2012年06月05日

呼吸練習は何も歌だけに限らない

1092131141_72.jpg

今仕事の合間です。
先ほど来た生徒さんとバランスボールをしました。
あれは基本姿勢が決まらない限り、よろけてしまいます。
案の定どうしてもあるポーズが決まりません。

まずは肩甲骨を下ろせること、内転筋を使えること、
大腰筋に対する意識も必要だし、太もも裏、つまりハムストリングスが
しっかりしていないとか、どれが抜けてもポーズが決まらないのです。

そしてじっと観察していると、どうも呼吸の所為でもあることが
見えてきました。
呼吸が止まっていたり、息が荒かったりするとこれも失敗の原因になるのです。
つまり呼吸が止まると身体が固まりますからね。
そして呼吸が荒いと身体が揺れ動きますから。

私は主婦でもあるので、料理から逃げることは出来ません。
ありがたい事に料理は大好きなので苦労はありませんが。
調理でも呼吸のコントロールが大事だと痛感しています。
特に細い息遣いが出来ないと細かい作業が出来ませんし、
例えば揚げ物をするとして、熱した油の中に食材を入れるときに
乱暴な呼吸で入れると思わぬ怪我をすることにもなりますし、
調理以前にとても大事な事なのですね。

主婦の立場の人に指示を出す時に、よく料理を引き合いに出すのですが、
豆腐の取り扱いに関してが多いです。
例えば豆腐を壊さないように容器から容器に移すとか、
指先で豆腐の形を壊さないように触るとか。
またはなみなみと一杯に注がれたコップを移動する
でもいいですね。
息を止めたままでみじん切りやキャベツの千切りが出来ますか?とか。

人に無理なお願いをする時に、かなり下手に出てお願いしませんか?
その時の息はとても柔らかいでしょう?
ご機嫌取りにもこの息遣いは役に立ちますね。笑

歌は大きな声だけ出てもそれだけでは曲になりません。
そんな息遣いが出来ないとそれを歌に活かせないのです。
特に歌いだし部分でこの息遣いが役に立ちます。

そう考えていくと、料理の先生って歌の達人かもしれないねと
生徒さんと笑いましたよ。
posted by キミコ at 17:15| Comment(3) | TrackBack(0) | 呼吸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月31日

相変わらずのご無沙汰を・・・

リウヤルローズ.jpg

最近は本当に間が空くようになってしまいました。
相変わらず元気で仕事をしています。
自分の肉体改造が一通り終わったようで、
後は生徒さんと一緒に動くうちに再認識したり、
当然のことですが、自分と人の身体は違うのだと思ったり。
つまり個体差ですね。関節の動きも人それぞれですから。

前回書いた恥骨の位置の事ですが、
お陰様ですっかり身体になじんできていて、よほど無意識でない限りは
きちんと正しい位置を保てています。
鏡に映る姿が昔の自分に戻りつつあります。
骨盤の位置が変わると自分の身体が正解だよと喜びます。
正解は誰に伝えられるものではなく、自然に感じますから。

どういえば良いか考えてみたのですが、積み木がきちんと積み上がったというか、
骨盤の上に乗っている上半身の納まりがいい・・・そんな感覚ですか。


さて、肝心の筋トレの事ですが。
徹底的に肩甲骨が下がっている感覚を覚えこんでもらっています。
いくら積み木が正しく積み上がっても、上半身は引きおろし、
下半身は引きあげる
という感覚が身体で理解出来なければ、
良い声は出ない事を自分自身がはっきり自覚できました。

良い声というのは身体から沸き上がる声ですね。
大きな声という意味ではないですよ。芯のある声ですね。
声の質のよしあしなど関係なくて、ぴーんと張って遠くまで飛ぶ声です。
そして「のびやかにおだやかに」心に染み込む声です。


上に書いたように、立位で基本的な身体感覚を掴めたら、
今度はバランスボールで「応用問題」をこなします。
つまり、立つだけでなくあお向けやうつぶせ、座位など
身体のポジションを変えてもその身体感覚を掴むという
応用問題」ですね。
バランスボールは応用問題を解くにはうってつけの用品だと
つくづく思います。
どの基本条件もきちんとこなせなければ、どのポーズも出来ないからです。

歌うのに遠回りだと思われるかも知れませんが、
その身体感覚が歌うときの微細な感覚を確かに育てているのです。
それはやってみない限り理解される事はないのですよ。

posted by キミコ at 22:28| Comment(5) | TrackBack(0) | バランスボール関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月28日

表があれば裏もある・・・

光華.jpg

大変ご無沙汰しております。
相変わらず元気にレッスンを続けていますよ。
どうすれば自然に声を出せるかと、そればかり考えています。
声は絞り出すものではなく、身体から勝手に湧き出てくるものです。
そのための身体作りを工夫する手立てを、このブログを書くことで
意識化している次第です。

最近自分自身の骨盤の位置が前傾していることが、すごく気になっています。
以前はこれがまあ普通だろうと思っていたのですが、腹横筋の意識が
明確になるにつれて、ちょっと違うだろうと・・・・・。
鏡を見ては腰の反りが気になって、その反っている感覚がどういうものか
意識しては、これは違うなと骨盤の位置を変えています。
だって、変えてみると確かに腰が楽という感覚が来ますから、
私が間違っているのは明らかです。

恥骨周辺部への意識という項にも書いていますが、
骨盤前傾は確かに下腹ポッコリの原因だというのは明確です。
内臓が下がってくるのを防ぐために存在する腹横筋を
わざわざ突き出させるのはこの骨盤前傾の仕業です。

それが証拠に骨盤後傾させてから、太ももの付け根をお腹から
太ももの前に手を滑らせてみると、何の障害もなく手が落ちていきます。
そのときの腹横筋は相当奥に突っ込まれた感覚があります。
もちろんお腹はぺったんこ!
若い頃はよほどの肥満でない限りお腹はぺったんこですものね。
それがいつのまにか前にせり出すこの哀しさ!
スタイルを維持するだけでなく、内臓下垂はこの先生きていくには
絶対不利ですから、わかった以上は直さなくちゃと思っています。

ただしこの状態をずっと保つのが大変です。
これがニュートラルポジションで、前でも後ろでもない骨盤の位置です。
どうしたら常にこれを保ち続けられるかと、只今必死なのです。

昨日ジムのスタジオで身体を動かしながらふと気付きました。
そう・・・別に腰の反りばかり見張っている必要はないのです。
表があれば裏がある・・・
つまり恥骨が腰の反りの裏側というか表側というか、丁度そういう関係ですね。
この両方を考えればよいのだと思いつきました。
両方からの意識を持つほうがなんだか簡単ですし。

骨盤前傾ということは恥骨側を考えたら常に地面を向いているわけです。
じゃあうなだれている恥骨をほんの少々上を向かせてやればいいのです。
その上で太ももの「まっすぐ落ちる」感触を目安にすればいいのですから。

腰の反りだけを考えているよりは遥かに効率がいいですよね。
簡単に骨盤前傾が直るわけではないですが、ちょっと心強くなりました。
posted by キミコ at 23:51| Comment(3) | TrackBack(0) | 内的感覚 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月27日

身体を動かしていて理解が深まる

ハークネス社のサマリタン.jpg

もう2月も終わりに近くなって、大分日が暮れるのも
遅くなってきましたね。

相変わらず生徒さんたちと一緒に、身体を動かす毎日が続いています。
以前は予め、今日はどんな動きをしたらいいかと、考えるだけで精一杯でしたが、
最近は生徒さんの顔を見て、一緒に動いてみて何が足りないかを見つけて
それについての補充をしていく、という感じでしょうか。
慣れてきて少しは私も賢くなってきたようです。

今日気が付いたことがあったので、忘備録として書いておきます。
今日の生徒さんは股関節が固まってしまっていて、開脚前屈はおろか、
長座前屈も悩みの動きなのです。
これは苦手な人が多いのですが、とにかく太ももの裏が伸びないので
前屈がしにくいのですね。
今日の生徒さんはそれに加えて、股関節が固いので、開脚すると
股関節に痛みが伴って思うように身体が言うことを聞いてくれないのです。

出来ないからと放置出来る訳もなく、さび付いた関節を何とかしないと
この先生活の質が悪くなるのは間違いがないのです。
レッスンを受けてもらっている以上、見逃すわけには行きません。(私は鬼ですね)

実は私もこれが出来なくてつらかった経験があるのです。
開脚の痛みがつらくて、逃亡生活の日々をつい近年まで送っていました。
そんな私もバランスボールのお陰で股関節が緩み出して、
ようやく挑戦する気が起きて、そこからは意外とスムーズに行けました。
特に最近は太もも裏の筋トレのお陰で動きが滑らかになっていますし。

生徒さんたち全員に、毎回必ず長座前屈と開脚前屈をしてもらっています。
動く回数はやはり大事ですから、偉大なるマンネリと言われようと、
(誰も言いませんけれど)必要なことは継続します。
その中で、何故それが出来ないかは人それぞれなので、一緒に動いてみて
その人の筋肉の動きを観察しています。

今日のこの人は、どうやらお尻の筋肉に注意が向いていません。
なぜそれがわかる?と言われると困るのですが、一緒に動いてみて
その人の動きの真似をしてみるとわかるのですね。
お尻に力を入れてと提案して、やってもらうと動きが変わりました。

いつもの私の口癖は「足の付け根を引き込んで!」なのですが、
確かにお尻を固くしないと付け根を引き込めません。
何でこれまでにそれに気がつかなかったのか、と思いましたよ。
その人に聞いてみると、いつもより開脚できました、と満足そうでした。
これで私も少し賢くなれそうです。

これを補助する動きとして、長座で骨盤を左右に振りながら、後ろ向きに進む
「お尻歩き」が有効のようです。
前進ではなくて、後ろに進む事で、内転筋とお尻を使う事が自然に出来ます。
そのときの腹横筋の引き込み具合も一緒に覚えれば、長座前屈も
開脚前屈もやりやすくなるでしょうね。

ああ、明日が楽しみになってきました!






posted by キミコ at 22:27| Comment(3) | TrackBack(0) | 身体・筋肉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月10日

40日振りですか?

シャリファ・アスマ1.jpg

前回の記事が元旦だったのですね。
すっかり間が空いてしまいました。
寒さが厳しくて冷える冬ですねえ。
雪の降る地域の方は今年は一段と降雪量がすごいようで、
さぞ毎日が大変だろうとお察しいたします。
私の住んでいる地域は全く積もることもなく、
なんだか後ろめたい気分にさえなりますが・・・

「歌以外の楽器」カテゴリもすごく間が空いてしまっています。
思う事は色々あるのですが、書くまでには至っていませんでした。
今現在何よりも確実に言えることは、歌以外の楽器でも体の筋肉量が
演奏を左右するものだという事です。
特にスピードや、音量を必要とする演奏には欠かせないものだと。

つい何年か前の私はうすうす感じてはいたけれど、ピアノ演奏に関して
手だけでは弾けない事に実感が伴っていませんでした。
今は自分の身体にしっかり筋肉がついた事で、全くスピードも音量も
変化した事を実感します。
とは言っても、元々私は反射神経が鈍いですからねえ。
こんな風に偉そうに書いたら、笑われるかもしれませんが。

さすがに自分がこうなった現在、目は肥えてきているので、
ピアノ演奏に関しても、少しは体という目線から助言することが
可能になってきました。

小さなボールを使ってに書いてある、「両太ももの間に挟んで」
という感覚がこんなに必要だったとは、思いませんでした。
太ももの間にボールを挟むとおわかりでしょうが、腹横筋に力が入ります。
それと共に、太もも裏にも力が入って、体が引きあがります。
その力を利用すると、驚くほど音色もスピードも上がるのです。

ちょっと助言するだけでその場で変わりますから、本当に驚きますよ。
でも、筋肉のない人にはちょっと疲れるかもしれませんね。
身体だけは鍛えておいて、損はありません。
音が変わることがわかったら、是非身体を作ってください。
posted by キミコ at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | 歌以外の楽器に関して | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月01日

新年のご祝詞を申し上げます。

マダム・ヴィオレ.jpg

皆様 あけましておめでとうございます。

と言っても昨年の大変な年に遭遇して、そんな気分でない方も
多分いらっしゃるとは思いますが・・・
それでも新しい年を迎えて、こうしてこのブログに
目を通して下さっているんですから、それはそれで
一応幸福なことではないかと私は思っています。

昨年は筋トレを心がけたレッスンに路線変更した事で、
生徒さんも増えたり、私自身が日常を楽に送れたりとか
仕事面では相当幸福な年だったかと。(自画自賛かも)

いつもの元旦ならすっかり年末の忙しさに疲れ果てて
今頃すっかり熟睡しているはずなのですが、
年末も疲れを余り感じることもなく、身体の部位の痛みもなく
相当快適に乗り切ることが出来ました。

思い返すと子供の頃よりの胃弱だったのが、いつのまにか
胃薬を頼ることもない日常になっていたのを、昨日感じました。
多分骨盤底筋群の筋トレが効いて、胃の位置が上がったのでしょう。
何しろ何十年も骨盤内に位置していましたからね。

まあそれでも、時々胃が張るのは、腰から来ていたり、
脚を使いすぎたりという事もたまにはありましたけれど。

肝心のボイストレーニングはというと、ターゲットは本来の
顔に上がってきています。
それが今年どうなっていくのか、とても楽しみではあります。

相変わらず、思い出したような更新ではありますが、
一応毎日見に来ていますので、お見捨てのないように
今年もよろしくおつきあいくださいませ。

声を使う皆様方には今年も発展の年でありますように。
posted by キミコ at 13:40| Comment(10) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月19日

こんな事を発見しました

コロラマ.jpg

最近散々生徒さんたちに、「体を引き上げる」事について
やかましく言っているおかげで、ちょっと気が付いたことがありました。

「みぞおちとおへその間を引き上げる」事に関しては、
このブログでもいやというほど書いている事ですが、
その裏側、つまり背中側も引きあがっているわけで
それについてはうっかり忘れがちになるのですよね。

いや、忘れがちというか、体が上手く機能してくれないので
ちぐはぐになってしまうという事もあるかもしれません。
肩甲骨がうまく機能してくれないと、骨盤との連携がうまく行かず、
脊柱起立筋の働きが悪くなって腰が引きあがらない!

ただでさえ、あごを突き出すくせのある人には、これが出来ないために
悪循環を繰り返してしまうっていう事がおぼろげに見えて来たのです。

腰が引きあがらないので首が落ちて
首の後ろがつまってしまう
そうなるとあごが前方に出てしまう


首の後ろを引き上げるためには、肩甲骨を寄せるという事が
第一条件になるのです。
いえ、私もついこの間レッスン中にはっきりわかったくらいですから、
大きな顔は出来ないのですが、自分の身体を通してわかったことなので
ここで書けるのです。

仰向けに寝転びます。
脚は膝を立てていても、伸ばしていてもかまいません。
首の後ろに手を通すとかなり隙間が空いているはずです。
あごを引いてその隙間を少し閉じます。

その時に肩甲骨が寄るのを観察できるはずです。
それと共に胸の筋肉が少しですが引きあがるのもわかるはずです。
肩甲骨を寄せるためには腰も少し引きあがっているのも
気をつければわかるのではないでしょうか。

首の後ろを引き上げることが出来なければ、あごが前方に行くしかない
という事で肺も広がらないし、顔の筋肉も上手くつかえなくて
高音部を出すことは絶望!となるわけですね。

どうしてこんな事を今まで見逃していたんでしょう!

posted by キミコ at 22:44| Comment(3) | TrackBack(0) | 身体と声作り基礎編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月04日

やってみるとわかる

スキャボロ・フェアー1.jpg

発声に関する本を読んで、よくわからないことがありませんか。
私もかなり本を持っていますが、つい読み過ごしてそのままに
なっている事が多かったです。
まあ本を読んでいた時期の私は、さっぱり訳がわかっていなかった
と言えばそれまでなのですが。

顔の筋肉を使う事は、もっとも発声と関係がありますね。
そして非常にそれが難しい!
どうしたらよいのかわからないことが多い個所でもあります。
発声の本でもページを割いて書いていますけれど、やってみたって
おいそれとできるものではありません。
だって文章では伝わらないことの方が多いですし。

生徒さんに教えるときでさえ、どう言って良いのかわからなくなる位
顔の筋肉って微妙です。
特に日本人は表情筋を使う事が苦手ですし、つくづく私達は
シャイな民族だなと思います。

頬骨を上げることを教えることで四苦八苦していると
以前書いたことがありました。
生徒さん達の頬骨を上げることに困っている状態を見て
あれこれアドバイスをして、その結果、何とかこれなら
大丈夫かと言える事がわかりました。

ツボで言う「鼻通」という個所を持ち上げます。→「ツボ探検隊」
ここは花粉症のツボなんです。 画像があるのでよくお分かりでしょうが、
つまり鼻の脇、ホウレイ線の始まりの場所です。
そこを指で触って持ち上げてみてください。
どんなに深く息が吸えるか!
これを発見した時の私の驚きったらなかったですよ。

発声の本の多くには「鼻の穴を広げるようにして」とか
「鼻の穴を上向にして」などと書いてあるのを見て、
若い頃の私は「それは恥ずかしい」と思って、
頬骨を上げるだけでいいだろうとずっと思ってきました。
先生たちだってそんな事に関して一言も誰も触れなかったので、
私は何も知らずに過ごして来たのです。

本ももうちょっと突っ込んで書いてくれていたら、わかりやすかったのに!
つまり「息を吸うのが楽になるツボの個所」って事で
納得させてくれていたら、確実に練習したんだろうと思います。

確かに「鼻通」の個所を指で持ち上げながら歌ってみると、
なんとか頬骨がそれに連れて上がります。

それに口角を上げるとか、上あごを斜め上に持ち上げるとか、
上の奥歯を上に持ち上げて前歯を少し突き出すようにする、とか
生徒さんの顔の形状や、理解できそうな言葉を選んで声を掛けました。

もちろん緊張しやすい人はまだ出来ないようで、百パーセントでは
ないのですが、以前よりははっきり理解して練習している人が多いようです。
指を離してできる人も増えてきていますし、聞いてみると
深く呼吸ができるし、高音が出しやすくなったと言います。

しかし、余りにオーバーな表情のキープは禁物ですよ。
その表情を固めてしまうのではなく、顔の筋肉は柔らかいに
越したことはないのです。
posted by キミコ at 22:22| Comment(5) | TrackBack(0) | 呼吸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月27日

こんな事を最近しています 3

181518998_196.jpg

さて・・・続きですが・・・

次にスワイソーをします。
ページを貼らせてもらいましたが、太極拳や気功の準備運動として有名ですね。

私ももちろん知ってはいましたが、これには頭が回っていませんでした。
いつも入っているジムのスタジオで紹介されて思い出したのです。
「スワイソー」とは書いていますが、私のはあくまで歌うための準備運動ですから
「もどき」なのでご了承くださいね。

1 画像のように手の甲を上に向けて背後に振り下ろします
これを50回行います。
一生懸命に激しくする必要はありません。
肩甲骨が軽く動いているのを感じてください。
もちろん体幹部がぐらぐらしない事が一番大事です。

意識は足の裏と骨盤の位置です。
足の裏がしっかり床についていることと、中央よりやや親指辺りに
重心が行くようにします。
腕がゆらゆらすると足の裏もゆらめくので気をつけてください。

骨盤の位置もうっかりすると忘れますから注意が必要です。
前傾でも後傾でもない位置を取りましょう。
自分のお腹とお尻を両手でそれぞれ触ってみて、丁度中間に
骨盤がくるようにします。
少し腹横筋を締める感覚になるはずですよ。

2 手のひらを上に向けて同様に50回行います。

丁度寒い季節ですから、普段する習慣をつけておくと
省エネの助けになることでしょう。笑
背中がほかほかしてとてもいい感じです。

私は月に1度整体に通っていますが、これを始めて1週間目に
整体を受けたのですが、丁度そのとき脚はとても疲れていました。
ところが上半身を触った先生はこう言われました。
「上半身と下半身が別の人みたい。」
自分でも触られてそうだなあと思っていましたが、
生徒さんとほぼ毎日やっていただけで、こんなに効果があるとは
本当に驚きました。

私はレッスンには取り入れていませんが、身体の緊張が取れないときは
身体に巻きつけるスワイソーも効果があるはずです。

いつも書いていますが、肩甲骨がほぐれると胸がほぐれます。
鎖骨周辺も動くことで、首の筋肉も緩むことになるので、
歌うための効果は高いはずです。
百回やっても1分ちょっとで終わります。
肩こりに悩んでいる人は是非実行してください。


なお、整体の先生にレッスンに取り入れていることを言うと、
腕の付け根がほぐれるので、全身をほぐす効果が高いから
是非やってくださいと言われました。

posted by キミコ at 21:40| Comment(4) | TrackBack(0) | レッスン風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月26日

こんな事を最近しています 2

・ブランピエール・ド・ロンサール.jpg

昨日はこう書きましたよね。

「もっとしっかりと腕の内開き、外開きをするために、
腹横筋を意識することで腕が動きやすくなることを覚えます。
更に内転筋から骨盤底筋群を意識に入れていき、
もっと腕と肩甲骨の動きが良くなることを頭に入れます。
肩甲骨が動くという事は、胸の筋肉も動いている事と同義ですから、
胸にも意識を移します。」

腕や胸から遠い内転筋を何故使う必要があるか?
と思ってらっしゃるのでは?
そういう方のために小さなボールを内股に挟んでみてください。
腕を外側に開くたびにどれほど内転筋を使っているか、
確実に実感できるでしょう。

ついでにボールを挟んだままで腕を「前にならえ」や、万歳にして
肩甲骨を下げてみましょう

つまり両腋に力をぐっと入れて背中の骨を下げる感覚と言えば
わかって頂けるでしょうか。
感覚が掴めたら両手を大きく横に広げて、肩甲骨を下げてみましょう。
それで肋骨を前に突き出せているでしょうか?

肋骨をはっきり意識できたら、今度は胸の上部、つまり
大胸筋をしっかりと持ち上げてみましょう。


今現在のここを読んで人体実験をしている最中のあなたは、
体幹部をフル活用出来ているのです。
これが出来ない限り、楽に歌うことは不可能です。

体幹部をフル活用出来た事が理解できたら、もう一押しやってみましょう。
今度はその横に広げた両手の肘を曲げて、わき腹に肘の内側を押し付けます。
手のひらは上を向いて、その上にお盆が載るような状態になっているはずです。

これはよほど肩甲骨の動きがスムーズでないと困難でしょう。
身体を引き上げる力も、胸を広げる力も、そして肩甲骨を
閉じる力も必要だからです。

そして最後にそのわき腹に押し付けた両方の手のひらを、
ぐいとひじを曲げたままで自分の前に差し出してみましょう。

最低これだけの力が歌うためには必要なのですよ。


posted by キミコ at 22:42| Comment(3) | TrackBack(0) | レッスン風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする