2012年01月01日

新年のご祝詞を申し上げます。

マダム・ヴィオレ.jpg

皆様 あけましておめでとうございます。

と言っても昨年の大変な年に遭遇して、そんな気分でない方も
多分いらっしゃるとは思いますが・・・
それでも新しい年を迎えて、こうしてこのブログに
目を通して下さっているんですから、それはそれで
一応幸福なことではないかと私は思っています。

昨年は筋トレを心がけたレッスンに路線変更した事で、
生徒さんも増えたり、私自身が日常を楽に送れたりとか
仕事面では相当幸福な年だったかと。(自画自賛かも)

いつもの元旦ならすっかり年末の忙しさに疲れ果てて
今頃すっかり熟睡しているはずなのですが、
年末も疲れを余り感じることもなく、身体の部位の痛みもなく
相当快適に乗り切ることが出来ました。

思い返すと子供の頃よりの胃弱だったのが、いつのまにか
胃薬を頼ることもない日常になっていたのを、昨日感じました。
多分骨盤底筋群の筋トレが効いて、胃の位置が上がったのでしょう。
何しろ何十年も骨盤内に位置していましたからね。

まあそれでも、時々胃が張るのは、腰から来ていたり、
脚を使いすぎたりという事もたまにはありましたけれど。

肝心のボイストレーニングはというと、ターゲットは本来の
顔に上がってきています。
それが今年どうなっていくのか、とても楽しみではあります。

相変わらず、思い出したような更新ではありますが、
一応毎日見に来ていますので、お見捨てのないように
今年もよろしくおつきあいくださいませ。

声を使う皆様方には今年も発展の年でありますように。
posted by キミコ at 13:40| Comment(10) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月19日

こんな事を発見しました

コロラマ.jpg

最近散々生徒さんたちに、「体を引き上げる」事について
やかましく言っているおかげで、ちょっと気が付いたことがありました。

「みぞおちとおへその間を引き上げる」事に関しては、
このブログでもいやというほど書いている事ですが、
その裏側、つまり背中側も引きあがっているわけで
それについてはうっかり忘れがちになるのですよね。

いや、忘れがちというか、体が上手く機能してくれないので
ちぐはぐになってしまうという事もあるかもしれません。
肩甲骨がうまく機能してくれないと、骨盤との連携がうまく行かず、
脊柱起立筋の働きが悪くなって腰が引きあがらない!

ただでさえ、あごを突き出すくせのある人には、これが出来ないために
悪循環を繰り返してしまうっていう事がおぼろげに見えて来たのです。

腰が引きあがらないので首が落ちて
首の後ろがつまってしまう
そうなるとあごが前方に出てしまう


首の後ろを引き上げるためには、肩甲骨を寄せるという事が
第一条件になるのです。
いえ、私もついこの間レッスン中にはっきりわかったくらいですから、
大きな顔は出来ないのですが、自分の身体を通してわかったことなので
ここで書けるのです。

仰向けに寝転びます。
脚は膝を立てていても、伸ばしていてもかまいません。
首の後ろに手を通すとかなり隙間が空いているはずです。
あごを引いてその隙間を少し閉じます。

その時に肩甲骨が寄るのを観察できるはずです。
それと共に胸の筋肉が少しですが引きあがるのもわかるはずです。
肩甲骨を寄せるためには腰も少し引きあがっているのも
気をつければわかるのではないでしょうか。

首の後ろを引き上げることが出来なければ、あごが前方に行くしかない
という事で肺も広がらないし、顔の筋肉も上手くつかえなくて
高音部を出すことは絶望!となるわけですね。

どうしてこんな事を今まで見逃していたんでしょう!

posted by キミコ at 22:44| Comment(3) | TrackBack(0) | 身体と声作り基礎編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年12月04日

やってみるとわかる

スキャボロ・フェアー1.jpg

発声に関する本を読んで、よくわからないことがありませんか。
私もかなり本を持っていますが、つい読み過ごしてそのままに
なっている事が多かったです。
まあ本を読んでいた時期の私は、さっぱり訳がわかっていなかった
と言えばそれまでなのですが。

顔の筋肉を使う事は、もっとも発声と関係がありますね。
そして非常にそれが難しい!
どうしたらよいのかわからないことが多い個所でもあります。
発声の本でもページを割いて書いていますけれど、やってみたって
おいそれとできるものではありません。
だって文章では伝わらないことの方が多いですし。

生徒さんに教えるときでさえ、どう言って良いのかわからなくなる位
顔の筋肉って微妙です。
特に日本人は表情筋を使う事が苦手ですし、つくづく私達は
シャイな民族だなと思います。

頬骨を上げることを教えることで四苦八苦していると
以前書いたことがありました。
生徒さん達の頬骨を上げることに困っている状態を見て
あれこれアドバイスをして、その結果、何とかこれなら
大丈夫かと言える事がわかりました。

ツボで言う「鼻通」という個所を持ち上げます。→「ツボ探検隊」
ここは花粉症のツボなんです。 画像があるのでよくお分かりでしょうが、
つまり鼻の脇、ホウレイ線の始まりの場所です。
そこを指で触って持ち上げてみてください。
どんなに深く息が吸えるか!
これを発見した時の私の驚きったらなかったですよ。

発声の本の多くには「鼻の穴を広げるようにして」とか
「鼻の穴を上向にして」などと書いてあるのを見て、
若い頃の私は「それは恥ずかしい」と思って、
頬骨を上げるだけでいいだろうとずっと思ってきました。
先生たちだってそんな事に関して一言も誰も触れなかったので、
私は何も知らずに過ごして来たのです。

本ももうちょっと突っ込んで書いてくれていたら、わかりやすかったのに!
つまり「息を吸うのが楽になるツボの個所」って事で
納得させてくれていたら、確実に練習したんだろうと思います。

確かに「鼻通」の個所を指で持ち上げながら歌ってみると、
なんとか頬骨がそれに連れて上がります。

それに口角を上げるとか、上あごを斜め上に持ち上げるとか、
上の奥歯を上に持ち上げて前歯を少し突き出すようにする、とか
生徒さんの顔の形状や、理解できそうな言葉を選んで声を掛けました。

もちろん緊張しやすい人はまだ出来ないようで、百パーセントでは
ないのですが、以前よりははっきり理解して練習している人が多いようです。
指を離してできる人も増えてきていますし、聞いてみると
深く呼吸ができるし、高音が出しやすくなったと言います。

しかし、余りにオーバーな表情のキープは禁物ですよ。
その表情を固めてしまうのではなく、顔の筋肉は柔らかいに
越したことはないのです。
ラベル:歌唱時の表情
posted by キミコ at 22:22| Comment(5) | TrackBack(0) | 呼吸 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月27日

こんな事を最近しています 3

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さて・・・続きですが・・・

次にスワイソーをします。
ページを貼らせてもらいましたが、太極拳や気功の準備運動として有名ですね。

私ももちろん知ってはいましたが、これには頭が回っていませんでした。
いつも入っているジムのスタジオで紹介されて思い出したのです。
「スワイソー」とは書いていますが、私のはあくまで歌うための準備運動ですから
「もどき」なのでご了承くださいね。

1 画像のように手の甲を上に向けて背後に振り下ろします
これを50回行います。
一生懸命に激しくする必要はありません。
肩甲骨が軽く動いているのを感じてください。
もちろん体幹部がぐらぐらしない事が一番大事です。

意識は足の裏と骨盤の位置です。
足の裏がしっかり床についていることと、中央よりやや親指辺りに
重心が行くようにします。
腕がゆらゆらすると足の裏もゆらめくので気をつけてください。

骨盤の位置もうっかりすると忘れますから注意が必要です。
前傾でも後傾でもない位置を取りましょう。
自分のお腹とお尻を両手でそれぞれ触ってみて、丁度中間に
骨盤がくるようにします。
少し腹横筋を締める感覚になるはずですよ。

2 手のひらを上に向けて同様に50回行います。

丁度寒い季節ですから、普段する習慣をつけておくと
省エネの助けになることでしょう。笑
背中がほかほかしてとてもいい感じです。

私は月に1度整体に通っていますが、これを始めて1週間目に
整体を受けたのですが、丁度そのとき脚はとても疲れていました。
ところが上半身を触った先生はこう言われました。
「上半身と下半身が別の人みたい。」
自分でも触られてそうだなあと思っていましたが、
生徒さんとほぼ毎日やっていただけで、こんなに効果があるとは
本当に驚きました。

私はレッスンには取り入れていませんが、身体の緊張が取れないときは
身体に巻きつけるスワイソーも効果があるはずです。

いつも書いていますが、肩甲骨がほぐれると胸がほぐれます。
鎖骨周辺も動くことで、首の筋肉も緩むことになるので、
歌うための効果は高いはずです。
百回やっても1分ちょっとで終わります。
肩こりに悩んでいる人は是非実行してください。


なお、整体の先生にレッスンに取り入れていることを言うと、
腕の付け根がほぐれるので、全身をほぐす効果が高いから
是非やってくださいと言われました。

posted by キミコ at 21:40| Comment(4) | TrackBack(0) | レッスン風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月26日

こんな事を最近しています 2

・ブランピエール・ド・ロンサール.jpg

昨日はこう書きましたよね。

「もっとしっかりと腕の内開き、外開きをするために、
腹横筋を意識することで腕が動きやすくなることを覚えます。
更に内転筋から骨盤底筋群を意識に入れていき、
もっと腕と肩甲骨の動きが良くなることを頭に入れます。
肩甲骨が動くという事は、胸の筋肉も動いている事と同義ですから、
胸にも意識を移します。」

腕や胸から遠い内転筋を何故使う必要があるか?
と思ってらっしゃるのでは?
そういう方のために小さなボールを内股に挟んでみてください。
腕を外側に開くたびにどれほど内転筋を使っているか、
確実に実感できるでしょう。

ついでにボールを挟んだままで腕を「前にならえ」や、万歳にして
肩甲骨を下げてみましょう

つまり両腋に力をぐっと入れて背中の骨を下げる感覚と言えば
わかって頂けるでしょうか。
感覚が掴めたら両手を大きく横に広げて、肩甲骨を下げてみましょう。
それで肋骨を前に突き出せているでしょうか?

肋骨をはっきり意識できたら、今度は胸の上部、つまり
大胸筋をしっかりと持ち上げてみましょう。


今現在のここを読んで人体実験をしている最中のあなたは、
体幹部をフル活用出来ているのです。
これが出来ない限り、楽に歌うことは不可能です。

体幹部をフル活用出来た事が理解できたら、もう一押しやってみましょう。
今度はその横に広げた両手の肘を曲げて、わき腹に肘の内側を押し付けます。
手のひらは上を向いて、その上にお盆が載るような状態になっているはずです。

これはよほど肩甲骨の動きがスムーズでないと困難でしょう。
身体を引き上げる力も、胸を広げる力も、そして肩甲骨を
閉じる力も必要だからです。

そして最後にそのわき腹に押し付けた両方の手のひらを、
ぐいとひじを曲げたままで自分の前に差し出してみましょう。

最低これだけの力が歌うためには必要なのですよ。


posted by キミコ at 22:42| Comment(3) | TrackBack(0) | レッスン風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月24日

こんな事を最近しています 1

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レッスンでは毎回筋トレをしている事は、ここに何度も書いていますが、
最近は準備運動として腕振りをしています。
というのも、日本人は殆どの人が肩こりや腕の痛みを持っていますから。
もちろん生徒さん達も例外ではありません。

これは肩甲骨周辺を動かさないことや、動かし方を知らないために起こるのですね。
私自身が本当にひどい肩周辺の痛みで何十年も過ごしてきたので、
そのつらさをよく知っていますから。
私はお陰様でほぼ完治していると言えるでしょう。
当然使いすぎによる痛みはありますが、それもすぐに元通りになるので
あんまり気にならなくなっています。

普通に立った状態で、手首をきらきらと動かすところから始めて、
肩の関節の中で腕が動いているのを観察するところから、
徐々に腕を横に開いていき、腕をしっかりと内開き、外開きに
動かして、肩甲骨が動いている事を認識します。

もっとしっかりと腕の内開き、外開きをするために、
腹横筋を意識することで腕が動きやすくなることを覚えます。
更に内転筋から骨盤底筋群を意識に入れていき、
もっと腕と肩甲骨の動きが良くなることを頭に入れます。
肩甲骨が動くという事は、胸の筋肉も動いている事と同義ですから、
胸にも意識を移します。


posted by キミコ at 22:57| Comment(2) | TrackBack(0) | レッスン風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月20日

お久し振りです

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ついに3ヶ月ほどの放置をしてしまいました。
月日の経つのは早いものですね。
しかし自分でも、こんなに放置するとは思いも寄りませんでした。

相変わらずの毎日が続いていて、私は相変わらず前進しています。
最近の様子は、とにかく体が変わったこと、そしてその方向が
間違っていなかった証拠に、自分の声に鋭さが出てきた事が上げられます。
肩甲骨周りの柔軟性が出てきて、骨盤との連動性も良くなってきて
そのために声帯をピッタリ閉じることが可能になったからでしょう。

私のこの年でもそれを確認できたのですから、ここを読んで
くださっている皆様は、一層希望を持ってよろしいのですよ。
歌は口だけで歌うのではないという事が実証されたと思っています。

それと音域がまた広がりましたよ。
それは顔の筋肉の使い方を変えたから可能になったようです。
特に高音域には必須事項でしたね。
以前から本で読んで知識として頭には入っていましたが、
読み方が悪かったのか、書き方が悪かったのか。
あまりよくわかりませんでしたが、生徒さん達も全員音域を
広げることが出来たので、この言い方が合っていたと思われます。




posted by キミコ at 23:09| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月31日

おめでとう!

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今日はシャンソンをずっと続けている生徒さんのレッスン日でした。

部屋に入るなり
「先生!この前のコンクールに入賞しました!」
と言われるのです。

この前のというのは、神戸市主催の
「60歳からのレビュー『あなたにシャンソンを』」というコンクールです。
上位7名に入ることができたそうです。

以前にも入賞されていましたが、ちょっと久し振りです。→ここ

私のレッスンに来られる前から応募されて、出続けて9年目になるのだそうです。
実に練習熱心だし、良いと思った練習方法は欠かさず続けてらっしゃって、
『継続は力なり』という言葉が真実だという事を、身を持って証明されています。

声の質が実に素晴らしいのです。あの年であの艶やかさは羨ましい限りです。
舞台度胸もあって、アピール力を発揮されるのは、私も見習わなくてはなりません。
そこに練習熱心でしょう? 入賞して当然なのですね。

入賞できない年の原因は、歌詞を忘れることです。 汗
それとちゃんと伴奏を聞いていないので、乗り遅れることですね。
最近はかなり改善されましたが、それがいつも私を悩ませていました。

私はボイストレーナーとして接しているので、別にこの方に
歌のレッスンをしているという自覚はあまりないのです。
というのも、私の提案は余り受け入れてもらえませんから。
結局この方は好きに歌いたいのですよね。汗

発声としておかしい所や、フレージングや強弱がイマイチ
という時には出動しますが、
大抵「ここはこんな風に歌いたいのですが、おかしいでしょうか?」
と聞かれるのでそれに答えていることで終わります。笑
そのくせ「先生の味付けで次回もお願い致します」
なのだそうです。苦笑

今回は相当余裕があったそうで、
「今まででこんなに上手く歌えたと思ったことはないですよ。
それに強弱のメリハリをつけたことと、会場の誰かに向かって歌え
ということで、審査員の顔を見ながら歌いました。
審査員が手元の用紙に色々書き込んでいるので、結果は悪くないだろう
と思えるくらいゆとりがありましたよ。」

いや、それはすごい度胸でしょう。

資格として「レコーディングしているプロは除く」ということで、
レコーディングしていないプロも混じっていたそうで、それを抑えての入賞は
やはり大した物と言えるでしょう。

今日はもう来年の曲を持参されていました。
何しろ10周年ということで準備を怠りなくということのようです。

どうぞこれからも頑張ってください!

