きたいと思います。その動作で腹筋もかなり鍛えられるでしょう。

つまりはそこが割れるくらいの力が歌う時には必要なわけです。
これも歌うためのとても大事な周辺筋肉の一つなのです。

もう少し上に上がりましょう。
鎖骨の下の辺りですが

通常は意識にも登りません。
鎖骨の下の辺りに手を置いて広げられますか?
鳩尾以上に困難な作業だと思います。

11日にも書きました。肺を広げなければ歌えません
ダンベルで鳩尾同様しっかりトレーニングをして
その辺りの意識を高めて頂きたいのです。
その為には菱形筋の筋トレも必要です・・・後日加筆

もう一つ! どの発声の本にも書いてないことを教えましょう。

走る時には握り拳をして脇の辺りに手を置きますね。
その丁度拳の当たる場所、つまり胸の両脇なのですが。
ここの筋肉を手ではなく腹筋と胸筋で持ち上げながら横に広げられますか?
これができれば胸筋を広げる時にとても役立つのです。
菱形筋が使えるようになればこのように肋骨を引き上げられます
・・・後日加筆


かなり力が要るのですが肋骨を持ち上げることができるので肺が広がります。
ダンベルでトレーニングする時にここにも意識を持っていってください。

ある動作をする時に自分がどこに意識を持っていくかということは
歌う場合において特に大事な作業です。

私はレッスン中によく生徒さん達にどこに意識を持って行っていますか?と
突発的に聞くようにしています。

一つのことをしながら他にも意識が持って行ける。
この気配りは日常生活、特に仕事においてはどんな仕事をするにしても
重要ですね。
声を出すことに置いてはこの作業が明暗を分けることにもなります。

歌うことは実は深く追求すれば日常にどれほど役立つことか!
上達の早い生徒さんほどこれに早い時点で気が付いてきます。
一事が万事ということですね。

はい。 今日は発声のどの本にも書いてないことにも言及しました。
読んで下さった皆さんは得をなさいましたね。 笑

関連記事
発声だけでなく・・・4
タグ:鳩尾 
posted by キミコ at 22:44| Comment(2) | TrackBack(0) | 身体と声作り基礎編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする