
あごと首は殆ど2つで1つといった感があります。
どちらかの話をしようとするとどちらかに触れなければ
話が進まないからです。
喉の筋肉は肩や腕と繋がっています。
肩こりの人が多い日本ではその為に喉にもダメージを受けやすいのです。
レッスンを始めてみると肩や喉の凝りのために、十分に声を出せない状態の人がかなり居ます。
その為、まず肩回りをほぐすストレッチをしたり、余りにひどい時には
私がマッサージをする事もあります。
もちろん首が凝るとその中の声帯は周辺の筋肉の凝りで十分に働きませんからね。
最近はストレッチを必ずレッスン中に取り入れています。
肩胛骨の間を上下にさすってあげるだけでも随分暖まって
首がほぐれます。
意外に背中が冷えているのに気が付いていない人が多いようです。
特に夏はその傾向が強いようです。
風邪の後声がかれたりしわがれたりしますが、中指と人差し指を揃えて
優しく自分で声帯の周辺を触ってみて下さい。
ちょっと咳き込んだりもしますが、気持ちが良いと思います。
あごの前面のエラといわれる一番尖った部分からまっすぐに鎖骨に向かう線を辿って下さい。
そこも上から下に向かってさっきより少し力を入れてさすって辿ります。
それと耳たぶの下にあるエラの骨の先端を皮膚ごとつまんでみて下さい。
骨から皮膚を剥がすようにマッサージします。
そこは咬筋(こうきん)と呼ばれ、食べ物を噛むために必要な筋肉で
全員が凝っていると思います。
肩こりを持つ人は多分一層ひどい凝りがあるはずです。
痛さに負けずしっかりとほぐしてあげて下さい。
追記 年齢が上がることで筋肉が堅くなって喉の粘膜も堅くなります。
その為にもレッスン前後の軽いマッサージは大事な行動です。
習慣にすることをお勧めします。
関連記事
メンテナンスも欠かせません
ラベル:あごと首