まずはおめでとうございました。
posted by キミコ at 22:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月28日

背筋力について考察

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この生徒さんは、既にかなり出来上がっていて、声量、音域の広さ、表現力、
どれをとっても遜色のない状態の人です。

この生徒さんにこんな筋トレをして頂きました。

うつぶせに床に寝て、つま先を閉じてお尻を締めて、手はあごの下に揃えます。
その状態で手からあごを離すというものでした。
典型的な背筋の筋トレですね。

この生徒さんは立位ではしっかり胸が上がるのに拘わらず、
なぜかこの恰好では上半身が引きあがりません。
他にももう一人同じ状態の生徒さんが居ます。

この生徒さんを前にして考え込んでしまいました。
どうして出来ないんだろう・・・

よく思い出してみると、二人とも肩こりがひどいのです。
それがヒントになりました。

つまり菱形筋が不全。
この筋肉は肩甲骨の間を繋ぐ筋肉でしたよね。
十分に機能しないから、肩甲骨を引き寄せられなくて胸が上がらない。
胸が上がらないから上半身が引きあがらない・・・

そこでこう言ってみました。
まず肩甲骨を寄せて、曲げているひじを手前に引き寄せつつ、
腋近くの筋肉を寄せながら胸を引き上げるようにと。

これでちゃんとできるようになりましたよ。

背筋というと、脊柱起立筋だけを引き上げる事と思いますが、
実はそれ単独でなく、周りの筋肉との連結が取れていない。

立位では出来ても、体位を変えるとわからなくなる時がありますよね。
自分の体内地図のようなものは、色々な体位で経験して
初めてわかるのかなと思ったことでした。


ところで
何故背筋が必要かって?
胸の位置が上がらないと横隔膜が下がりません。
横隔膜が下がらないと肺が広がりません。

その胸の位置を上げるには背筋力が必要だということです。

歌うには腹筋だけを意識しがちですが、お腹の裏は背中です。
両方のバランスが取れないと骨盤の位置が安定しません。
どちらも鍛えておくのが大事なことなのです。
posted by キミコ at 12:31| Comment(5) | TrackBack(0) | 身体・筋肉 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月29日

コップの工夫は使えていますか?

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再びの閉口母音の話を続けます。

全く偶然から思いついた工夫ですが、意外と使える技だと思いました。
自画自賛かも知れませんけれど。笑
但し、水を飲む時は意外と唇は堅くしないと飲めません。
唇に力をいれずに発音しないと堅い「U」にしかなりませんので、
あくまで唇を突き出す方向が水を飲む時の向きだということで、
その辺は気を付けてくださいね。

最近声楽を始めた生徒さんですが、さすがに高音が続くと
スタミナ切れを起こします。
声楽での高音は胸の高さが決め手ですからね。
身体を引き上げられないと、とてもじゃないですが高音の連続は
耐えられませんし、聞いていられません。

このコップの技をレッスンの最後にヒントとして出しました。
いや、私がわざとそうしたのではなくって、ひょっとしたら
使えるかなと思いついて最後に提案したのですが。

なぜかというと、奥歯の高さとコップに口をつけたときの目の表情が
高音部に活かせるのではないかと思ったのです。
早速ピアノの上に置いてある、生徒さんの為に出しているコップに
お茶を注いで実際に飲んでいただきました。

でもコップの工夫は「U」の発音のための技ですから、水を飲む程度の
表情では当然役には立ちません。
奥歯の位置が普段とは相当違うことを頭に入れてくださいね。
軟口蓋を上げる事が歌う時には不可欠だと、何度もこのブログで
述べていますが、それを実行するためにこの表情が必要なのです。
何故なのかは、是非読んでくださっている皆様が各自に確かめてください。
もちろん実行するためには胸を引き上げられることが条件ですが。

posted by キミコ at 21:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 発声 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする